TBS『落語研究会』の演目聴き比べ

TBS系列で毎月第三日曜日 午前4時から放送されている『落語研究会』の演目の聴き比べです。

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このページでは、2005年から2009年までに放送された演目を並べています。

演 目
概  要
聴き比べ
2009年12月19日
掛取万歳
今日は大晦日。年が明けますと十五日くらいまでは掛取りもできない風潮でしたので、商売人は皆この日に払ってもらおうために町を駆けずり回っています。 さて長屋に住む男。家賃や日々の食べ物の払いもできない。 三遊亭圓生・桂米朝・春風亭柳枝
2009年11月14日
品川心中
品川遊郭の白木屋でずっと板頭(いたがしら)を張っていたお染。 トウが立って来まして小じわを白粉で隠し、この間まで鼻先であしらっていた子供にいい客がついて自分が二番三番に 三遊亭圓生・古今亭志ん朝・立川談志・金原亭馬生・春風亭柳朝
2009年10月17日
親子茶屋
ある商家。 旦那に言いつけられ、丁稚が若旦那を呼びにいきます。 よく飽きもせず説教ばかりと、小言を軽く聞き流し、馴染みの芸者ののろけを言い出す始末。 旦那はカンカンですが番頭に仲裁され 桂米團治(四代目・五代目)・桂米朝他
2009年9月19日
厩火事
髪結いの女房が大家さんのところへ駆け込み、亭主には愛想がつきた、大家さんには仲人をしてもらって申し訳ないけれど別れたいと言い出します。 大家が亭主の悪口を言い「じゃ別れちまえ」と言うと女房は、 古今亭志ん朝、古今亭志ん生・桂文楽他
2009年8月8日
もう半分
江戸時代、千住大橋近くに夫婦で営む小さな居酒屋がありました。 一緒になって七年になるがまだ子供はありません。 主人は真面目で朝から肴を作り、昼も飯を出しまして 古今亭志ん朝・五街道雲助・古今亭今輔・古今亭志ん生他
2009年7月18日
三枚起請
下駄屋の喜六が仏壇屋の源兵衛のところにやってきます。 源兵衛は、今までお前の母親が来ていて夜泊まり日泊まりして帰ってこない、 博打でもしているのではないかと心配していたと話します。 桂米朝・古今亭志ん朝・古今亭志ん生他
2009年6月20日
松竹梅
松竹梅 長屋に住む松五郎、梅吉、竹蔵。 名前がおめでたいというので、出入り先のお店のお嬢さまの婚礼に招かれます。 この三人、婚礼に出席するのは初めてで、どんな振る舞いをしたらよいかとご隠居に相談に行きます。 柳家喬太郎・立川志らく・三遊亭圓遊・柳家一琴・林家木久扇
2009年6月20日
鮑熨斗
仕事に行ったが途中で身体の調子が悪くなって帰って来た男。 考えたら腹が減ってるんだ。飯を食わせろと女房のお光に言いますが、飯も米も金もないと言う。 古今亭志ん生・桂春団治・三遊亭圓楽・桂文枝・立川志らく・三遊亭百生
2009年5月16日
城木屋
江戸一番の美人と言われる城木屋のお駒。非の打ち所のない美人。このお駒に思いを寄せる一番番頭の丈八は非の打ちどころのない醜男。 丈八はなんとかお駒の気を引こうとしますが、お駒は受け付けない。 ある時、丈八が恋文を書いてお駒の袂に入れますが 桂歌丸・三遊亭圓生
2009年4月18日
井戸の茶碗
屑屋を営む「正直清兵衛」が、立ち寄った誓願寺棚の裏長屋で、身なりは粗末だが美しい娘に声をかけられて屑を引き取りに入ったのが、千代田卜斎という浪人の家。 屑だけではいくらにもならず、頼まれて仏像を引き取ります。 柳家さん喬・古今亭志ん生・古今亭志ん朝・立川志の輔
2009年3月21日
蒟蒻問答
「法界に魚あり。尾も無く頭も無く、中の支骨を絶つ」こはいかに 小さん・談志・小三治・桂雀松・春風亭柳橋・笑福亭鶴笑・三遊亭圓生・古今亭志ん朝・林家正蔵・五街道雲助・滝川鯉昇
2009年2月21日
二番煎じ
