新作落語・創作落語

か~こ

香典返し~三遊亭円歌

香典返し~三遊亭円歌/三遊亭歌之助父親が遊びもせず買いたいものも買わずに築いた伊勢屋の身代。その父親が亡くなって後を継いだ息子。道楽者でしたが改心して身代を守っています。「孝行したいが供物だけで勘弁してください」と仏壇を拝んでいるところへ「...
や~ん

悋気の見本~三笑亭可楽

悋気の見本~三笑亭可楽落語 「悋気の見本」 三笑亭可楽ある会社の重役が容姿端麗な奥さんをもらったが、この奥さんは、全くヤキモチを焼かず一日家を空けても反応がない。
さ~そ

水道のゴム屋~三升家小勝

「水道のゴム屋あっさりと断られ」水道のゴム屋~三升家小勝落語 「水道のゴム屋」 三升家小勝 (六代目)水道のゴム管を売り歩く、十二、三歳の小僧。どこへ行ってもなかなか売れません。ある家に行くと威勢のよい男に「てめえ、俺に恥を掻かせるつもりだ...
か~こ

金魚の芸者~柳家小満ん

水中に牡丹くずるる金魚かな金魚の芸者~柳家小満ん落語 金魚の芸者 柳家小満ん本所で魚屋 魚勝を営む勝五郎。女房に「昨夜、妙な夢を見た。うちの水の金魚、"更紗の丸っ子"が」と話し始めます。この金魚は、ある日勝五郎が得意先へ魚を届けた帰りに道端...
た~と

電報違い~三遊亭円歌(二代・三代)

電報違い~三遊亭円歌(二代目)東京・日本橋石町(現・本石町)の植木屋 信太(シンタ)は、出入の生薬屋(きぐすりや)の旦那に誘われて伊勢詣りに同道します。帰途の名古屋で、列車へ飛び込み心中をしようとしている若い男女を見つけて、必死でなだめて宿...
な~の

日照権~春風亭柳昇【動画】

日照権~春風亭柳昇【動画】落語 「日照権」 春風亭柳昇高層マンション建設の計画が浮上して町内会が開かれています。町会長が「そうなれば日当たりの悪くなる家が出てくる、日照権が侵害されます」と説明して意見を尋ねますが「どうせ私は夜勤なので、昼が...
さ~そ

かんしゃく~桂文楽・柳家小三治・三遊亭金時【動画】

かんしゃく~桂文楽【動画】落語 かんしゃく 八代目桂文楽大富豪で、大層な癇癪持ちの旦那。運転手つきの車で帰宅しましたが誰も出迎えていない。玄関を入るなり「おいこら!誰もおらんのか」「箒が立てかけてあるぞ!」「下駄が散らばっているぞ!」「蜘蛛...
た~と

頓馬の使者~柳家小さん

山田洋次作 恋女房の死を伝えに行く熊さん頓馬の使者~柳家小さん江戸の頃。女房のお菊に首ったけの八五郎、友達に誘われて吉原に遊びに行きますがこれがお菊に知れて家を追い出されてしまいます。夫婦喧嘩は犬も食わないと長屋の連中も放っておきますが、こ...
や~ん

幽霊蕎麦~柳家権太楼

幽霊蕎麦~柳家権太楼落語 「幽霊蕎麦」 柳家権太楼腐ったはんぺん食べて死んだ夫が浪費癖のある妻のもとに出てきて「四十九日の法事もやってくれないので次に行けず返されてきた。供養してくれよ」と妻に訴えますが、妻は「香典で着物を買ったので金はない...
さ~そ

ステテコ誕生~林家正蔵

ステテコ誕生~林家正蔵『ステテコ踊り』で一世を風靡した明治中期の落語家 初代三遊亭圓遊。この『ステテコ踊り』の誕生にまつわる話や、当時の噺家たちの様子を語ります。手ぬぐいを畳んで後ろ鉢巻、着物の裾をグッとはしょってじんじんばしょり(帯の結び...
は~ほ

バス・ストップ~立川志の輔

バス・ストップ~立川志の輔落語 「バスストップ」 立川志の輔仲人を引き受けた夫婦がその披露宴に遅刻しそう、喧嘩しながらバスを待ちますが、さてその顛末は?愛情あふれる視点から描き出される夫婦のやりとりがほのぼのな新作です。覚書バス停で待つ仲人...
な~の

人情八百屋~立川談志・立川談慶・立川平林【動画】

人情八百屋~立川談志【動画】日本橋茅場町で棒手振り八百屋を営む平助。7日ほど前に霊岸島の裏長屋で、茄子を五つだけ分けて欲しいというおかみさんに茄子を渡すと、子供が出てきてその茄子を生のままかじりだしたと言う。
や~ん

夢たまご~桂枝雀

夢たまご~桂枝雀夏の夕方。小腹の空いた男が、何か虫養いがほしいと思っていたところへ「たまご~、たまご~、夢たまご~。たまごは要らんかなぁ~?」と卵売りの声。ちょうどよいと呼び止めますと、売っているのは"ゆで卵"ではなく"夢たまご"。このたま...
た~と

髑髏柳~林家正蔵【動画】

髑髏に声をかけられて髑髏柳~林家正蔵【動画】戊辰戦争(明治元年~明治2年(1868年~1869年))の上野戦争で共に闘った元旗本の川村と鳥山。明治7年、戦争後はじめて広小路で再会します。お互いに近況を話し、翌日ゆっくり話そうと料理屋"雁鍋"...
か~こ

カラオケ病院~春風亭柳昇【動画】

カラオケ病院~春風亭柳昇【動画】【落語】  春風亭柳昇 カラオケ病院 とある総合病院で、患者が減ってどうしようかと経営会議が開かれます。しかし、急なことで4人ほど欠席だという。内科の内藤先生は、成田不動で持病の腰痛の祈願。外科の外山先生は料...
か~こ

