タグ: 世話噺

人情噺は数日または数ヶ月にわたる続きモノで怪談なども含めたものですが、昨今では芝浜や子別れなど泣かせる落語が人情噺とされています。
ここでは続きものの長い落語を浄瑠璃や歌舞伎に習い、世話物、世話噺として分類しています。

穴釣り三次~古今亭志ん生

お梅 粂之助の悲恋 穴釣り三次(上・下)~古今亭志ん生 《上》 甲州屋 お梅と粂之助 上野の不忍池からの流れが滝となり忍川となって、西町から佐竹原に入り三味線の形をした三味線堀、その先が三筋町。 この三筋町の紙問屋 甲州屋は、主人は亡くなっ...

粟田口霑笛竹(あわだぐち しめすふえだけ)~林家彦六・古今亭志ん生

名刀 粟田口国綱を取り戻せ 粟田口霑笛竹(あわだぐち しめすふえだけ)~林家彦六 佐賀町河岸 正月の五日、深川万年町の刀屋岡本政七の番頭 重三郎が、芝の金森家から預かって研ぎ上げた刀を納めますと、重役の稲垣小左衛門が自ら出てきて褒められ、今...

鶉衣(うずらごろも)~三遊亭圓生

己の心に仕える 鶉衣~三遊亭圓生 鶉の流行 伊勢屋の娘の我儘 時代によってさまざまなものが流行りますが、江戸時代に鶉(ウズラ)が流行ったことがある。 伊勢屋の娘。伊勢屋が地主になっている長屋の浪人 曽根門太夫の飼っている鶉がどうしても欲しい...

梅若禮三郎~三遊亭圓生

通し二時間 義賊梅若礼三郎と貞女おかのの人情噺 梅若禮三郎~三遊亭圓生 能役者の梅若礼三郎。芸に行き詰まりを感じて、世の中を太く短く生きようと貧乏人を助ける義賊になります。 神田鍋町の長屋に住む小間物屋の利兵衛は三年前から腰が抜けて今では身...

江島屋騒動(江島屋怪談)~古今亭志ん生・桂歌丸・柳家蝠丸・一龍斎貞水

よくも娘を殺したな よくもお里を殺したな 江島屋騒動《上・下》~古今亭志ん生 《上》 深川佐賀町で医者を営む倉岡元庵が亡くなり、残された女房のお松と器量良しの十七歳の娘お里は家をたたんでお松の郷里に帰ります。 村の名主、源右衛門の一人息子源...

阿武松(おうのまつ)~三遊亭圓生・立川談志・入船亭扇辰

明日は おまんまの敵 武隈文右衛門 阿武松~三遊亭圓生 能登の鳳至(ふげし)郡鵜川村字七海の百姓仁兵衛の倅 長吉。歳は二十五。名主の紹介状を持って、京橋観世新道の武隈文右衛門という関取の所に入門しまて小車というしこ名をもらいます。 この小車、人間離れした大食いで、朝起きると赤ん坊の頭ほどのおにぎりを十七・八個食べ、これ

おさん茂兵衛~三遊亭圓生・桂米朝

雪と炭ほどに違う心に打たれ おさん茂兵衛~三遊亭圓生 女嫌いの茂兵衛 深川仲町の呉服屋 中島屋惣兵衛に、祭りに使う縮緬浴衣の注文が入ります。 縮緬の染めは京都が本場でしたがこれでは遠いというので、当時は桐生に出しており、今年二十六になる茂兵...

鬼あざみ~桂文團治

武蔵野にはじかるほどの鬼あざみ 鬼あざみ~桂文團治 再生できない方はこちら(veoh) 桂文紅の師匠、文團治の貴重な口演です。 清吉とおまさ 母親に金を一貫五百くれとねだる子供。芝居を観に行って寿司を買って食べたいと言う。 母親は、おまさと...

お藤松五郎~三遊亭圓生【動画】

頼み難きは心なりけり お藤松五郎~三遊亭圓生【動画】 水茶屋いろはのお藤 両国広小路の水茶屋いろはの看板娘 お藤。歳は十九で一枚絵(錦絵)に描かれるほどの美人で知られ、お藤見たさに客が詰めかけ大層繁昌しています。 お藤は横山町二丁目で道具屋...

