TBS『落語研究会』の演目聴き比べ

TBS系列で毎月第三日曜日 午前4時から放送されている『落語研究会』の演目の聴き比べです。

このページでは、2015年から2019年までに放送された演目を並べています。

2010年から2014年に放送された演目についてはこちらへ
2005年から2009年からに放送された演目についてはこちらへ

演 目
概  要
聴き比べ
2019年6月16日
柳田格之進
両替商越前屋の当主、作左衛門とこの店の近くの裏長屋に娘と住む浪人の柳田格之進。 格之進と作左衛門とは碁仇で、毎日のように越前屋の離れで碁を囲んでいます。 立川志の輔・古今亭志ん生・古今亭志ん朝
2019年5月19日
居残り佐平次
貧乏長屋の連中を連れて品川遊郭に来た佐平次という男。 翌日、連れを帰しますが自分は居残りをします。 連日飲み食いをしながら、勘定を催促されると、連れが持ってくると言って取りあいません。 三遊亭圓生/古今亭志ん生/古今亭志ん朝/立川談志他
2019年4月21日
転宅
あるお妾。旦那は今日は泊まれないと次を約束して帰るのを五六間見送りして家に戻ります。 戸締まりをして座敷に入ると、男が座敷に上がりこんでお膳に残っていた料理を食べて酒を飲んでいる。 三遊亭金馬・柳家小三治・柳亭市馬・橘家文左衛門・桃月庵白酒
2019年3月17日
ラーメン屋
老夫婦二人のラーメン屋。最近ラーメンを食べる人も多くなってきて店は繁盛。 仲の良い夫婦ですが子宝に恵まれず寂しい思いをしています。 そろそろ店を閉めようかと話しているところへ若い男が入ってきます。 古今亭今輔
2019年2月17日
花筏
提灯屋の徳さんが相撲部屋の親方に呼ばれ、半月ほど体を貸してほしいと言われます。 実は大関の花筏が病気になった。播州高砂で興行の約束があるので大関の身代わりを頼みたいと言う。 桂米朝・三遊亭圓生・桂枝雀・金原亭馬生・林家染丸・柳亭市馬
2019年1月20日
御慶
富くじに狂っている八五郎。同時は一分が千両になるというものですから夢中になるのも無理はありません。 商売もそっちのけで女房もの意見もどこ吹く風、今度は当たる、次は間違いないと留まるところを知りません。 柳屋小さん・古今亭志ん生・古今亭志ん朝
2018年12月16日
粗忽長屋
八五郎と熊五郎は同じ長屋に住む粗忽者同士。 八五郎が浅草の観音様へお参りに行った帰り、広小路で人だかりがしているのでのぞいてみると、行き倒れで死んでいます。 顔を見せてもらうと、熊五郎によく似ている。 柳家小さん・立川談志・柳家小三治他
2018年12月16日
尻餅
大晦日。貧乏長屋住まいの八五郎夫婦。 女房が八五郎に、近所では皆 餅をついているのにうちではつかないのかと文句を言っています。 八五郎、金がないので餅なんかつけない、餅なんぞ食わなくても死にゃしない 春風亭一之輔・笑福亭松鶴・三笑亭可楽・桂小南・入船亭扇橋
2018年11月18日
たちぎれ線香
船場の大店。親戚一同が集まって、若旦那についてなにやら相談をしている様子。 若旦那は丁稚をつかまえて事情を聞き出します。 最近、新町(色町)に通いづめの若旦那に、番頭の発案で乞食をして貰い歩きをしてもらおうと相談が決まったという。 桂米朝・柳家さん喬・桂吉朝・桂文枝・春風亭柳好
2018年10月21日
中村仲蔵
役者の格は「稲荷町」(下立役・大部屋)から「中通」「相中」「名代」と上がります。 「稲荷町」にはセリフも役もありません、その他大勢です。 「中通」になるとやっとセリフをもらえますが、 三遊亭圓生・古今亭志ん朝・林家正蔵・古今亭志ん生・金原亭馬生
2018年9月16日
抜け雀