雉子政談(小泉八雲・雉子のはなし)~柳家喬太郎

雉子政談~柳家喬太郎里山に住む夫婦。亭主は畑仕事、女房は機(はた)を織っておだやかに暮らしています。ある晩、女房の夢の中に「おい、お光ッ」と三年前に亡くなった亭主の父親が現れ「私は近々、恐ろしい目に遭う。その時助けてくれ。頼んだよ、お光」と...
か~こ

笠と赤い風車~林家正蔵

平岩弓枝作 子を思ふ道にまどひぬるかな笠と赤い風車~林家正蔵落語  「笠と赤い風車」  林家正蔵豆腐屋の嘉吉浅草馬道で豆腐屋を営む嘉吉(かきち)。男の子が産まれましたが女房の産後の肥立ちが悪く、三日目に亡くなってしまいます。女房の妹 おせん...
あ~お

青空おばあさん・おばあさん三代姿・おばあさんの縁談・峠の婆さん~古今亭今輔

青空おばあさん~古今亭今輔落語 「青空おばあさん」 古今亭今輔新婚の秋男と春子。春子の実家の両親が秋男に「ぜひ遊びにいらっしゃい」と誘い、秋男もその気だが春子がいい顔をしない。「秋夫さんに会わせたくない人がいるんです」と言うので、聞いてみる...
な~の

年枝の怪談~林家正蔵

按摩を殺してしまった春風亭年枝年枝の怪談~林家正蔵明治の頃、噺家の二代目 春風亭柳枝が一座が横浜で巡業をしていたある晩。弟子の春風亭年枝が宿屋で按摩を呼びましたが、按摩が天邪鬼で何でも逆らってくる。年枝が柔道は免許皆伝だと言うと按摩もそうだ...
さ~そ

秋刀魚火事(さんま火事)~桂三木助

河岸だ~!河岸だ~!桂三木助 秋刀魚火事大家のところに長屋の連中が集まってきて「地主の吝い屋が癪にさわってしょうがない。一通り聞いてもらって知恵を借りたい」と言います。
か~こ

心のともしび~三遊亭圓生

無筆の町人が読み書きを字を覚えたい理由とは心のともしび~三遊亭圓生昔、大正の頃までは読み書きが全くできない人もおりました。長屋で傘張りをしている浪人のもとに、今日も羅宇屋の源六がが来て字を教えてくれとい言います。一向に覚えない町人に短気な浪...
ま~も

戻り井戸~桂枝雀

戻り井戸~桂枝雀ある男。気がつくと井戸の中。何が起こったのかわからず助けを呼ぶと、通りかかった農夫二人が助けてくれ、農夫の家で気付け代わりにと酒を振舞ってくれます。
ま~も

メルシーひな祭り~立川志の輔

メルシーひな祭り~立川志の輔ある床屋。男が「今日は商店街がいやにざわざわしているな」と聞きますと、店主は、外務省の職員から商店会会長の自分に電話があり、フランス大使の奥さんと娘が"ひな人形"をテレビで見てぜひ娘に実物を見せたいと、今日ここに...
た~と

ディアファミリー~立川志の輔

ディアファミリー~立川志の輔落語「ディアファミリー」勤続30周年の日に帰宅するお父さんを待つ家族の元に宅急便が届けられます。中身は、狩猟を趣味とする社長から送られた、鹿の頭部の剥製。
ま~も

真二つ~柳家小さん

山田洋次作 名刀 魚切丸の値は指二本真二つ~柳家小さん落語 「真二つ」 柳家小さん神田錦町の道具屋 甚兵衛。嘘がつけずお世辞も言えないため、商売もうまくいかない。友達に勧められて、用心のために家にあった二十両を懐に入れて成田不動に願掛けに出...
な~の

猫屏風(小泉八雲・猫を描いた少年)~柳家喬太郎

猫屏風~柳家喬太郎ある寺に預けられている小僧。頭も良く機転もきき和尚もかわいがっていますが、絵を書くのが好きで、朝から晩までずっと猫の絵ばかりを描いている。和尚は「それでは修行にならない。仕置だ」と言って今日は一人、本堂で寝るようにと言いつ...
か~こ

小判一両~三遊亭圓生

親の形見の一両小判。恩が仇となり小判一両~三遊亭圓生笊(ざる)屋の安七には昔、女房子供がありましたが、この二人を亡くしたことからやけになり、博打で身をもちくずします。安七の父は「やけにならず堅気になって商売でもするように」と一両の小判を形見...
た~と

重陽(小泉八雲・守られた約束)~柳家喬太郎

重陽~柳家喬太郎戦国の頃、播磨の国に赤穴宗右衛門(あかなそうえもん)という武士がいました。宗右衛門は義弟、丈部左門(はせべさもん)に「自分の故郷の出雲の国で、自分が仕えていた殿が倒され、国も荒れていると聞いた。しばらく国に行き様子を見て来る...
た~と

忠臣蔵(創作落語)~桂三枝・春風亭柳昇

忠臣蔵の創作落語をまとめました。「花ぐもり」青春忠臣蔵三平編~桂三枝/忠臣蔵~春風亭柳昇/AKO47 新鋭赤穂義士伝/萱野三平考・義士大根~露の五郎
た~と

ついたて娘(小泉八雲・衝立の娘)~柳家喬太郎

ついたて娘~柳家喬太郎茶屋に遊びに来た若旦那。ひと遊びをしたあと、馴染みで将来の約束を交わした芸者と二人だけで話をしたいと人払いをします。若旦那は、何も描かれていない衝立を見て、もう少し色気のあるものを置けばよいのにと言いますと、芸者は「こ...