水道のゴム屋~三升家小勝





お笑い・漫才芸人列伝NEW!!
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。



「水道のゴム屋あっさりと断られ」

水道のゴム屋~三升家小勝

水道のゴム管を売り歩く、十二、三歳の小僧。どこへ行ってもなかなか売れません。

ある家に行くと威勢のよい男に「てめえ、俺に恥を掻かせるつもりだな。俺んとこには水道はねえんだ」と怒鳴られる。

お婆さんには「炭屋の小僧?」「酔狂な米屋?」とラチがあかない。

次には「歳はいくつだ」、「学校へ行ったか」、「国はどこだ」と繰り返し聞かれ、あげくに「俺んとこじゃいらねえから脇へ持っててくれ」と言われます。

その次は「うちの人が三日も帰って来ない。あたし決心したのよ。復讐してやるわ。精神的な復讐してやるのよ。・・・ねえゴム屋さん、あんた水道のゴムばかりじゃないんでしょ。ガスのゴムも持ってるんでしょ」とガス殺人の手伝いをさせられそうになって逃げ出します。

覚書

六代目三升家小勝が落語家になる前に勤めていた水道局の体験をもとに昭和6年頃に作った新作落語です。

昭和11年にレコードが発売されて昭和初期の家庭の風情や当時のメロドラマ風の演出が大いに受けて、高座で「ゴム屋!」の声が飛び交うほどだったと言います。

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