首提灯~三遊亭圓生・立川談志・古今亭志ん朝・桂枝雀・桂ざこば



首提灯~三遊亭圓生

芝の山内。品川遊郭に近い夜道を一人の町人が歩いています。
このあたりは昼でも人通りが少なく、夜には追い剥ぎや辻斬りが出るという噂が絶えません。

町人はかなり出来上がっている様子で、芝山内に入ってしまったことに気づきましたが、悪いことを考えるとかえってその通りになると、空元気に「辻斬りでも追い剥ぎでもなんでも出て来い」などと大きな声をはりあげます。

案の定、「おい、おい」と声をかけられ・・・

芸術祭文部大臣賞を受賞した名演です。

覚書

滑稽話の中でも群を抜いてバカバカしい話です。

剣術の名人が名刀を使うと、切られたことがわからずに首と胴が離れるなどと言いますが、これが「死なない」というのが落語らしい発想です。

映像のないのが残念ですが、首がぐらぐらする、声が出しにくい、息がもれる、などの「リアル」な表現やしぐさも絶品でした。

胴から真っ二つに切られた人が、上半身は風呂屋の番台、下半身はコンニャク屋で蒟蒻芋を踏んで繁盛したというようなマクラがありますが、こちらは「胴斬り」という上方落語です。

首提灯~立川談志

首提灯~古今亭志ん朝

首提灯~桂枝雀

首提灯~桂ざこば

上方では、題こそ同じで首が胴体から離れて右往左往するのも同じですが、切られるのは主人公の家に入った泥棒。

主人公は、飲み屋の親父を相手に酒の燗がぬるいの熱いの、つまみが口に合うの合わないのといったやりとりのあと、道具屋で仕込み杖を手に入れ、試し切りをしたくてたまらなくなり、といった展開になります。

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