火事と喧嘩は江戸の華。特に冬には火事が多くなることから商家の旦那衆が夜に番屋に集まって夜回りを始めようとしています。 普段は共同で番太郎という夜回りをしてくれる人を雇うのですが、 古今亭志ん朝・立川談志・桂南光・三笑亭可楽
2009年1月17日
藪入り
奉公に出した息子が三年ぶりに初めて藪入の休みをもらい、父母はあれも買ってやれ、これも食わせてやれと用意をして帰りを待ちわびています。 三遊亭金馬・柳家小三治・古今亭今輔・三遊亭好楽・三遊亭圓楽
2008年12月20日
宿屋の仇討
上方噺独特の「旅ネタ」で、これができればトリが務まると言われる真打噺です。 東京では古くから「庚申待ち(こうしんまち)」という題で演じられてきました。 桂米朝・立川志の輔・古今亭志ん生他
2008年11月15日
真田小僧
小遣いをもらおうと、お父つぁんの肩を叩こうか、腰をさすってやろうか、お茶を入れてやろうかとまとわりつく息子。 うるさいから外へ遊びに行けと言われて 古今亭志ん朝・三遊亭圓生・古今亭志ん生他
2008年10月18日
大工調べ
大工の棟梁が弟子の与太郎になぜ仕事に出てこないのだと聞きますと、長屋の家賃を溜めすぎて大家に道具箱を取られ、溜めた一両と八百文の家賃を払うまで返さないと言われたのだと言います。 これを聞いた棟梁は 古今亭志ん朝・柳家小さん・古今亭志ん生・立川談志他
2008年9月20日
たばこの火
住吉神社の鳥居前。通りかかった上品なお年寄りに二人の駕籠舁きが声をかけます。 「南から来たので北のほうへ」と言うので担いで走り出しますが、 桂文枝・立川談志・林家正蔵
2008年8月16日
黄金餅
下谷山崎町に住む願人坊主 西念は金に執着して相当小金を溜め込んでいるとの噂。最近体が悪く寝込んでいますが金がもったいないと医者にもかからず、 立川談志・古今亭志ん生・古今亭志ん朝
2008年7月19日
お菊の皿
町内の若い衆が集まり、播州皿屋敷にお菊の幽霊が出てこれが大層別嬪だというので、みんなで一目見に行こうということになります。 井戸端で恨めしそうに一枚、二枚・・と皿を数え 桂枝雀・立川談志・桂米朝・三遊亭圓生・桂春団治他
2008年6月14日
火焔太鼓
商売下手の道具屋の甚兵衛さんが、汚い太鼓を仕入れ「またこんなモノ買ってきて」と女房に怒られています。 買ってきてしまったものは仕方がないと、丁稚の定吉に 古今亭志ん朝・志ん生・五街道雲助他
2008年5月17日
茶の湯
蔵前のある大店の旦那。息子に店を譲り、静かな根岸によい物件を見つけて小僧の定吉を連れて隠居をします。 周りには琴や生花などを嗜む風流人が揃っており、自分も何か風流なことを始めてみたいと 立川志の輔・三遊亭圓生・三遊亭金馬・柳家小三治・桂文明
2008年4月19日
水屋の富
玉川や神田上水で汲まれた水を差し担いにして、客に売り歩いている水屋。 毎日のことで休むこともできず、他の商売をしたいと富くじを買います。 この富くじが当たり、すぐなら手数料として二百両引かれて八百引かれる 古今亭志ん朝・古今亭志ん生・柳家さん喬
2008年3月15日
愛宕山
明治の初年頃の春先。 大阪ミナミの幇間 一八と茂八の二人。仲良く御茶屋をしくじりまして、つてを頼って京都祇園町で働いています。 室町あたりの旦那が野掛けでもしようと、芸者や舞妓、幇間を引き連れて 桂米朝・桂文楽・桂文枝・古今亭志ん朝・桂枝雀・桂吉朝・古今亭菊之丞
2008年2月16日
鼠穴
父親が亡くなり、兄と弟の竹次郎で田畑を分け、兄は江戸に出て大きな店を持ちますが、竹次郎は酒、女、博打にも手を出して一文無しで自分を雇ってくれと兄を訪ねます。 立川志の輔・立川談志・三遊亭圓生・桂福團治・三遊亭圓楽
2008年1月19日
御慶
