三遊亭金馬

さ~そ

七の字(按七)~三遊亭金馬

按七~三遊亭金馬落語 「按七」 三遊亭金馬今は義務教育で字を書けないという人はいませんが、昭和の戦前頃までは職人さんは腕さえ良ければと言って、字を知らなくてもいいという時代がありました。変に読み書きが出来ると「あいつは字を書くのか、道理でひ...
か~こ

高野違い~三遊亭金馬・三遊亭円歌

高野違い~三遊亭金馬落語 「高野違い」 三遊亭金馬ご隠居のところへ遊びに来た八さん。家に広げられているかるた札や本を見て「これは何ですか」と聞くと、ご隠居は孫娘が古今和歌集を習うというので出してきた百人一首だと答えます。「見せてもらっていい...
ま~も

万病円~古今亭志ん公・三遊亭金馬・春風亭昇輔・三遊亭好の助

万病円~古今亭志ん公ある湯屋の番台に男が来て「湯の中でふんどしを洗っている侍がいる」と苦情を言っています。「仕事前に湯で体を清めに来ているのに」と怒り、湯銭を返せと言います。「俺にも返せ」「俺にも返せ」と次々と湯銭を持って帰り、番台は大弱り...
は~ほ

勉強~三遊亭金馬・林家三平【動画】

てぇこう秀吉、信長は秀吉の家来だ 勉強~三遊亭金馬 学校から帰ってきた息子が机にかじりついて背中を丸くしているのを見て何やってるんだと聞く父親。 宿題だと言う息子に父親は「分からないことがあったら聞きな、学問はなくったって苦労してる。」と言いますが息子は相手にしません。 「今やっているのは何だ」「地理。地理って何だか判
は~ほ

一目上り~柳家小さん・古今亭志ん生・三遊亭金馬・三遊亭小圓朝【動画】

一目上り~柳家小さん【動画】ご隠居の家に新年の挨拶に来た八五郎。狩野探幽の絵の掛け軸を見て「薄汚い」だの「笹っ葉の塩漬けの絵か」などと言うのに、ご隠居は、これは「雪折れ笹」堪忍の絵だと言います。『しなわるるだけは堪えよ雪の竹』の賛があり、「...
あ~お

浮世根問~柳家小さん・立川談志

浮世根問~柳家小さんご隠居を尋ねた八五郎。部屋の隅に本が山積みになっているのを見つけて「本を読むと儲かりますか?」と訊きます。
た~と

大師の杵~三遊亭金馬・林家正雀・春風亭小朝他(動画)

川崎大師 女除けの由来 大師の杵~三遊亭金馬 空海上人が諸国を回って修行をしていた二十五歳の時、武蔵の国橘郡平間村、今の神奈川県川崎に来た時、名主の源左衛門宅に逗留いたします。 真言秘密の法というので、あらゆる病人の加持祈祷をしまして不治難病といえどもたちどころに治ると評判になり、近在から人が押し寄せます。
た~と

転宅~三遊亭金馬・柳亭市馬・桃月庵白酒

どうするどうする 転宅~三遊亭金馬 あるお妾。旦那は今日は泊まれないと次を約束して帰るのを五六間見送りして家に戻ります。 戸締まりをして座敷に入ると、男が座敷に上がりこんでお膳に残っていた料理を食べて酒を飲んでいる。
や~ん

寄合酒~三遊亭金馬・笑福亭松鶴・桂枝雀・立川談春【動画】

金はないけど酒が飲みたい若い者が集まって三遊亭金馬(三代目)~寄合酒若いものが集まって酒を飲みたいという話になり「金はあるか」と聞きますが誰も持っていない。仕方がないので皆で手持ちのものを持ち寄って飲もうということになります。
か~こ

孝行糖~三遊亭金馬・古今亭志ん五・春風亭柳朝【動画】

孝行糖の本来は、チャンチキチのスケテンテン孝行糖~三遊亭金馬落語 「孝行糖」 三遊亭金馬親孝行のご褒美にお上から青緡五貫文をもらった与太郎。無駄に使わせてはいけないと大家や長屋の住人が相談して飴屋を始めさせることにします。親孝行でもらったご...
さ~そ

雑俳~春風亭柳昇・三遊亭金馬・立川談志

猫もあきれて顔を出し雑俳~春風亭柳昇落語 「雑俳」「南極探検」 春風亭柳昇八っつぁんが隠居の所に遊びに行きますと、ご隠居は最近雑俳に凝っていると言います。題を出して俳句に読み込むというもので、八も俳句をやらないかと聞かれて、やりましょうと、...
さ~そ