東海道小田原の宿、小松屋清兵衛という宿に泊まった三十前後の男、ひどい格好ですが、主人の清兵衛は宿を提供します。 朝昼晩に一升ずつ呑み、たまりかねた小松屋の女房にせかされて清兵衛は 桂米朝・古今亭志ん朝・立川志の輔他
2018年8月19日
なす娘
東海道は戸塚の宿から一里ほど離れた村の禅寺の住職。 本堂脇の畑で大好きな茄子を作っては食するのが何よりの楽しみ。 ある夏の夜。お尚が蚊帳に入って寝ようとすると、友禅の着物を着た十七、八の美しい娘が 入船亭扇
2018年8月19日
一眼国
江戸両国で見世物小屋を開いている香具師の親方。 諸国を歩く六十六部を家に上げ、諸国をめぐっているうちに何かめずらしいものを見たとか、見世物のネタになりそうな話を教えて欲しいと頼みます。 古今亭志ん生・林家正蔵・春風亭柳朝他
2018年7月22日
栗橋宿~怪談牡丹燈籠より
浪人の萩原新三郎に恋したあげく焦れ死にをした旗本飯島平左衛門の娘お露。 自分のために死んだと聞いた新三郎は、仏壇に向かって毎日回向をしていますが、 盆の近づく八月十三日 三遊亭圓生・桂歌丸
2018年6月17日
大山詣り
昔は山に登るというとすべて信心で、幾人か集まって登ってお詣りをして帰ってくるものでしたが、物見遊山を楽しむという要素もありました。 ある長屋の男連中が集まって 古今亭志ん朝・古今亭志ん生・三遊亭圓生・柳家小さん・柳家小三治
2018年5月20日
堀之内
粗忽者の熊五郎。なんとか自分の粗忽を治そうと、堀之内の御祖師様に毎日お参りに行くことにします。 翌朝、女房に起こされると堀之内へ行くことを忘れている、顔を洗おうとすれば箪笥を開けて水が無いと言う。 古今亭志ん朝・桂枝雀・立川談志・三遊亭小遊三・三遊亭圓遊
2018年5月20日
三方一両損
神田白壁町 左官の金太郎、柳原の土手で財布を拾います。 中には三両の金と書付、印形が入っています。 書付を確認すると大工町の吉五郎(熊五郎)のもの。 困っているだろうと早速家を訪ねます。 古今亭志ん朝・立川志の輔・立川談志・三笑亭可楽
2018年4月15日
無精床
無精床の異名をとる床屋。誰も寄り付かずいつもガラガラ。 誰も入らないかと思えば、知らない人が覗いて空いてるからすぐやってもらえるだうろと入って来る。 古今亭志ん生・三遊亭圓生・古今亭志ん朝・柳家小さん
2018年4月15日
犬の災難(猫の災難)
たまの休みで朝湯に行った熊五郎、帰ってきてお酒が飲みたくてたまらないが一文無し。隣のおかみさんの鶏を預かりますが。。。志ん生が猫は苦手だと猫を犬に変えました。 猫の災難~柳家小さん・古今亭志ん生・三笑亭可楽・柳家小三治
2018年3月18日
死神
金がなく生活もままならない男、いっそ死んでしまおうと大きな木を見つけて首をくくろうと思います。 しかし初めてだからどうやったらいいかわからないと独り言を言いますと、 三遊亭圓生・立川志の輔・立川談志・柳家小三治・柳家さん喬・三遊亭金馬
2018年2月18日
夢金
雪の夜。浅草の船宿の二階で、「百両欲し~い、百五十両でもいい~」と言う大きな寝言が聞こえてきます。 寝言でも金が欲しいと言うこの船頭熊蔵に、船宿の主人も閉口しています。 そこへ表の戸を叩く音。 古今亭志ん朝・立川談志・三遊亭圓生
2018年2月18日
羽織の遊び
町内の若い者が集まって、吉原に行きたいが金がない。 そこへ通りかかった伊勢屋の若旦那。 なよなよとしてキザで色男ぶっているイヤな男だと周りは言いますが、一人が声をかけます。 古今亭志ん朝・三遊亭圓生
2018年1月21日
雪とん
往来を歩いていると女が一目見たいと押しかけ、役人が金棒で女を払ってようやく道が歩けるほどのいい男の飯島佐七郎。 この人が行く所いつもお祭りのようになる。 三遊亭圓生・古今亭志ん生
2017年12月17日
睨み返し
