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清正公酒屋~立川談志

清正公酒屋~立川談志 清正公(加藤清正)を篤く信仰して"清正公酒屋"と呼ばる酒屋、肥後屋清兵衛の倅 清七は、筋向いのまんじゅう屋『虎屋』の娘 お仲といい仲になりますが、親父は「あれだけはダメだ。思いきれ」と倅に言い渡します。
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七の字(按七)~三遊亭金馬

按七~三遊亭金馬 落語 「按七」 三遊亭金馬 今は義務教育で字を書けないという人はいませんが、昭和の戦前頃までは職人さんは腕さえ良ければと言って、字を知らなくてもいいという時代がありました。変に読み書きが出来ると「あいつは字を書くのか、道理...
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十徳~春風亭柳枝・三遊亭百生・立川談志

十徳~春風亭柳枝 ご隠居のところへやってきた男、どうも機嫌の悪い様子。「さっき床屋で仲間に、今通った隠居が着ている着物は何と言うと聞かれたが、知らないというのも癪にさわるので"帷子のねんねこだ"と答えたが、ばかにされたのがくやしいので聞きに...
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染色(染め色)~三遊亭円歌

染色~三遊亭円歌 道楽が過ぎて勘当になった若旦那 清太郎。持っていた金を使い果たすと女は見向きもしない。乞食のような格好で、実家の近くへ来ますと丁稚の定吉を見つけます。
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水道のゴム屋~三升家小勝

「水道のゴム屋あっさりと断られ」 水道のゴム屋~三升家小勝 落語 「水道のゴム屋」 三升家小勝 (六代目) 水道のゴム管を売り歩く、十二、三歳の小僧。どこへ行ってもなかなか売れません。ある家に行くと威勢のよい男に「てめえ、俺に恥を掻かせるつ...
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西鶴一代記~立川談志

西鶴一代記~立川談志 落語「西鶴一代記」 太宰治に「モーパッサンよりも誰よりも、世界で一番偉い作家」といわしめた井原西鶴。1642年(元禄19年)大阪の裕福な家に生まれた親切な男で15歳の時に俳諧の世界に入り、一晩にニ万四千首の句を詠んだと...
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西行~三遊亭圓歌・三遊亭楽太郎【動画】

西行~三遊亭圓歌(ニ代目) 落語 「西行」 三遊亭円歌(二代目) 歌人としても名高い西行法師が佐藤兵衛尉憲清という、禁裏警護の武士だった頃。絶世の美女、染殿の内侍が菜の花畑に蝶が舞っているのを見ているのを、染殿の内侍に袖された恨みで内侍に恥...
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かんしゃく~桂文楽・柳家小三治・三遊亭金時【動画】

かんしゃく~桂文楽【動画】 落語 かんしゃく 八代目桂文楽 大富豪で、大層な癇癪持ちの旦那。運転手つきの車で帰宅しましたが誰も出迎えていない。玄関を入るなり「おいこら!誰もおらんのか」「箒が立てかけてあるぞ!」「下駄が散らばっているぞ!」「...
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仕立ておろし~雷門助六・雷門小福

牛肉を煮るのに鰹節が要るかってんだ 仕立ておろし~雷門助六 泣き上戸の男。女房の愚痴が止まりません。 六十年の不作と言うが一生の不作だね。エライ者を生け捕りました。あれは亭主の命を削るカンナだね。色気なんかどこにも無い。夕べ起きたらヘソを出して寝ていた。まるで木村屋のアンパンみたいのを亭主に見せるなんて。
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しびんの花活け(しびん)~橘ノ圓都・桂文楽

しびんの花活~橘ノ圓都 立派な侍が古道具屋に入り、郷里に帰ることになっので土産に花瓶を買い求めたいと言う。あれこれと品定めをするうち、尿瓶(しびん)に目がとまり、「これは変わった花活けだな」と手にとります。
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蜀山人~立川談志

蜀山人~立川談志 狂歌で知られた蜀山人。春『一国を千金ずつに締め上げて六万両の春の曙』。夏『いかほどに堪えてみてもホトトギス 鳴かねばならぬ村雨の空』。秋『もみじ咲く菊やススキの本舞台 まずは今日のこれ切りの秋』。冬『雪降れば炬燵やぐらに閉...
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しの字嫌い(しの字丁稚)~三遊亭圓生・桂福丸【動画】