仙台高尾~三遊亭金馬

あわれ仙台高尾の物語仙台高尾 三遊亭金馬仙台六十二万石伊達綱宗が三浦屋の万治の二代目高尾に夢中になりますが、高尾は島田十三郎と夫婦約束を交わしておりよい返事をしません。側近が三浦屋と身請けの交渉をして七千八百両を出して高尾を仙台まで連れて帰...
か~こ

堪忍袋~三遊亭金馬・春風亭柳枝・立川談志・柳亭市馬【動画】

笑う門には福来る いいことは真似でもいいからしてごらん堪忍袋~三遊亭金馬三代目 三遊亭金馬「堪忍袋」のべつ喧嘩の絶えない熊五郎夫婦。熊五郎の出入り先の主人が家の前を通りかかりますとまた大声で喧嘩をしています。主人は熊五郎の家に入って喧嘩を諌...
か~こ

蔵前駕籠~古今亭志ん朝・三遊亭金馬・立川談志・五街道雲助

身ぐるみ脱いで置いていけ蔵前駕籠~古今亭志ん朝蔵前駕籠尊皇攘夷を掲げた浪士が勤王と佐幕に分かれて街にあふれていた頃。夕刻から駕籠で吉原へ行く上客を狙い、浪士たちが徒党を組んで蔵前通りのあちこちで追い剥ぎが横行します。「我々は徳川方に味方する...
た~と

てれすこ~三遊亭金馬・三遊亭圓生・三遊亭圓歌

イカの干したものをスルメと言わせるなよ てれすこ~三遊亭金馬ある漁場で名前のわからない魚が獲れ、村中聞いて回りますが誰にもわからない。 漁師たちはその魚を持って奉行所を訪れますが、漁師にわからないものが役人にわかるはずがなく、役人奉行議論の末、その魚の魚拓をとって貼り出して名前がわかる者は申し出でよ。褒美として百両の
か~こ

権兵衛狸~桂枝雀・三遊亭金馬・立川談志・鈴々舎馬風【動画】

あぁ、朧月夜か。狸の野郎が浮かれて悪さぶちに来やがったな桂枝雀~権兵衛狸春。山合いに住んで床屋を営む権兵衛。近所の人たちは仕事が終わるとここへ集まって四方山話をします。今日もずいぶん遅くまでわいわいやっておりましたが、明日の仕事に差し支える...
さ~そ

三軒長屋 ~立川談志・古今亭志ん朝・古今亭志ん生・三遊亭圓生・三遊亭金馬【動画】

立川談志 三軒長屋昔ながらの三軒長屋の右手に鳶の政五郎、左手に「一刀流指南」という看板を出している剣術の先生、この二軒に挟まれた真ん中にお妾さんが女中と一緒に住んでいます。右では若い者が集まって始終喧騒が絶えず、左では毎日毎夜剣術の稽古で、...
や~ん

藪入り~三遊亭金馬・柳家小三治・三遊亭圓楽【動画】

「見てえんだけど目が開かねぇんだ・・。開けると涙がこぼれちまうんだよォ」三遊亭金馬(三代目)~ 藪入り【動画】不朽の名作落語「藪入り」三代目三遊亭金馬昔の奉公というのは、ほんの十歳くらいの頃に商家などに入り、食事や寝泊りをしながら仕事を憶え...
た~と

茶の湯~三遊亭圓生・三遊亭金馬・春風亭一之輔・古今亭菊之丞・柳家小三治・立川志の輔他【動画】

茶会に来なけりゃ店立てだ茶の湯~三遊亭圓生蔵前のある大店の旦那。息子に店を譲り、静かな根岸によい物件を見つけて小僧の定吉を連れて隠居をします。周りには琴や生花などを嗜む風流人が揃っており、自分も何か風流なことを始めたい。前に住んでいた人が茶...
は~ほ

雛鍔~古今亭志ん朝・三遊亭金馬・春風亭一之輔・柳亭市馬・桂小南・立川志の輔【動画】

雛鍔~古今亭志ん朝落語 「雛鍔」 古今亭志ん朝あるお屋敷で植木屋が仕事をしていますと、七・八歳の若様が庭に出てきます。泉水のところで四文銭を拾い、お付きの年寄りに「じい、これはなんじゃ」と聞きます。
た~と

