立川

さ~そ

清正公酒屋~立川談志

清正公酒屋~立川談志清正公(加藤清正)を篤く信仰して"清正公酒屋"と呼ばる酒屋、肥後屋清兵衛の倅 清七は、筋向いのまんじゅう屋『虎屋』の娘 お仲といい仲になりますが、親父は「あれだけはダメだ。思いきれ」と倅に言い渡します。
さ~そ

十徳~春風亭柳枝・三遊亭百生・立川談志

十徳~春風亭柳枝ご隠居のところへやってきた男、どうも機嫌の悪い様子。「さっき床屋で仲間に、今通った隠居が着ている着物は何と言うと聞かれたが、知らないというのも癪にさわるので"帷子のねんねこだ"と答えたが、ばかにされたのがくやしいので聞きに来...
さ~そ

西鶴一代記~立川談志

西鶴一代記~立川談志落語「西鶴一代記」太宰治に「モーパッサンよりも誰よりも、世界で一番偉い作家」といわしめた井原西鶴。1642年(元禄19年)大阪の裕福な家に生まれた親切な男で15歳の時に俳諧の世界に入り、一晩にニ万四千首の句を詠んだと言わ...
は~ほ

餞(はなむけ)~立川談志

「旅立ちに おならをひとつ 置き土産」はなむけ~立川談志ある男の女房。「晦日が来るよ、大家さんとこへ家賃も持っていかなきゃならないし、借金取りも来るよ。みんな私が言い訳してんだから、どっかへ行って借りといで」と言います。男は「当てがない。八...
さ~そ

蜀山人~立川談志

蜀山人~立川談志狂歌で知られた蜀山人。春『一国を千金ずつに締め上げて六万両の春の曙』。夏『いかほどに堪えてみてもホトトギス 鳴かねばならぬ村雨の空』。秋『もみじ咲く菊やススキの本舞台 まずは今日のこれ切りの秋』。冬『雪降れば炬燵やぐらに閉じ...
は~ほ

羽団扇~三遊亭円歌・立川談志

羽団扇~三遊亭円歌落語 「羽団扇」 三遊亭円歌(二代目)正月の年始回りから、ほろ酔い気分で帰って来た熊さん。女房が買ってきた縁起物の七福神のお宝を枕の下に置いてすぐ寝てしまいます。何やらぶつぶつと寝言を言って鼻から提灯を出したりひっこめたり...
や~ん

幽女買い~立川談志

幽女買い~立川談志落語 立川談志 幽女買い暗いような明るいようなおかしなところに来てしまった太助。声をかけられて振り向くと、三ヶ月前に死んだはずの源兵衛がいる。太助が「死んだお前が何でここに居るんだ」と聞くと、源兵衛は「お前も死んだからだ」...
は~ほ

バス・ストップ~立川志の輔

バス・ストップ~立川志の輔落語 「バスストップ」 立川志の輔仲人を引き受けた夫婦がその披露宴に遅刻しそう、喧嘩しながらバスを待ちますが、さてその顛末は?愛情あふれる視点から描き出される夫婦のやりとりがほのぼのな新作です。覚書バス停で待つ仲人...
さ~そ

山号寺号~立川談志・春風亭柳枝

楽しい言葉遊び 山号寺号~立川談志 幇間の一八、若旦那を見つけて「柳橋のあの子が、」と話し出しますと、若旦那は一人じゃないんだと一八を押さえて、浅草の観音様へお参りに行く途中だと話します。 一八「金龍山浅草寺ですか」と答え、お寺には「なになに山なになに寺」という正しい呼び名があり、この山号と寺号を合わせた『山号寺号』と
あ~お

浮世根問~柳家小さん・立川談志

浮世根問~柳家小さんご隠居を尋ねた八五郎。部屋の隅に本が山積みになっているのを見つけて「本を読むと儲かりますか?」と訊きます。
な~の

人情八百屋~立川談志・立川談慶・立川平林【動画】

人情八百屋~立川談志【動画】日本橋茅場町で棒手振り八百屋を営む平助。7日ほど前に霊岸島の裏長屋で、茄子を五つだけ分けて欲しいというおかみさんに茄子を渡すと、子供が出てきてその茄子を生のままかじりだしたと言う。
さ~そ

