『お笑い・漫才芸人列伝』
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。
Produced By 聴き比べ落語名作選
『レトロアニメジャパン』 NEW!!
あの頃。夢中になって観たアニメやドラマ
昭和のアニメやドラマを映像で追体験!
Produced By 聴き比べ落語名作選
表に心張り棒して薪ざっぽう持って来い
豆屋~桂文治
仕事が続かずそら豆の行商をすることになった男。ある長屋の通りを売り歩いていますと「こっちへ来い」と呼ぶ声。家に入ると怖そうな男が「中に入って戸を閉めろ」と言います。
「一升いくらだ」と聞かれて五十円と答えますと、男は「それは高い」と怒って女房に「表から心張り棒をかけろ、薪ざっぽうを持って来い」と言いつけ、薪ざっぽうを片手に「一升五円に負けろ」と脅します。
もっともっとと三升ほどもとられて泣く泣く外に出ますと、近くの家から「豆屋!」と、さらに恐ろしげな声で呼ばれます。
覚書
寄席で時間が押している時などに、短い時間で客に受けて時間調整が出来る噺を”逃げ噺”と言ってますが、この『豆屋』は代表格。
圓生は『四宿の屁』や『おかふい』、志ん生は『義眼』、八代目の文楽が『馬のす』など真打ちはそれぞれ得意の逃げ噺を持っていました。
豆屋 古今亭志ん朝
豆屋 桂春団治(二代目)
落語 豆や(Spotify)
Spotify:PC・タブレットでは無料会員でもSpotifyにログインしている状態で月15時間以内なら全編聴けます。スマホは無料会員はプレビュー再生後タップでSpotifyアプリに移動してランダム再生になります。運が良ければそのまま聴けます。
桂文治/豆や
笑福亭里光/豆屋
コメント