怪談阿三の森(上下)~古今亭志ん生

怪談阿三の森~古今亭志ん生 深川牡丹町の近くの森。阿三(おさん)の森と言われていました。 蛤町に住む漁師 善兵衛の娘”おかの”は、本所の旗本・松岡半之進の家に奉公しています。 殿様のお手がついて妊娠、実家に帰されて女の子を出産し、阿三(おさ...

怪談乳房榎~桂歌丸・三遊亭圓生

重信の幽霊が絵を描き上げ 怪談乳房榎~桂歌丸 絵師 菱川重信 秋本越中守家中で二百十石を取っていた間与島伊惣次。 趣味の絵が評判になり、諸方から頼まれて絵を描いておりましたが、仲間からは侍ではない絵描きだと言われ、これが殿様の耳にも入って長...

鰍沢~三遊亭圓生・古今亭志ん生・林家正蔵【動画】

鰍沢~三遊亭圓生【動画】 江戸から身延山(山梨県南巨摩郡)へ父親の骨を納めに行った新助。 帰り道、鰍沢へ向けて身延山を出ますが大雪で道に迷ってしまいます。 こんなところで野宿をしたなら死んでしまう、どこかに人家はないかと南無妙法蓮華経を唱え...

髪結新三~三遊亭圓生

鰹は半分もらったよ 髪結新三(上下)~三遊亭圓生 《髪結新三 上》 みかんの交易で財をなした紀伊国屋文左衛門。二代目になって先代の残した百万両という財産を残らず使ってしまいます。 番頭の庄三郎は傾きかけた紀伊国屋に見切りをつけ、自分で商売を...

真景累ヶ淵~三遊亭圓生・林家正三・古今亭志ん朝【動画】

通し八時間 圓朝怪談の最高峰 真景累ヶ淵 三遊亭圓生 ※桂歌丸の真景累ヶ淵(お熊の懺悔含む)はこちらへ 殺された累(るい)という女の怨霊談を圓朝が落語としてまとめたもので、当時の流行言葉だった「神経」を「真景」と読み替えて「真景累ヶ淵」 皆...

真景累ヶ淵~桂歌丸

圓朝以来の「お熊の懺悔」を加えた通し7時間たっぷり 三遊亭圓生(林家正三・古今亭志ん朝)の真景累ヶ淵および各解説はこちらへ 真景累ヶ淵~桂歌丸 真景累ヶ淵 1/7「宗悦殺し」

心中時雨傘~古今亭志ん生

こぼれ松葉は枯れて落ちても夫婦連れ 心中時雨傘~古今亭志ん生 明日から開かれる根津権現の喧嘩祭りで「どっこい屋」という菓子当て物の屋台をしているお初。 歳は二十三、色白で口元が締まり小股の切れ上がったいい女で、婚礼話は数あれど、母親と二人暮らしで嫁に行くと母親が生活できなくなると、断りつづけている孝行娘。 慶応三年十月

遠山政談~三遊亭圓生

実話をもとにした非道な噺です 遠山政談~三遊亭圓生 再生できない方はこちら 女中が居付かない越前屋 石町二丁目で生薬を商う越前屋。奉公人を二十何人と使って、商売は盛大にやっていましたが、女中が居付きません。 短いものでは二、三日、長くて半月...

福禄寿~三遊亭圓生

圓生最後のネタ下ろし 福禄寿~三遊亭圓生 福徳屋万右衛門の福徳 深川万年町の福徳屋万右衛門。本名は福田と言いますがあの人は福徳が備わっている、福徳屋だとこれが店の名前となります。 子供が十八人、そのうち万右衛門の妾の子五人を養子として育てて...

札所の霊験~三遊亭圓生

女のために人を殺めて 札所の霊験~三遊亭圓生 水司又市(みずしまたいち) 越後高田榊原藩の水司又市は、十二歳の時に両親に死に別れ、お国詰で文武の修行を十分にして、二十八の時、江戸詰を仰せ付けられました。 お国では鬼組と申しまして、お役は下等...