ずっこけ~立川談志・春風亭柳枝・五街道雲助

『居酒屋』の元になった噺です。ずっこけ~立川談志 ある飲み屋。小僧が看板だと告げますが、常連の飲んだくれの熊さん、もう一本だけ飲んだら帰ると言う。 仕方がないのでもう一本出して小僧が注ぎますと言うと、きれいな女ならいいがお前に酌をしてもらってもしょうがない、洒落を言ってもわからないと文句の言いたい放題。
は~ほ

初音の鼓~立川談志・三遊亭圓生・柳家喬太郎

初音の鼓~立川談志【落語】立川笑志『初音の鼓』骨董好きの殿様にいろいろな道具を持ってくる吉兵衛。重役の三太夫に、義経公が静御前に賜ったという『初音の鼓』を持ってきたので取次をお願いしたいと頼みます。三太夫が「本物か?」と聞くと「まさしく偽物...
さ~そ

雑俳~春風亭柳昇・三遊亭金馬・立川談志

猫もあきれて顔を出し雑俳~春風亭柳昇落語 「雑俳」「南極探検」 春風亭柳昇八っつぁんが隠居の所に遊びに行きますと、ご隠居は最近雑俳に凝っていると言います。題を出して俳句に読み込むというもので、八も俳句をやらないかと聞かれて、やりましょうと、...
た~と

鉄拐(てっかい)~立川談志【動画】

一身分体の術 鉄拐~立川談志 支那の横町に上海屋唐左衛門という大きな貿易商がありまして、海外にも支店を持って大きな商売をしていました。 毎年正月には世界中から出入りの商人や友人知人を集めて大きな宴会を催して、珍しい芸人に余興をやらせます。
た~と

天災~春風亭柳橋・立川談志・林家正蔵・柳家小三治

天災~桂ざこば気短な男が近所のご隠居のところへ駆け込んできます。「仕事の帰りに一杯飲んで帰ったら女房に文句を言われたので殴った。母親が出てきて、何故嫁に手をかける叩くなら私を叩けと言うので殴った。あんたどっちが悪いと思う?」
な~の

猫久~立川談志・春風亭柳橋・春風亭一之輔・柳家喬太郎【動画】

猫久~立川談志おとなしくて怒ったところを見た人がないという八百屋の久六。長屋の連中からは猫みたいにおとなしい、猫の久六、猫久だと言われています。ある日、この久六が血相を変えて家に帰り、「今日という今日は勘弁ならない。相手を殺しちまうんだから...
か~こ

源平盛衰記~立川談志・林家三平・桂文治・馬場光陽【動画】

この噺は決まった筋はなく、「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」と始まりますが、五条の義経弁慶、義仲討ち死に、那須与一の扇の的などの源平盛衰記の場面と時事ネタの小咄を織り交ぜながら進めていきます。 筋のある噺よりも演者のセンスが問われる噺です。正蔵の長男の林家三平、立川談志、桂文治などが得意としていました。
か~こ

岸柳島~古今亭志ん生・三遊亭圓生・立川談志【動画】

さぁ事だ 馬の小便渡し舟 岸柳島~古今亭志ん生【動画】 浅草の舟着場。浪人らしい侍が乗り込み、もっとそっちへ寄れ。目ばたきをしてはならん。息をするなと言いたい放題。 船が出てしばらく、浪人が銀のキセルをふかし、灰を落とそうとキセルを船べりに叩いた拍子に雁首が川の中に落ちてしまいます。 大事なものと見えて浪人の顔色が変わ
か~こ

洒落小町(口合小町)~三遊亭圓生・立川談志

ありゃあ 命を削るカンナだね 洒落小町~三遊亭圓生 近所でガチャガチャのお松とあだ名のついている騒がしい女房がご隠居のところへやって参ります。 亭主が近頃穴っぱいり(浮気)をして帰って来ない、あの野郎には愛想もこそも尽き果てた、タヌキ野郎、モグラ野郎と言いたい放題。 隠居が、別れるという腹で相談に来たのかと聞きますと、
や~ん

六尺棒~立川談志・古今亭志ん生・三遊亭小遊三他【動画】

六尺棒~立川談志落語 「六尺棒」 立川談志道楽息子の孝太郎。「床屋へ行ってくる」と言って吉原へ行き、十日居続けた夜、家に帰ってきて店の戸を叩きます。「夜半おそくどなたです? 店は十時限り、お買い物なら明朝にお願いします」と中から親父の声が聞...
た~と