富くじに狂っている八五郎。同時は一分が千両になるというものですから夢中になるのも無理はありません。 商売もそっちのけで女房もの意見もどこ吹く風、今度は当たる、次は間違いないと留まるところを知りません。 柳屋小さん・古今亭志ん生・古今亭志ん朝
2007年12月15日
七段目
毎日毎日芝居小屋に通い続けの若旦那、生活すべて歌舞伎に染まって何をやっても芝居がかり。今日も朝から家を飛びしたきり。 ようやく帰ってきた若旦那に旦那が「帰りが遅い」 と怒りますと 桂吉朝・三遊亭圓歌・桂吉弥・柳亭市馬・桂文珍
2007年12月15日
ぞろぞろ
とある神社。門前の茶店の娘が「参詣人が少なくわらじ一足売れません。どうぞよろしくお願いします」とお祈りをしています。 店に帰ると父親が「ご利益なんぞないんだから」と言いますが、娘は 立川談志・古今亭志ん朝・三遊亭圓窓
2007年11月17日
小言幸兵衛
長屋の家主 幸兵衛。女房をはじめ長屋を回ってはのべつ小言が絶えないので人呼んで小言幸兵衛。 この幸兵衛のもとに、部屋を借りたいという豆腐屋が入ってまいります。 いきなり家賃はいくらだと聞いた豆腐屋に、物を聞くには順序があると 三遊亭圓生・古今亭志ん生・古今亭志ん朝・桂歌丸・立川談志他
2007年10月20日
強情灸
友人が通りかかったのを呼び止めた男、どこへ行ってきたと聞きますと、熱いと評判の灸を据えに行ってきたと言います。 熱いったってたかが灸だろうと言いますと、 柳家小さん・古今亭志ん生・古今亭志ん朝
2007年10月20日
雛鍔
植木屋があるお屋敷で仕事をしていますと、家の七・八歳の若様が庭に出てきます。 泉水のところで四文銭を拾い、お付きの年寄りに 「じい、これはなんじゃ」と聞きます。 古今亭志ん朝・立川志の輔・三遊亭金馬・春風亭一之輔・柳亭市馬・桂小南
2007年9月15日
お札はがし
浪人の萩原新三郎に恋したあげく焦れ死にをした旗本飯島平左衛門の娘お露。 自分のために死んだと聞いた新三郎は、仏壇に向かって毎日回向をしていますが、 盆の近づく八月十三日 三遊亭圓生・桂歌丸
2007年8月18日
鰻の幇間
夏の暑い日、野幇間の一八が町の中で金のありそうな客がいないかと探しております。 そこへ浴衣掛けで肩に手拭いをぶらさげた見覚えのある旦那がやって来ます。 桂文楽・古今亭志ん生・古今亭志ん朝・三笑亭可楽・桂文楽(九代目)
2007年7月21日
船徳
遊びが過ぎて勘当になった若旦那 徳三郎。船宿の二階で居候をしていましたが、居心地が悪く、船頭になると言い出します。 念願叶って船頭になった徳三郎、四万六千日様で浅草寺詣りのお客を乗せます。 桂文楽・柳屋小さん・古今亭志ん朝・柳家小三治・金原亭馬生
2007年6月16日
千両みかん
呉服屋の若旦那。急に患いつき十日あまりも食べるものも食べずに寝込んでしまいます。 医者は「これは心の病、気の病で心に思っていることがなくなれば、良くなるだろう」と 桂米朝・柳屋小三治・桂枝雀・古今亭志ん生・古今亭志ん朝・立川志の輔・五街道雲助・金原亭馬生
2007年5月19日
ねずみ
仙台の宿、江戸から来た男は、子供に呼び止められ仙台一小さな宿屋「ねずみ屋」というところに泊まることになります。腰の立たない父親から事情を聴いた男は・・。 立川志の輔・柳家さん喬・桂歌丸
2007年4月21日
紙屑屋
遊びが過ぎて勘当になった若旦那。出入りの棟梁のところへ居候しています。 毎日ごろごろと何もしないのに女房は業を煮やして、働きに行かせるようにと亭主にかみつき、若旦那に紙屑屋の仕事を紹介します。 紙屑屋に行った若旦那、早速紙の仕分けをすることになり、 三遊亭好楽・桂文枝・林家正雀他
2007年4月21日
権助提灯
ある商家の旦那、妾を囲うことになったと妻に言いますと妻は快く承知します。 ある夜、妻が「うちは大勢いますから心配ないが、今日は風が強いから向こうへ行ってお泊りになってはいかがですかと 立川談志・三遊亭圓遊・古今亭文菊
