お茶汲み~桂歌丸・古今亭志ん朝・柳家小三治



色街は狐と狸の化かし合い

お茶汲み~桂歌丸

吉原の安大黒に上がった男、相方の花魁が部屋に入るなり悲鳴を上げて逃げ出してしまいます。

しばらくして戻ってきた花魁にどういうわけだと聞けくと、自分は静岡の在で、男ができたがどちらも一人娘一人息子、親に認められず悪いこととは知りながらお互いに親の金を盗んで東京へ逃げてきた。金を使い果たして吉原に身を売り、男はそれを元手に商売を始めた。

はなのうちには手紙のやりとりもしていましたがそれも遠のき、そのうち途絶えまして、新しい女でもできたかと人をやって調べましたら、病の床についていると言う。

外に出られぬ籠の鳥、神信心もしましたが男は亡くなった。本日障子をあけますとその男が座っていたために驚いたのだと話します。

この三月に年季があける、もうその男のことは思い切るからお前さん女房にしてくれないか、しかしそうなると心配なことがある。

男はのんき者で歳知らず、女は世帯の苦労で歳を取っていく、お前さんは他に若い女を作って私は捨てられるのじゃないかと思うと悲しくて、とまた涙を流す。

ふと見ると目尻にほくろができて、それがだんだんと下に下がってくる。
よく見ると茶殻だ。涙の代わりに目尻に茶をつけて泣いたふりをしていたんだ。

これを聞いた勝っつあん、その女を見てやろうと安大黒へ向かいます。

お茶汲み~古今亭志ん朝

お茶汲み~柳家小三治

こちらも合わせてたっぷりどうぞ





This entry was posted in あ~お, 古今亭志ん朝, 柳家小三治, 桂歌丸 and tagged , , , . Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*