怪談 牡丹灯籠~三遊亭圓生・柳家喬太郎・古今亭志ん生【動画】






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怪談牡丹燈籠 お露と新三郎 三遊亭圓生

浪人の萩原新三郎に恋したあげく焦れ死にをした旗本飯島平左衛門の娘お露。自分のために死んだと聞いた新三郎は、仏壇に向かって毎日回向をしています。盆の近づく八月十三日の夜、カランコロンと女下駄の音が近づいてきます。

新三郎は、お露が生きていたかと喜んで迎え入れます。それから毎日、お露は新三郎のもとを訪れてきます。

新三郎の家で下働きをしている伴蔵は、毎夜新三郎が誰かと話をしているのを不審に思って新三郎の部屋を覗きますと、新三郎は髑髏を抱いている。

伴蔵は、このままでは命がないと良石和尚から金無垢の海音如来と魔除けのお札をもらい、これを張ります。しかし、伴蔵のもとにお露が現れて、どうか御札をはがしてくださいと頼みます。伴蔵の妻 お峰は、では百両と引換えに御札をはがしましょうと約束し、新三郎に行水をさせている間に御札をはがし、仏像をすりかえます。

その夜、新三郎のもとに現れたお露、恋しさのあまり新三郎をあの世へ招きます。

怪談牡丹燈籠 御札はがし 三遊亭圓生

怪談牡丹燈籠 栗橋宿/お峰殺し/関口屋強請~三遊亭圓生

https://www.youtube.com/watch?v=QOWBHoqrCJQ&t=2s

萩原新三郎の葬儀を済ませたのち、伴蔵と妻のお峰は悪事がばれるのを恐れて、伴蔵の故郷・栗橋に引っ越します。

伴蔵は幽霊にもらった百両を元手に荒物屋「関口屋」を開いて繁盛します。料理屋の酌婦とよい仲になりますが、この酌婦は飯島平左衞門の妾だったお国。お国との仲を悟った妻のお峰は伴蔵を責めますが、逆上した伴蔵に殺されていまいます。

覚書

江戸の三大怪談のひとつ。「カランコロン」という下駄の音とともに、縮緬細工の牡丹芍薬の絵柄の入った灯篭を持ち、通ってくるお露の幽霊。このシーンだけで牡丹燈籠という話を憶えている方も多くいらっしゃると思います。

三遊亭圓朝が明(中国)の小説集『剪灯新話』からヒントを得て創作した人間の業(ごう)の深さを表した大長編のドラマです。

新三郎に恋焦がれ、恋がれ死にをするお露。その後を追うように亡くなり、死後もお露の世話をする乳母のお米。百両という金に目がくらんで新三郎を守る仏像と御札をはがしてしまう伴蔵夫婦。そしてその金で店を開き、お露の父平左衞門の妾と知らず深い仲になってそれがもとで女房を殺し、それを隠すために殺人を繰り返していきます。

現在、音源として残っているのはこの「お露と新三郎」「御札はがし」「栗橋宿」「お峰殺し」というところですが、当時は全22編、上下に分けて語られるものもあり、夏の間ずっと語られた続き噺でした。

ウィキペディアに全体のあらすじが掲載されていましたので、参考のため引用しておきます。

1.飯島平太郎(のちの平左衞門)、刀屋の店先で酒乱の黒川孝藏に絡まれ、刀の試し切りをしてみたいとの欲に負けて斬り殺す。(「発端/刀屋」)

2.医者の山本志丈の紹介で、飯島平左衞門の娘・お露と美男の浪人・萩原新三郎が出会い、互いにひと目惚れする。(「臥龍梅/お露新三郎」)

