特集 春の落語聴き比べ
2018.02.17
聴き比べ落語名作選へようこそ!
古典落語、新作落語・創作落語から、季節の落語、人情噺、滑稽噺、そして古き良き廓話やあまり高座ではかけられない艶笑落語・破礼噺(バレ噺)まで、古今東西の大看板の映像・音声で聴き比べています。
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春はお花見 よろ酔い気分でまったりどうぞ
| 演 目 |
概 要 |
聴き比べ |
| 1.花見の仇討
|
仲の良い四人組が花見に行く話をしています。 ただ花見だけしてもしょうがないので江戸中の話題になるような趣向を考えよう、巡礼兄弟の仇討ちってのはどうだ。 |
三遊亭圓楽, 三遊亭金馬, 柳家小三治, 桂南光(べかこ) |
| 2.花見酒
|
桜は満開、金無しの兄貴分が弟分に花見に行って金儲けしないかと持ちかけます。 おととい向島へ行ったんだが、花は満開人も大勢だが白鬚から先に茶店が一軒もない。 |
古今亭右朝, 春風亭柳橋 |
3.おせつ徳三郎(花見小僧・刀屋) |
大店の娘で器量よしの「おせつ」が縁談を断り続ける理由とは |
三遊亭圓生, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 柳家小さん(五代目) |
4.長屋の花見(貧乏花見) |
貧しくたって花見に行くさ。お茶けとカマゾコたくわん持って |
三笑亭可楽, 三遊亭圓楽, 三遊亭圓遊, 三遊亭金馬, 春風亭一之輔, 柳家小さん(五代目), 桂枝雀, 桂米朝, 立川談志 |
| 5.高田の馬場
|
親の仇岩渕伝内 いざ尋常に勝負勝負 |
三遊亭金馬, 古今亭志ん朝 |
| 6.愛宕山
|
明治の初年頃の春先。 大阪ミナミの幇間 一八と茂八の二人。仲良く御茶屋をしくじりまして、つてを頼って京都祇園町で働いています。 室町あたりの旦那が野掛けでもしようと、芸者や舞妓、幇間を引き連れて |
古今亭志ん朝, 古今亭菊之丞, 桂吉朝, 桂文枝(五代目), 桂文楽, 桂米朝 |
春は恋 恋する二人の物語
| 演 目 |
概 要 |
聴き比べ |
| 1.崇徳院
|
恋煩いの若旦那のために崇徳院の句を手がかりに奔走する熊五郎 |
三遊亭圓楽, 三遊亭百生, 古今亭志ん朝, 桂ざこば, 桂三木助(三代目), 桂米朝, 金原亭馬生 |
| 2.紺屋高尾
|
「傾城(けいせい)に誠なしとは誰(た)が言うた」紺屋高尾の一席でございます。 |
三遊亭圓楽, 三遊亭圓生, 桂歌丸, 立川志の輔, 立川談志, 立川談春 |
3.おせつ徳三郎(花見小僧・刀屋) |
大店の娘で器量よしの「おせつ」が縁談を断り続ける理由とは |
三遊亭圓生, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 柳家小さん(五代目) |
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じっくり聴きたい人情噺(世話噺)【上級者向け】
人情噺は、夫婦や親子などの人情を感じさせ、気持ちがやすらぐ噺だと思っておられる方も多いと思います。芝浜、唐茄子屋政談、藪入りなどが代表格ですね。広義にはそれも人情噺と言って間違いないなく、むしろこちらが人情噺として定着しつつありますが、狭義では、特に江戸落語界では、落語と人情噺は別物とされていました。
人情噺は、江戸時代に起こった事件や怪談、町人の生活を描いた演目で、歌舞伎で「世話物」と呼ぶことから、落語でも「世話噺」という言い方が定着しています。一席は40分から1時間程度、ストーリーによっては数回、数十回に分けて口演する「続き噺」の形態をとり、人情噺ができないと真打ちとは認められませんでした。
また、落語はオチのある噺であるのに対して、人情噺にはオチはなく、ドラマの登場人物になりきってストーリーを演じていきます。