2007年3月17日
花見の仇討ち
仲の良い四人組が花見に行く話をしています。 ただ花見だけしてもしょうがないので江戸中の話題になるような趣向を考えよう、巡礼兄弟の仇討ちってのはどうだ。 柳家小三治・桂南光・三遊亭圓楽・三遊亭金馬・立川談志
2007年2月17日
猿後家
ある大きな商家の後家、顔が猿に似ており、近所の人に「猿後家」などと言われるのを気にして、店の奥に閉じこもる毎日を送っています。 店では「サル」は禁句でうっかり言ってしまうと首になってしまいますのでこれだけは言わないようにと気をつけております。 立川志の輔・桂文枝・柳家小三治・古今亭菊六
2007年1月20日
味噌蔵
しわい屋という味噌問屋。店主はケチで有名なケチ兵衛さん。 四十を過ぎて嫁をもらわず一人で暮らしています。 親類が心配して嫁をもらえと言いますが、子供でもできれば金がかかってしょうがない、ととりあいません 立川談志・三遊亭圓遊・三笑亭可楽・桂三木助・柳家小三治・柳亭市馬
2006年12月16日
芝浜
天秤をかついで魚を行商している熊五郎。 魚を見分ける目も効き、包丁も一流だが、無類の酒好き。 ここ三月ほど酒ばかり飲んで行商に出ていきません。 ある日、業を煮やした女房に 古今亭志ん朝・古今亭志ん生・金原亭馬生・柳家さん喬・五街道雲助・柳家小三治・立川談志・三笑亭可楽・三遊亭圓楽・桂三木助・桂雀三郎
2006年11月18日
三軒長屋
昔ながらの三軒長屋の右手に鳶の政五郎、左手に「一刀流指南」という看板を出している剣術の先生、この二軒に挟まれた真ん中にお妾さんが女中と一緒に住んでいます。 立川談志・古今亭志ん朝・三遊亭圓生・古今亭志ん生・三遊亭金馬・立川志の輔・柳家小さん・柳家小三治
2006年10月21日
甲府い
豆腐屋の店先で卯の花を盗み食いした男を、店の若い者が殴っています。 出てきた主人が店の者を諌め、男に事情を聞きますと、 古今亭志ん朝・柳家小三治・三笑亭可楽・春風亭小柳枝
2006年9月16日
お神酒徳利
江戸馬喰町の旅籠。徳川家から拝領した葵の御紋の入ったお神酒徳利は、年に一度、正月に時にしか出しません。 さて、大晦日のすす払いの当日、番頭が水を飲もうと台所に入ると、この大切なお神酒徳利が流しに置きっぱなしになっています。 三遊亭圓生・柳屋小さん・立川志の輔・桂文珍他
2006年8月19日
一分茶番
町内の商人達が集まって毎年恒例の茶番(素人芝居)をやることになりますが、もう幕が開こうかという頃になっても伊勢屋の若旦那が来ない。 番頭が困って主人に、飯炊きの権助は芝居心があるのでどうかと 三遊亭圓楽・金原亭馬の助・三遊亭小圓朝
2006年7月15日
そば清
毎日蕎麦屋にきて十枚の蕎麦をペロッと食べてしまう男に、近所の男が十五枚食べられるかどうか、一分で賭けをやらないかと声をかけます。 男は十五枚をぺろっと平らげ一分を受け取って返って行きます。 古今亭志ん朝・桂枝雀・桂文治・桂吉弥・古今亭志ん生・桂米朝
2006年6月17日
質屋庫
ある質屋。番頭を呼び出して「何か私に隠していることはないか」と聞きます。 風呂屋に行ったら「質屋」「蔵」「化け物」「幽霊」などというのが小耳に入ったと言う。 桂米朝・三遊亭圓生・桂吉朝・桂歌丸・桂枝雀・柳屋権太楼・桂南光
2006年5月20日
幾代餅
米屋の奉公人 清蔵がここ三日ほど寝込んでご飯も食べず床があがりません。 聞き出したところ、人形町の絵双紙屋の前に掛けられていた花魁の絵姿に一目惚れをして恋煩い。 古今亭志ん朝・古今亭志ん生・柳家さん喬・古今亭菊之丞・古今亭圓菊・金原亭馬生・柳家権太桜
2006年4月22日
意地くらべ
地主のところに男が五十円の金を貸してくれとやってきます。 訳を聞けば、近所のご隠居が無利息無証文催促無しで貸してくれて、無理の無い時にお返しなさいと言ってくれたが、 柳家小三治・桂ざこば・柳亭小燕枝