3.黒川孝藏の息子・孝助が、父の仇と知らず、飯島家の奉公人になる。平左衞門は気づいたが、黙って孝助に剣術を教える。

4.萩原新三郎、お露のことを想い、悶々とする。店子の伴蔵と釣りに出かけ、お露の香箱の蓋を拾う。

5.飯島平左衞門の妾・お国、平左衞門の留守中に隣家の息子・宮邊源次郎と密通。黒川孝助が見咎め、喧嘩になる。

6.死んだと聞いたお露が萩原新三郎の前に現れる。

7.相川新五兵衞が飯島平左衞門宅を訪れ、自分の娘・お徳と黒川孝助との養子縁組を持ちかける。

8.人相見の白翁堂勇斎が萩原新三郎宅を訪ね、死相が出ていると告げる。お露が幽霊であることがわかり、仏像とお札で幽霊封じをする。

9.宮邊源次郎とお国、邪魔な黒川孝助を消すため、一計を案じるが、失敗に終わる。

10.伴蔵と妻のお峰、百両で萩原新三郎の幽霊封じの仏像とお札を取り外してやる、と幽霊のお露に持ちかける。

11.飯島平左衞門の金百両が何者かに盗まれる。お国はこれを利用し、黒川孝助が疑われるように工作する。

12.伴蔵と妻のお峰、幽霊から百両を受け取り、萩原新三郎の身辺から仏像とお札を取り去る。(「お札はがし」)

13.飯島平左衞門の機転と計らいで黒川孝助の濡れ衣は晴れたが、孝助は平左衞門を間男の宮邊源次郎と間違えて刺してしまう。平左衞門は、自分が孝助の父の仇であることを告げ、孝助を相川家へ逃がす。(「孝助の槍」)

14.萩原新三郎死亡。

15.飯島平左衞門は深手を負いながらも、宮邊源次郎を殺しに行くが、反対に殺されてしまう。源次郎とお国は飯島家の金品を盗んで逃走する。黒川孝助はお徳と祝言をあげるが、亡き主人・平左衞門の仇を討つため源次郎とお国を追う。

16.萩原新三郎の葬儀を済ませたのち、伴蔵と妻のお峰は悪事がばれるのを恐れて、伴蔵の故郷・栗橋に引っ越す。

17.伴蔵は幽霊にもらった百両を元手に荒物屋「関口屋」を開き、成功し、料理屋の酌婦と懇ろになる。酌婦は、飯島平左衞門の元妾のお国だった。伴蔵は、お国との仲を咎めた妻のお峰を騙して殺す。(「栗橋宿/お峰殺し」)

18.死んだお峰が伴蔵の使用人たちに乗り移り、伴蔵の悪事をうわ言のように喋り出したので、医者を呼んだところ、その医者は山本志丈だった。事の次第を知った山本は伴蔵にお国の身の上を暴露する。お国の情夫宮邊源次郎が金をゆすりに来るが、逆に伴蔵に追い返される。伴蔵は栗橋を引き払い、山本と江戸に帰る。(「関口屋」)

19.仇が見つからず、孝助はいったん江戸へ戻り、主人が眠る新幡随院を参り、良石和尚に会う。婿入り先の相川家に戻ると、お徳との間に息子・孝太郎が生まれていたことを知る。

20.伴蔵は悪事の発覚を恐れて山本志丈を殺すが、捕えられる。孝助は良石和尚の予言に従い、人相見の白翁堂勇齋を訪ね、そこで偶然、4歳のときに別れた母親おりえと再会する。すると、孝助が探していたお国が、母親の再婚相手の連れ子であり、源次郎とともに宇都宮に隠れていることを知る。

21.母おりえがお国と源次郎の隠れ場所に手引きしてくれるというので孝助は宇都宮に出向くが、おりえは、夫に義理立ててお国と源次郎に事の次第を話し、2人を逃す。

22.母おりえは孝助に事の次第を話し、自害する。孝助は二人を追い、本懐を遂げる。

Wikipedia

お露と新三郎~桂歌丸

牡丹灯籠~古今亭志ん生

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桂歌丸 牡丹灯籠
粟田宿 1/2

桂歌丸 牡丹灯籠
粟田宿 2/2

落語 牡丹灯籠 ディスコグラフィ

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