しの字嫌い~三遊亭圓生 落語  「しの字嫌い/紙入れ」 三遊亭圓生 人の言うことに何かと逆らう人というのはままいるものでして、下男の清蔵は、主人が「火をおこせ」と言えば「それは炭をおこせということか」「煙草盆に火を入れろ」と言えば「それを言...
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ステテコ誕生~林家正蔵

ステテコ誕生~林家正蔵 『ステテコ踊り』で一世を風靡した明治中期の落語家 初代三遊亭圓遊。この『ステテコ踊り』の誕生にまつわる話や、当時の噺家たちの様子を語ります。 手ぬぐいを畳んで後ろ鉢巻、着物の裾をグッとはしょってじんじんばしょり(帯の...
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尻餅~笑福亭松鶴・笑福亭松喬・三遊亭圓窓・入船亭扇橋

なんとか餅をつく音だけでも・・ 笑福亭松鶴 尻餅 【落語】笑福亭松鶴「尻餅」 大晦日。貧乏長屋住まいの八五郎夫婦。女房が八五郎に、近所では皆 餅をついているのにうちではつかないのかと文句を言っています。八五郎、金がないので餅なんかつけない、...
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山号寺号~立川談志・春風亭柳枝

楽しい言葉遊び 山号寺号~立川談志 幇間の一八、若旦那を見つけて「柳橋のあの子が、」と話し出しますと、若旦那は一人じゃないんだと一八を押さえて、浅草の観音様へお参りに行く途中だと話します。 一八「金龍山浅草寺ですか」と答え、お寺には「なになに山なになに寺」という正しい呼び名があり、この山号と寺号を合わせた『山号寺号』と
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芝居風呂~三遊亭圓生・林家正蔵

「お湯入りですか? ご見物ですか?」 芝居風呂~三遊亭圓生 忠臣蔵特集 落語 「芝居風呂」 三遊亭圓生 歌舞伎好きの銭湯の主。銭湯を改造し、海鼠壁で煙出しは櫓、書き出しは薪拾い、中軸が流し、留めが釜前、板の間も湯船も芝居の趣向を施して『芝居...
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素人相撲~古今亭志ん生

素人相撲~古今亭志ん生 落語 「素人相撲」 古今亭志ん生 夏になりますと町の連中が集まって素人相撲をやります。飛び入りも自由でいろいろな人がやってきます。中入り前に東から飛び入りしてきたのが身の丈七尺に近いような大男。対戦相手を探しますが、...
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三人兄弟~橘ノ園都・笑福亭松鶴

二階で謹慎中の三人兄弟が 三人兄弟~橘ノ園都 veohで再生します。 船場の相当なお店に三人の息子がおり、これが揃っての遊び人。 長男の作次郎は若旦那らしい上品な遊び、次男の彦三郎は着流しの雪駄ばきで三新内でもしようかという垢の抜けた遊び。...
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ざこ八~桂三木助・入船亭扇橋【動画】

「ざこ八」を潰したのはお前さんだよ ざこ八~桂三木助 落語 「ざこ八」 桂三木助(三代目) 枡屋新兵衛を訪ねた男。「叔父さん、眼鏡屋の弟の"鶴"でございます、十年ほど東京へ行っていてずいぶんご無沙汰しております」と挨拶をします。町内の様子が...
さ~そ

質屋芝居~笑福亭松鶴・桂小文治

定吉の勘平、番頭の伴内。二人ともなかなかやりよる 質屋芝居~笑福亭松鶴 忠臣蔵特集 落語 「質屋芝居 」 笑福亭松鶴(六代目) 主人から丁稚まで皆、芝居好きな質屋。ある男が、葬式が始まるので葬式用の裃をすぐに出してほしいと入ってきます。丁稚...
さ~そ

さんま芝居~三遊亭円歌

文弥の幽霊出るに出られず さんま芝居~三遊亭円歌 兄貴との旅から帰ってきた弟分。もう少しで江戸というところの宿場で、さんまに大根おろしをたっぷりとかけて、ここはさんまばかりだだなと愚痴を言いながら食べています。 表をずいぶん人が通るので、何かと聞いてみますと鎮守様の祭りで、歌舞伎役者の化物の名人が来ている、名は市川怨霊
さ~そ