「大晦日、箱提灯は恐くなし」で、この日だけは侍より弓張り提灯を持った掛取りの方が怖かった。 長屋の熊五郎、金策ができず女房に「どうすんだよ」と責め立てられていると 柳家小三治・柳屋小さん・三笑亭可楽
2017年11月19日
品川心中
品川遊郭の白木屋でずっと板頭(いたがしら)を張っていたお染。 トウが立って来まして小じわを白粉で隠しますが、この間まで鼻先であしらっていた子供にいい客がついて自分が二番三番に 三遊亭圓生・古今亭志ん朝・立川談志・金原亭馬生・春風亭柳朝
2017年10月15日
おかめ団子
江戸時代に飯倉片町に「おかめ団子」という団子屋がありまして、大層流行っています。 ここの一人娘のおかめというのが美人で、 古今亭志ん生・古今亭志ん朝
2017年9月17日
山崎屋
日本橋横山町の鼈甲問屋で、旦那が番頭と話をしています。 遊び人の若旦那、徳三郎に三百円の集金を頼んだところ、ここ三日ほど帰ってこない。お前が「若旦那にお任せしてはどうですか」なんて言うから任せてみれば 立川志の輔・三遊亭圓生・林家正蔵・立川談志・三遊亭金馬
2017年8月20日
唐茄子屋政談
商家の若旦那の徳三郎、吉原通いが過ぎて家にもなかなか帰ってこない。 道楽をやめなければ勘当だと言い渡されます 古今亭志ん朝・古今亭志ん生・三遊亭圓生・柳屋さん喬他
2017年7月9日
子は鎹
腕はいいが酒好き遊び好きの大工の熊五郎。女房は愛想をつかして、子供を連れて家を出てしまいます。3年後、改心した熊五郎が息子を見つけて声をかけます。 古今亭志ん朝・三遊亭圓生・古今亭志ん生・立川談志・笑福亭松鶴・三笑亭可楽
2017年6月18日
へっつい幽霊
ある道具屋。客がへっつい(かまど)を二分二朱で買っていきます。 その夜の八つ(午前二時)をまわった頃、道具屋の戸を叩く音がする。開けると昼間へっついを買った客が、 三遊亭圓生・笑福亭松鶴・古今亭志ん生・古今亭志ん朝・立川談志・立川志の輔・桂ざこば・柳屋小さん
2017年5月21日
髪結新三
みかんの交易で財をなした紀伊国屋文左衛門。二代目になって先代の残した百万両という財産を残らず使ってしまいます。 三遊亭圓生
2017年4月16日
菊江の佛壇
船場の糸丼屋の旦那が、若旦那に意見をしています。 「こなたはどうしてお花を見舞いに行てやらん」 お花は、若旦那が北の菊江という芸者に入れ込んでほとんど家に帰ってこないことを気に病み、体調もくずして実家へ 桂米朝・柳家さん喬・桂小南・金原亭馬生・五街道雲助
2017年3月19日
大工調べ
大工の棟梁が弟子の与太郎になぜ仕事に出てこないのだと聞きますと、長屋の家賃を溜めすぎて大家に道具箱を取られ、溜めた一両と八百文の家賃を払うまで返さないと言われたのだと言います。 古今亭志ん朝・柳家小さん・古今亭志ん生・立川談志他
2017年2月19日
三井の大黒
名工の左甚五郎が江戸へ出てきまして、日本橋から今川橋へ。 金槌や鋸の音をききつけて中を覗いてみますと大工五六人が棟梁と話をしながら仕事をしています。 三遊亭圓生・桂三木助・柳家三之助
2017年1月15日
時そば
江戸っ子は蕎麦っ食いを自慢にしていました。箸で少し挟んで三分の一ほどツユをつけて一気にすすり込む。 昔は夜鷹蕎麦という商いがあり、振り分け荷をかついで蕎麦を売り歩きます。 古今亭志ん朝・桂枝雀・立川志らく・柳家喬太郎・柳家小三治他
2016年12月18日
富久
酒にだらしなくいろんなお店や旦那をしくじって仕事がままならない幇間、久蔵。富くじ屋の知人に呼び止められ「松の百十番」という富くじを勧められて買います。 古今亭志ん朝・金原亭馬生・古今亭志ん生・桂文楽・立川談志
2016年11月20日
御神酒徳利
