狸の化寺~桂米朝【動画】






お笑い・漫才芸人列伝お笑い・漫才芸人列伝
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。

Produced By 聴き比べ落語名作選


レトロアニメジャパンレトロアニメジャパンNEW!!
あの頃。夢中になって観たアニメやドラマ
昭和のアニメやドラマを映像で追体験!

Produced By 聴き比べ落語名作選



狸の化寺~桂米朝

江戸時代の土木を支えた黒鍬組。ある村の河の堤の修理に訪れます。火の玉の領五郎以下三十人ほどで来ましたが「まとまってお泊めするところがない。分宿してほしい」と庄屋が言いますが領五郎は「気の荒い連中ばかり、酒でも飲んで暴れる者が出ないとも限らずどこか寺でもあればそこにまとまって泊まりたい」と言います。

庄屋は「実は古寺があるが、住職もおらず荒れ果てて最近では化物も出る」と言いますと、領五郎笑って「それではこちらから望んで泊まらせて欲しい。火の玉の領五郎、化物の話を聞いて後へ寄ったという噂でも立てばこのあたりを歩くことができなくなる」

「男三十人、一度に食われることもないだろうし、化物が出ても退治とまではいかずとも正体を見極めることくらいはできるだろう」と言い、寺へ向かいます。

覚書

米朝が復活させたたいへんめずらしい噺です。黒鍬組(くろくわ)は黒鍬衆 畔鍬とも呼ばれ、江戸時代に全国各地へ赴いて土木の事業を行っていました。力自慢荒くれ男の集まりで、戦などにも参加して、幕末の彰義隊にも多数加わっていました。

題は怪談風ですが、古狸の化物と領五郎率いる黒鍬組との攻防が面白おかしく展開する”あほらしい”噺です。サゲは、天女の金箔が擦れている(剥げている)というのと、狸の天女の化けの皮が剥げかかっていること、狸の「”金”が擦れてる、金が擦れてる」と呟くのをかけたものですね。

落語 狸の化寺 ディスコグラフィ

ここではAmazonで販売されている表題の演目のおすすめCD・DVDを中心に紹介しています。上の見出しをタップするとAudible、MP3、PrimeVideoなども合わせて表示します。

桂米朝
CD

桂米朝
CD

桂米朝
CD-BOX

桂ざこば
CD

桂文我
CD

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください