禁演落語

戦時中の禁演落語を古今東西の名人で聴き比べ。
「五人回し」「品川心中」「三枚起請」「突き落とし」「ひねりや」「辰巳の辻占」「子別れ」「居残り佐平次」「木乃伊取り」「磯の鮑」「文違い」「茶汲み」「よかちょろ」「廓大学」「明烏」「搗屋無間」「坊主の遊び」「白銅の女郎買い」「あわもち」「二階ぞめき」「高尾」「錦の袈裟」「お見立て」「付き馬(早桶屋)」「山崎屋」「三人片輪」「とんちき」「三助の遊び」「万歳の遊び」「六尺棒」「首ったけ」「目ぐすり」「親子茶屋」「宮戸川」「悋気の独楽」「権助提灯」「一つ穴」「星野屋」「三人息子」「紙入れ」「つづら間男」「庖丁」「不動坊」「つるつる」「引越しの夢」「にせ金」「氏子中」「白木屋」「せんきの虫」「蛙茶番」「駒長」「おはらい」「後生うなぎ」

は~ほ

不動坊~桂米朝・春風亭一之輔・桂吉朝・柳家小三治他

遊芸稼ぎ人でおます 不動坊~桂米朝 長屋に住む利吉に大家さんが訪ねてきて、お前さんは手まめによく働き、貯めた金を低利で貸して助かっている者も多いと聞く。しかし人間金ができたらそれでいいというものでもない、女房をもらう気がないかと聞きます。 ...
か~こ

口入屋(引越しの夢)~桂米朝・桂枝雀・古今亭志ん朝・三遊亭圓生他【動画】

桂米朝~口入屋 船場で古手屋を扱う商家に、口入れ屋を通じて別嬪の女中が来ます。出迎えた番頭は女中に「給金は半期で六円しかないが、十銭、二十銭なりをお客に内入れ(手付金)をしてもらい、その分をワシがドガチャガしてあんたの懐へ入れる。六円が十円...
か~こ

五人廻し~林家正蔵・古今亭志ん生・三遊亭圓生・古今亭志ん朝・立川談志他【動画】

え~、喜瀬川さんへ 林家正蔵(彦六)~五人廻し【動画】 明治初めの吉原。売れっ子の花魁喜瀬川を待っていますが夜が更けても一向に現れない。寝ずの番の若い衆(牛・ぎゅう)が、この待ちぼうけを食っている男たちの部屋に入ります。
さ~そ

三枚起請~桂米朝・古今亭志ん朝・志ん生他【動画】

桂米朝~三枚起請 下駄屋の喜六が仏壇屋の源兵衛のところにやってきます。源兵衛は、今までお前の母親が来ていて「夜泊まり日泊まりして帰ってこない、博打でもしているのではないか。」と心配していたと話します。喜六は女(おなご)のほうだと言い、起請誓...
か~こ

親子茶屋~桂吉弥・桂米朝・桂枝雀・桂文珍

桂吉弥~親子茶屋 ある商家。旦那に言いつけられ、丁稚が若旦那を呼びにいきます。「よく飽きもせず説教ばかり」と、小言を軽く聞き流し、馴染みの芸者ののろけを言い出す始末。旦那はカンカンですが番頭に仲裁され「阿彌陀さんにおすがりしよう」と家を出ま...
や~ん

六尺棒~立川談志・古今亭志ん生・三遊亭小遊三他【動画】

六尺棒~立川談志 落語 「六尺棒」 立川談志 道楽息子の孝太郎。「床屋へ行ってくる」と言って吉原へ行き、十日居続けた夜、家に帰ってきて店の戸を叩きます。「夜半おそくどなたです? 店は十時限り、お買い物なら明朝にお願いします」と中から親父の声...
か~こ

首ったけ~古今亭志ん生・古今亭志ん朝【動画】

古今亭志ん生~首ったけ 吉原へ毎日のように出かけている辰つぁん。敵娼(あいかた)も紅梅と決まっていて、見世を出る時にはいってらっしゃい、仕事を終わって行くと、お帰りなさいというくらいの馴染みになっています。
は~ほ

風呂敷~古今亭志ん生・志ん朝・立川談志【動画】

古今亭志ん生~風呂敷【動画】 落語 古今亭志ん生 風呂敷 亭主の友人半七が訪ねてきた。今日は亭主は遅くなると言って出かけて留守でしたが、女房は半七を中に入れていろいろと話をしています。と、雨が降ってきたので雨戸を閉める。そこへ亭主が突然帰っ...
や~ん

山崎屋(よかちょろ)~三遊亭圓生・林家正蔵・立川談志・三遊亭金馬【動画】

三遊亭圓生~山崎屋 日本橋横山町の鼈甲問屋で、旦那が番頭と話をしています。遊び人の若旦那 徳三郎に三百円の集金を頼んだところ、ここ三日ほど帰ってこない。「お前が若旦那にお任せしてはどうですか、なんて言うから任せてみればこの通りだ。また吉原で...
か~こ

紙入れ~古今亭志ん生・三遊亭圓生・古今亭志ん朝・立川談志他【動画】

古今亭志ん生~紙入れ 貸本屋の新吉。出入り先のおかみさんと割りない仲が続いています。おかみさんから、今日は旦那の帰りがないから泊まりにおいでと手紙をもらい、それを紙入れにしまって出かけます。 新吉は、旦那には大変世話になっているので、こうい...
か~こ

子別れ(子は鎹)~古今亭志ん朝・春風亭正太郎・三遊亭圓生・古今亭志ん生・笑福亭松鶴・三笑亭可楽【動画】

「痛いだろうけど我慢をおし」 古今亭志ん朝~子別れ 『子は鎹(かすがい)』として知られる『子別れ』。上中下の各段があり、上段は『強飯の女郎買い』で独立した噺としても語られます。上中段は滑稽噺、下段は人情噺になっています。テレビなどでは時間の...
あ~お

居残り佐平次~圓生・一之輔・志ん生・志ん朝・談志・柳好他【動画】

居残り佐平次 三遊亭圓生 落語  「居残り佐平次」 三遊亭圓生 貧乏長屋の連中を連れて品川遊郭に来た佐平次という男。翌日、連れを帰しますが自分は居残りをします。連日飲み食いをしながら勘定を催促されると「連れが持ってくる」と言って取りあいませ...
あ~お

明烏~八代目桂文楽・古今亭志ん朝・五街道雲助・立川談志・古今亭菊之丞他【動画】

観音様奥の大層流行るお稲荷様へ 桂文楽 「明烏」【動画】 雌猫が近寄ってもダメなほど晩生(おくて)で、本ばかり読んでいる日本橋田所町・日向屋半兵衛のせがれ時次郎。 固いのは良いが固すぎるのはいけないと、旦那が町内の遊び人"源兵衛"と"太助"...
あ~お

鮑のし(祝のし)~古今亭志ん生・三遊亭圓楽

しっかり者の女房に言われるまま 鮑のし~古今亭志ん生 落語   「鮑のし」  古今亭志ん生 仕事に行ったが途中で身体の調子が悪くなって帰って来た男。「腹が減ってるんだ。飯を食わせろ」と女房のお光に言いますが、お光は「飯も米も金もない」と言う...
た~と

搗屋無間~春風亭柳枝

堅物の徳兵衛が丸山花魁の絵姿に恋煩い 搗屋無間(前編)~春風亭柳枝 搗屋無間(後編)~春風亭柳枝 日本橋人形町の搗米屋 越前屋に十三年奉公している徳兵衛。いたって堅物で道楽もなく、主人への預け金も十四、五両になっています。その徳兵衛が寝込ん...
さ~そ

三人兄弟~橘ノ園都・笑福亭松鶴

二階で謹慎中の三人兄弟が 三人兄弟~橘ノ園都 veohで再生します。 船場の相当なお店に三人の息子がおり、これが揃っての遊び人。 長男の作次郎は若旦那らしい上品な遊び、次男の彦三郎は着流しの雪駄ばきで三新内でもしようかという垢の抜けた遊び。...
た~と

つづら(つづら間男)~五街道雲助・金原亭馬生

間男は七両二分と値が決まり つづら(つづら間男)~五街道雲助 外から帰ってきた子供が母親のお兼に、「友達が、そんな雑布みたいな汚い着物を着てる奴のそばへ寄ると汚れると言って遊んでくれない」と泣きます。「今縫っているのはお前の着物だよ」と子供...
か~こ

けんげしゃ茶屋~桂米朝【動画】

粟餅を持ってお茶屋へ けんげしゃ茶屋~桂米朝【動画】 大晦日。商家の奥では春を迎える準備で忙しく、店のほうでも節季の勘定で忙しい。旦那は邪魔にされて行き場がなく散歩をしています。又兵衛と出逢い「大晦日に茶屋遊びもできずこんな寒空にブラブラと...
や~ん

山岡角兵衛(角兵衛の娘)~三遊亭圓歌

角兵衛の遺志を継いで吉良邸へ 山岡角兵衛(角兵衛の娘)~三遊亭圓歌 忠臣蔵特集 落語 「山岡角兵衛」 二代目三遊亭円歌 赤穂の浪士の山岡角兵衛が病床につき、今際の際に娘のお縫を呼んで「どうか自分の遺志を継いで主君の仇討ちをしてほしい」と頼み...
さ~そ

写真の仇討ち(指切り)~林家正蔵・雷門花助

晋の予譲に倣って怨みを晴らせ 指切り~林家正蔵 宴会で親切にされた芸者と馴染んでお金を貢いでいた信次郎。その芸者に男があることがわかり、「女を殺して自分も腹を切る」と言いますが、叔父は中国の故事を話して諌めます。
ま~も

木乃伊取り~三遊亭圓生・立川談志

吉原角海老に居続けの若旦那をどうにか連れ帰ろうと 木乃伊取り~三遊亭圓生 若旦那が三日も帰らない。心配して探し回りますと吉原の角海老で居続けていることがわかります。主人は番頭に命じて迎えに行かせますが、番頭も帰ってきません。今度は鳶の頭に頼...
た~と

町内の若い衆(氏子中)~古今亭菊之丞・古今亭志ん生・三遊亭圓楽

町内の若い衆のおかげです 町内の若い衆~古今亭菊之丞 ある職人の男が、大将のところを訪ねますと、応対に出たおかみさんがお茶を出し、主人は生憎寄り合いにでかけて留守だと言います。 男はいつも家の中をきれいにしてらっしゃる、大将も働き者だと茶話をしていますと庭のほうで工事の音がする。
な~の

錦の袈裟~古今亭志ん朝・柳家喬太郎・三遊亭金馬・三遊亭圓生・三遊亭圓楽

隣町には負けられねぇ なぁ与太郎 錦の袈裟~古今亭志ん朝 町内の若い衆を集めた兄貴分、「少しおもしろくないことができた。昨夜隣町の連中が吉原へ繰り込んで騒ぎ、お引けとなった時にみんなが着物を脱ぐと緋縮緬の長襦袢の揃いでカッポレの総踊りを踊っ...
か~こ

駒長~古今亭志ん生・古今亭志ん朝・五街道雲助

駒長~古今亭志ん生 借金だらけの長兵衛とお駒の夫婦。お駒が「借金の返済をどうするの」と聞きますと「あれば返すが無いものはしょうがない。俺にいい考えがある。あの丈八、借金が取れないと思いながらお前を目当てに通って来る。お前は丈八と度々会ってい...
か~こ

蛙茶番~三遊亭圓生・三遊亭金馬・柳家小三治・春風亭柳朝【動画】

「いいえ、ガマは出られません」 蛙茶番~三遊亭圓生【動画】 落語 「蛙茶番」 三遊亭圓生 ある商店で店の者や出入りの商人が茶番(素人芝居)をやることになります。演し物は天竺徳兵衛謀反譲り場。店に舞台を拵えて準備万端ですが幕が開きません。「役...
さ~そ

品川心中~三遊亭圓生・古今亭志ん朝・立川談志・金原亭馬生・春風亭柳朝・三遊亭金馬

品川は衣衣の別れなり 品川心中~三遊亭圓生【動画】 品川遊郭の白木屋でずっと板頭(いたがしら)を張っていたお染。トウが立って来まして小じわを白粉で隠し、この間まで鼻先であしらっていた子供にいい客がついて自分が二番三番に落ちる。紋日には若い者...
た~と

つるつる~桂文楽・古今亭志ん朝・立川談志

岡惚れも三年すれば色のうち つるつる~桂文楽【動画】 吉原の幇間 一八。芸者のお梅に四年半越しで岡ぼれしています。今日こそと思い切って、お梅に「三日でもよいどっか行ってサシでごはんをいただきたい、三日がダメなら二日、二日がタメなら一日、三時...
は~ほ

文違い~三遊亭圓生・古今亭志ん朝・古今亭志ん生・三笑亭可楽【動画】

金持ってこいがほんのこいなり 文違い~三遊亭圓生【動画】 内藤新宿の遊女お杉、馴染みの半七に「今、お父っつぁんが来て、これっきり親子の縁を切っても良いから二十円を用立ててほしいと言ってきた。お前と一緒になるのに親は面倒だ、いい潮だから用立て...
た~と

辰巳の辻占(辻占茶屋)~古今亭右朝・笑福亭生喬

女郎の誠と卵の四角あれば晦日に月が出る 辰巳の辻占~古今亭右朝 あるお店の若旦那 猪之助。辰巳の遊女お玉のもとへ通いっぱなしで家に帰るのは月に二日か三日。伯父に呼ばれて「お前は騙されている。そうでないということが分かれば伯父さんが必ず一緒に...
は~ほ

一つ穴~三遊亭圓生

悋気は女の慎むところ疝気は男の苦しむところ ひとつ穴~三遊亭圓生 旦那に女ができたという噂を聞いた女房。飯炊きの権助に旦那の伴をして様子をさぐるように言いつけます。旦那はなんとか権助をまいてしまおうと絵草紙屋に入り、権助が絵草紙に見入ってい...