高田の馬場~古今亭志ん朝・三遊亭金馬

親の仇岩渕伝内 いざ尋常に勝負勝負 高田の馬場~古今亭志ん朝 花見客で賑わう浅草。浅草寺の境内では蟇の油を売る姉弟が口上を述べています。 人だかりの中から一人の老侍が進み出て、二十年前に受けた傷に蟇の油が効くかと尋ねます。 傷を見なければわからないと弟が侍の背中の傷を見せてもらいますと、
は~ほ

二人ぐせ(のめる)~桂米朝・三遊亭金馬・笑福亭福笑【動画】

いや~これはつまらん二人ぐせ~桂米朝「不景気でいかん、どこかでパーっと呑める話はないか。」と"呑める"というのが口癖の男が入ってきます。「ワシは長年の付き合いなので良いが、そう呑める呑めると言っていると人間が卑しく見える。そういう悪い癖はつ...
や~ん

やかん(無学者)~立川談志・三遊亭金馬・桂文治・三遊亭圓生【動画】

やかん~立川談志【動画】この世に知らないものはないというご隠居と、いつもお前は愚か者だ愚者だ愚者と言われている八五郎。「じゃあご隠居はなんでも知ってるんですね」と言って、さまざまなものの由来を尋ねます。「一番大きな動物は?」「象だ」「象より...
た~と

付き馬~古今亭志ん朝・三遊亭圓生・三遊亭金馬・立川談志

付き馬~古今亭志ん朝ある男。吉原でバカ騒ぎをした翌朝に牛(ぎゅう・店の若い衆)が部屋に入ってきて勘定の催促をします。男は「吉原の中のお茶屋に手紙(請求)を書いたが判を忘れたので自分で訪ねようと思う。一緒に行かないかと誘います。」
た~と

佃祭~古今亭志ん朝・三遊亭金馬・古今亭志ん生・春風亭柳朝・柳家権太楼・三遊亭圓楽【動画】

情けは人の為ならず 江戸人情噺佃祭~古今亭志ん朝神田お玉ヶ池の小間物問屋の主人次郎兵衛。今日は楽しみにしていた佃島・住吉神社の大祭が開かれますので朝からうきうきと支度をしています。悋気持ちの女房は「祭りが白粉をつけて待ってるんでしょ」などと...
た~と

たがや~古今亭志ん朝・志ん生・右朝他【動画】

古今亭志ん朝~たがや安永の五月二十八日、両国では川開きで花火が行われて両国橋の上は大勢の見物人で賑わっています。本所方向から旗本の一行が「寄れい、寄れい!」と人ごみを押しのけて橋を渡ろうとしているところへ、反対側の広小路方向からたがやが家に...
な~の

錦の袈裟~古今亭志ん朝・柳家喬太郎・三遊亭金馬・三遊亭圓生・三遊亭圓楽

隣町には負けられねぇ なぁ与太郎錦の袈裟~古今亭志ん朝町内の若い衆を集めた兄貴分、「少しおもしろくないことができた。昨夜隣町の連中が吉原へ繰り込んで騒ぎ、お引けとなった時にみんなが着物を脱ぐと緋縮緬の長襦袢の揃いでカッポレの総踊りを踊ったと...
さ~そ

真田小僧~古今亭志ん朝・三遊亭圓生・古今亭志ん生他

他所のおじさんが来たことをお父つぁんに言うよ真田小僧~古今亭志ん朝小遣いをもらおうと、お父つぁんに「肩を叩こうか」「腰をさすってやろうか」「お茶を入れてやろうか」とまとわりつく息子。うるさいから外へ遊びに行けと言われて「じゃあお足をちょうだ...
た~と

ちきり伊勢屋~三遊亭圓生・古今亭志ん朝・柳家さん喬

親の因果が子に報へども 積善の家に余慶ありちきり伊勢屋~三遊亭圓生麹町の質屋「ちきり伊勢屋」の若旦那傳次郎(でんじろう)が、評判の高い易者の白井左近を訪ねて自分の縁談の吉兆を見てもらいたいと申し出ます。左近は「縁談をなさると後に嘆きを残すこ...
か~こ

片棒~三遊亭金馬・古今亭志ん朝・古今亭菊之丞・柳家さん喬・立川談笑・柳亭市馬他【動画】

あぁ驚いた。ホントに息を引き取りそうになった片棒~三遊亭金馬三代目 三遊亭金馬「片棒」石町の赤螺屋(あかにしや)の主人ケチ兵衛。倹約を重ねて一代で大きな身代を築きました。寄る年波には勝てず、三人の息子の誰かに身代を託そうと思い、自分が死んだ...