江戸馬喰町の旅籠。徳川家から拝領した葵の御紋の入ったお神酒徳利は、年に一度、正月に時にしか出しません。 さて、大晦日のすす払いの当日、番頭が水を飲もうと台所に入ると、この大切なお神酒徳利が流しに置きっぱなしになっています。 三遊亭圓生・柳屋小さん・立川志の輔・桂文珍他
2016年10月16日
雛鍔
植木屋があるお屋敷で仕事をしていますと、家の七・八歳の若様が庭に出てきます。 泉水のところで四文銭を拾い、お付きの年寄りに 「じい、これはなんじゃ」と聞きます。 古今亭志ん朝・立川志の輔・三遊亭金馬・春風亭一之輔・柳亭市馬・桂小南
2016年10月16日
二階ぞめき
あるお店(おたな)の若旦那、毎日吉原へ通っております。 番頭が見かねて意見をしますと、女ではなく吉原の雰囲気が好きなのだと言います。番頭は旦那と相談をして店の二階を吉原そっくりに改造します。 古今亭志ん生・立川談志・柳家花緑
2016年9月18日
怪談乳房榎
秋本越中守家中で二百十石を取っていた間与島伊惣次。 趣味の絵が評判になり、諸方から頼まれて絵を描いておりましたが、仲間からは侍ではない絵描きだと言われ 桂歌丸・三遊亭圓生
2016年8月14日
青菜
ある隠居の家で仕事をしている植木屋。隠居から「ご精が出ますな」と声をかけられ大阪の友人からもらった『柳蔭』という酒があるが一緒にどうかと誘われ、喜んでご相伴します。 柳家小さん・桂枝雀・春風亭一之輔・桂文珍・柳家小三治・春風亭柳橋・三笑亭可楽
2016年7月10日
植木のお化け
2016年6月19日
らくだ
大男でノラクラと暮らし、乱暴者で皆から嫌われて「らくだ」と呼ばれている男。 長屋に兄貴分の熊五郎が訪ねてきて、らくだがフグを食べて死んでいるのを見つけます。 桂米朝・笑福亭松鶴・桂ざこば・立川志の輔他
2016年5月15日
五貫裁き
神田三河町の長屋に住む八五郎。父親は真面目に商売をしていましたが息子の八五郎はやくざな渡世。しかし改心して堅気になることを決意し、八百屋をやりたいと大家のところへ相談に来ます。 立川志の輔・三遊亭圓生・立川談志・桂南光
2016年4月17日
宮戸川
将棋に凝っている半七、今日も夜遅くまで碁会所に入り浸りで家に帰りますが家に入れてもらえません。 一方、半七の幼馴染で向かいに住むお花も友達の家で歌加留多をしていて遅くなり、家に入れてもらえない。 柳家喬太郎・古今亭志ん朝・古今亭志ん生・立川談志・三遊亭円楽
2016年3月20日
徂徠豆腐
荻生徂徠(おぎゅうそらい)と豆腐屋七兵衛の心温まる物語です。 豆腐屋の上総屋七兵衛、芝増上寺門前の路地にある貧乏長屋の前を通りかかると 立川志の輔・入船亭扇辰・広沢春菊
2016年2月21日
初天神
新しい羽織を誂えて誰かに見せたい熊五郎。女房に、今日は初天神だから羽織を出せと言います。 女房は、息子の金坊を連れて行ってくれと頼みます。 柳家小三治・笑福亭仁鶴・柳家さん喬他
2016年1月17日
藪入り
奉公に出した息子が三年ぶりに初めて藪入の休みをもらい、父母はあれも買ってやれ、これも食わせてやれと用意をして帰りを待ちわびています。 三遊亭金馬・柳家小三治・古今亭今輔・三遊亭好楽・三遊亭圓楽
2015年12月20日
芝浜
天秤をかついで魚を行商している熊五郎。 魚を見分ける目も効き、包丁も一流だが、無類の酒好き。 ここ三月ほど酒ばかり飲んで行商に出ていきません。 古今亭志ん朝・古今亭志ん生・金原亭馬生・柳家さん喬・五街道雲助・柳家小三治・立川談志・三笑亭可楽・三遊亭圓楽・桂三木助・桂雀三郎
2015年11月15日
木乃伊取り
若旦那が三日も帰らない。心配して探し回りますと吉原の角海老で居続けていることがわかります。 主人は番頭に命じて迎えに行かせますが、番頭も帰ってきません。 三遊亭圓生・立川談志・柳家さん喬