万金丹(鳥屋坊主)~桂歌丸・笑福亭松喬・柳家小さん・柳家さん喬・立川談志・桂歌丸

ただし白湯にて用うべし万金丹~柳家さん喬落語 「万金丹」 柳家さん喬旅の二人、路銀も尽きて口にするものは水ばかり。もう歩けないというところで古寺を見つけます。住職は快く二人を迎え、雑炊を振る舞われて食べてみますと赤土と藁の入ったひどいもの。...
か~こ

堪忍袋~三遊亭金馬・春風亭柳枝・立川談志・柳亭市馬【動画】

笑う門には福来る いいことは真似でもいいからしてごらん堪忍袋~三遊亭金馬三代目 三遊亭金馬「堪忍袋」のべつ喧嘩の絶えない熊五郎夫婦。熊五郎の出入り先の主人が家の前を通りかかりますとまた大声で喧嘩をしています。主人は熊五郎の家に入って喧嘩を諌...
か~こ

蔵前駕籠~古今亭志ん朝・三遊亭金馬・立川談志・五街道雲助

身ぐるみ脱いで置いていけ蔵前駕籠~古今亭志ん朝蔵前駕籠尊皇攘夷を掲げた浪士が勤王と佐幕に分かれて街にあふれていた頃。夕刻から駕籠で吉原へ行く上客を狙い、浪士たちが徒党を組んで蔵前通りのあちこちで追い剥ぎが横行します。「我々は徳川方に味方する...
は~ほ

武助馬~立川談志・瀧川鯉昇

この噺で江戸落語の祖が流刑に武助馬~立川談志武助が元の主人のところに久しぶりに顔を出します。主人が「うちを出てからどうしていた?」と聞きますと、「八百屋をやってみたが手が荒れてやめた。魚屋もやったがタコが嫌いでやめた。貸し本屋もやったが字が...
ま~も

味噌蔵~立川談志・三遊亭圓遊・桂三木助・柳家小三治・柳亭市馬【動画】

立川談志~味噌蔵しわい屋という味噌問屋。店主はケチで有名なケチ兵衛。四十を過ぎて嫁をもらわず一人で暮らしています。親類が心配して嫁をもらえと言います。ケチ兵衛は「子供でもできれば金がかかってしょうがない。」と言いましたが断りきれず、「では丈...
ま~も

松曳き~柳家小さん・立川談志・桃月庵白酒

こうなっては切腹を斬らずばなるまい 松曳き~柳家小さん 粗忽な大名 赤井御門守が、殿様に輪をかけた粗忽者の家来 田中三太夫を呼びます。 築山の松の木が月を隠すので、泉水べりへ植え替えられないかと聞きます。 三太夫は、あの松は先代のお手植えの松、枯らすようになりますと先代を枯らすことになる。餅は餅屋と申しますので餅屋を呼
か~こ

勘定板~立川談志・柳家一琴・雷門福助【動画】

所変わると品名が変わる 玉をはじいて使います勘定板~立川談志落語 立川談志 勘定板ある田舎の村では用を足したくなると浜辺へ向かい、杭にくくりつけてある紐を引っ張って海の中の板を手繰り寄せ、その板の上に用を済ませて板を海へ戻すという天然の水洗...
は~ほ

姫かたり~立川談志・古今亭志ん生

立川談志~姫かたり大人のニコニコ落語 姫かたり 立川談志新年の浅草観音に西国のさる大名家のお姫様と、お付きの侍が参拝を済ませたあと、姫が急に差し込みを起こして苦しみますので、近くの医者を訪ねて診てもらいます。医者が脈をとろうとすると、お付き...
か~こ

権兵衛狸~桂枝雀・三遊亭金馬・立川談志・鈴々舎馬風【動画】

あぁ、朧月夜か。狸の野郎が浮かれて悪さぶちに来やがったな桂枝雀~権兵衛狸春。山合いに住んで床屋を営む権兵衛。近所の人たちは仕事が終わるとここへ集まって四方山話をします。今日もずいぶん遅くまでわいわいやっておりましたが、明日の仕事に差し支える...