2006年3月18日
小烏丸
神田三河町の長屋に住む八五郎。父親は真面目に商売をしていましたが息子の八五郎はやくざな渡世。しかし改心して堅気になることを決意し、八百屋をやりたいと大家のところへ相談に来ます。 立川志の輔・三遊亭圓生・立川談志・桂南光
2006年2月18日
五貫裁き
名工の左甚五郎が江戸へ出てきまして、日本橋から今川橋へ。 金槌や鋸の音をききつけて中を覗いてみますと大工五六人が棟梁と話をしながら仕事をしています。 三遊亭圓生・桂三木助・柳家三之助
2006年1月21日
三井の大黒
名工の左甚五郎が江戸へ出てきまして、日本橋から今川橋へ。 金槌や鋸の音をききつけて中を覗いてみますと大工五六人が棟梁と話をしながら仕事をしています。 三遊亭圓生・桂三木助・柳家三之助
2005年12月17日
不動坊
長屋に住む利吉に大家さんが訪ねてきて、お前さんは手まめによく働き、貯めた金を低利で貸して助かっている者も多いと聞く。しかし人間金ができたらそれでいいというものでもない、女房をもらう気がないかと聞きます。 桂米朝・柳家小さん・春風亭一之輔・桂枝雀他
2005年11月19日
景清
失明した目貫師(彫金職人)の定次郎が近所の旦那、甚兵衛と話をしています。 医者にも見放され、神仏にすがろうと眼病に効くといわれる柳谷観音へ二十一の日の間お参りします。 桂米朝・桂文楽・桂枝雀他
2005年10月15日
火事息子
ある冬の夜、神田三河町の伊勢屋という大きな質屋の近所が火事になります。 風上なので飛び火の心配も無いだろうとは言いながら、人様のお品を預かる商売、蔵に目張りもしていないようなことでは店の信用に関わると 古今亭志ん朝・三遊亭圓生・古今亭志ん生・林家正蔵
2005年9月17日
ひとり酒盛
仕事出かけようとしていた留公、急用があると聞いて熊五郎の家にやってきます。 熊五郎は、昔世話をした男が長らく上方に行っていたがひさしぶりに来て酒を持ってきたので一緒にやらないかと誘います。 三遊亭圓生・桂米朝・柳家小さん・笑福亭松鶴・桂枝雀・古今亭右朝
2005年8月20日
唐茄子屋政談
商家の若旦那の徳三郎、吉原通いが過ぎて家にもなかなか帰ってこない。 道楽をやめなければ勘当だと言い渡されますが、 勘当結構と家を飛び出します。 古今亭志ん朝・古今亭志ん生・三遊亭圓生・柳屋さん喬他
2005年7月16日
藁人形
千住の遊郭、小塚原の仕置き場にできた遊郭ということから通称「コツ」。ここで一番人気の花魁 お熊が願人坊主の西念を呼び、父親の命日だから供養してくれと部屋に上げます。 お前は死んだ父親に似ていると、食事を用意し酒を飲ませて話をしているうちに 古今亭今輔・古今亭志ん生・桂歌丸・入船亭扇橋・林家正蔵
2005年6月18日
大山詣り
昔は山に登るというとすべて信心で、幾人か集まって登ってお詣りをして帰ってくるものでしたが、物見遊山を楽しむという要素もありました。 ある長屋の男連中が集まって 古今亭志ん朝・古今亭志ん生・三遊亭圓生・柳家小さん・柳家小三治
2005年5月21日
八五郎出世
大家が八五郎を呼び、大名・赤井御門守様の側室に上がったお前の妹のお鶴がお世継ぎを産んだ。ついては八五郎にも褒美をくださると言う。 立川志の輔・柳家さん喬・三遊亭圓生・古今亭志ん生・古今亭志ん朝・三遊亭金馬・三笑亭可楽
2005年4月16日
寝床
下手な義太夫に凝っている商家の旦那。今夜もみんなに聞いてもらおうと長屋の連中を呼び集めますが、店子たちはさまざに事情を作って誰も聞きに来ません。 店の者も仮病を使って誰ひとり出てきません。 桂枝雀・立川談志・志ん生・志ん朝他

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