2015年10月18日
品川心中
品川遊郭の白木屋でずっと板頭(いたがしら)を張っていたお染。 トウが立って来まして小じわを白粉で隠し、この間まで鼻先であしらっていた子供にいい客がついて自分が二番三番に 三遊亭圓生・古今亭志ん朝・立川談志・金原亭馬生・春風亭柳朝
2015年9月20日
たちきり
船場の大店。親戚一同が集まって、若旦那についてなにやら相談をしている様子。 若旦那は丁稚をつかまえて事情を聞き出します。 最近、新町(色町)に通いづめの若旦那に、番頭の発案で乞食をして貰い歩きをしてもらうことに決まったと聞かされます。 桂米朝・柳家さん喬・桂吉朝・桂文枝・春風亭柳好
2015年8月9日
佃祭
神田お玉ヶ池の小間物問屋の主人次郎兵衛。今日は楽しみにしていた佃島・住吉神社の大祭が開かれますので朝からうきうきと支度をしています。 悋気持ちの女房は「祭りが白粉をつけて待ってるんでしょう」と 古今亭志ん朝・三遊亭金馬・古今亭志ん生・春風亭柳朝
2015年7月19日
孫、帰る
夏休み。 小学生の孫 健一がおじいさんの家に遊びに行くと、おじいさんはなんと箪笥の上に乗っています。 「猫のタマがここに寝ていたから涼しいかと思って」 柳家喬太郎
2015年7月19日
めがね泥
頭のところへ連れて来られた新米の泥棒、この町内のことが詳しいと聞いたので呼んだと頭が言いますと、隣の町内に長く住んでいたので詳しいと答えます。 桂米朝・桂小南
2015年6月21日
宿屋の仇討
上方噺独特の「旅ネタ」で、これができればトリが務まると言われる真打噺です。 東京では古くから「庚申待ち(こうしんまち)」という題で演じられてきました。 桂米朝・立川志の輔・古今亭志ん生他
2015年5月10日
厄払い
麦を一升仕入れて「よばし麦」を作り、昨年の大晦日に売り歩いたらすぐに売れて儲かったので、その金でまた三升仕入れて次の日に売りに行ったらひとつも売れない。 桂米朝・柳家小三治・桂吉朝・柳亭市馬
2015年5月10日
京の茶漬
京都は昔から観光都市で今は派手で贅沢な土地ですが、物を生産するところでは無く、土地柄は始末なところがある。 大阪はケチだ渋ちんだと言っても商いの都で派手なところはうんと派手です。火鉢の火を人にすすめるのでも大阪は埋めてあった火を広げるが、京は「どうぞお当たりやす」と言って灰をかぶせる 桂米朝・桂春若
2015年4月19日
妾馬
大家が八五郎を呼び、大名・赤井御門守様の側室に上がったお前の妹のお鶴がお世継ぎを産んだ。ついては八五郎にも褒美をくださると言う。 立川志の輔・柳家さん喬・三遊亭圓生・古今亭志ん生・古今亭志ん朝・三遊亭金馬・三笑亭可楽
2015年3月21日
お若伊之助
日本橋石町で「栄屋」という大きな生薬屋がありました。 この一人娘、名をお若といい、歳は十八 今小町と言われる美人。 お若が流行りの一中節を習いたいと言うので 古今亭志ん朝・三遊亭圓生・桂歌丸・古今亭志ん朝
2015年2月22日
二番煎じ
火事と喧嘩は江戸の華。特に冬には火事が多くなることから商家の旦那衆が夜に番屋に集まって夜回りを始めようとしています。 普段は共同で番太郎という夜回りをしてくれる人を雇うのですが、 古今亭志ん朝・立川談志・桂南光・三笑亭可楽
2015年1月17日
鰍沢
江戸から身延山(山梨県南巨摩郡)へ父親の骨を納めに行った新助。 帰り道、鰍沢へ向けて身延山を出ますが大雪で道に迷ってしまいます。 こんなところで野宿をしたなら死んでしまう、どこかに人家はないかと 三遊亭圓生・古今亭志ん生・林家正蔵

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