ずっこけ~立川談志・春風亭柳枝・五街道雲助

『居酒屋』の元になった噺です。ずっこけ~立川談志 ある飲み屋。小僧が看板だと告げますが、常連の飲んだくれの熊さん、もう一本だけ飲んだら帰ると言う。 仕方がないのでもう一本出して小僧が注ぎますと言うと、きれいな女ならいいがお前に酌をしてもらってもしょうがない、洒落を言ってもわからないと文句の言いたい放題。
か~こ

こり相撲(相撲場風景)~雷門助六・相撲放送~三遊亭金馬

相撲観戦二題 こり相撲~雷門助六 おにぎりを二つ買って両手に持って、力が入っておにぎりを握りつぶしてしまった男、興奮して隣の男のネクタイを引っ張っている男などいろんな観客がいます。熱中して小便を我慢しすぎて立つこともできず、隣の酔っぱらいが...
さ~そ

雑俳~春風亭柳昇・三遊亭金馬・立川談志

猫もあきれて顔を出し 雑俳~春風亭柳昇 落語 「雑俳」「南極探検」 春風亭柳昇 八っつぁんが隠居の所に遊びに行きますと、ご隠居は最近雑俳に凝っていると言います。題を出して俳句に読み込むというもので、八も俳句をやらないかと聞かれて、やりましょ...
さ~そ

地獄八景亡者戯~桂米朝・桂吉朝・桂枝雀他【動画】

桂米朝の真骨頂~地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ) 鯖に当たって死んでしまった男。冥土に向かう道で、にぎやかな一行に出会います。道楽をしつくして冥途見物でもしようかと伊勢屋のご隠居が馴染みの幇間や芸者衆と一緒にフグを食べて死...
さ~そ

松竹梅~三遊亭圓遊・立川志らく・林家はな平

三遊亭圓遊~松竹梅 長屋に住む松五郎、梅吉、竹蔵。名前がおめでたいというので、出入り先のお店のお嬢さまの婚礼に招かれます。この三人、婚礼に出席するのは初めてで、どんな振る舞いをしたらよいかとご隠居に相談に行きます。ご隠居は、ただ飲み食いする...
さ~そ

蕎麦の殿様~三遊亭圓生

蕎麦は好きであるか? 蕎麦の殿様~三遊亭圓生 さる殿様、ある日親戚の園遊会に呼ばれた席で蕎麦打ちの実演を見ます。殿様は、蕎麦というものは最初から細長いものだと思っていたが、ああやって出来るものかと大層感心してお帰りになります。 屋敷に帰った...
か~こ

洒落小町(口合小町)~三遊亭圓生・立川談志

ありゃあ 命を削るカンナだね 洒落小町~三遊亭圓生 近所でガチャガチャのお松とあだ名のついている騒がしい女房がご隠居のところへやって参ります。 亭主が近頃穴っぱいり(浮気)をして帰って来ない、あの野郎には愛想もこそも尽き果てた、タヌキ野郎、モグラ野郎と言いたい放題。 隠居が、別れるという腹で相談に来たのかと聞きますと、
さ~そ

佐野山~金原亭馬生・柳家権太楼【動画】

横綱谷風の人情相撲 佐野山~金原亭馬生 十両筆頭の佐野山は小さな体と大の親孝行が評判で人気がありました。ある時、母親が寝付いてしまい、その看病をしていましたが一向に良くならず医者代、薬代の支払いに追われて、看病疲れの上に十分なものも食べずに...
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紫檀楼古木(したんろうふるき)~三遊亭圓生・林家正蔵(彦六)

珍しい狂歌噺 紫檀楼古木~林家正蔵(彦六) 【落語】_林家彦六_紫檀桜古木 紫檀楼古木という狂歌師。蔵前で羅宇問屋を営んで財をなしましたが、番頭に店を任せて自分は狂歌三昧。そのうち番頭が大きな穴を開けて姿をくらまし、借財だけが残って店もとら...