穴どろ~桂文楽・古今亭志ん生・柳家小さん他【動画】






お笑い・漫才芸人列伝お笑い・漫才芸人列伝
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。

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豆腐の角に頭をぶつけて死んじまいな!

穴どろ~桂文楽

金策に走り回る男。家に帰ってくると女房から「どこへ行ってたんだよ 金はできたのかい?たった三両の金ができないとはだらしない、豆腐の角に頭をぶつけて死んじまいな!」頭にきた男、家を飛び出しますが当てがあるわけではなく、思案しながら浅草新堀端あたりにやってきます。

大きな商家から若い衆が出てきて遊びに出かける様子。見ると戸が空いたまま。「戸が開いてるよ」と声をかけますが誰もおらず、中を見ると祝い事があったらしく豪華な料理や酒が残っています。

覚書

元禄の頃からの古典落語です。男が落ちた穴蔵は今で言う床下収納で、土間の下に縦横深さとも2mほどの穴を掘り、痛みやすい食材を入れておいたり、火事の時に貴重品を投げ込むために掘られていました。

文楽は、泥棒をしようという気持ちはなく、ただ飲み食いをする男が、女房との馴れ初めを思い出したり、這い出てきた子供をやさしくあやすなど、しんみりとした味わいを出しました。

初代三語楼の流れでコミカルな演出をした志ん生。小さんは、泥棒をしようと家に入ったものの思わず酒と料理に手をつける展開でコミカルな部分としんみりした味を両方出しました。それぞれの工夫が見事です。

穴どろ~古今亭志ん生

穴どろ~柳家小さん

穴どろ~春風亭柳好

野ざらしの柳好。この噺を赤坂のスタジオ録音した後、上野鈴本の楽屋で脳出血で亡くなった最後の噺ということでも知られます。

穴どろ~入船亭扇橋

落語 穴どろ ディスコグラフィー

古今亭甚語楼の口演は、『席亭 立川談志の「ゆめの寄席」 CDBox』の中に収められている一篇です。これ、全体おもしろそうです。

林屋正蔵(CD)

古今亭甚語楼

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