たがや~古今亭志ん朝・志ん生・右朝他【動画】
『お笑い・漫才芸人列伝』
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。
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古今亭志ん朝~たがや
安永の五月二十八日、両国では川開きで花火が行われて両国橋の上は大勢の見物人で賑わっています。本所方向から旗本の一行が「寄れい、寄れい!」と人ごみを押しのけて橋を渡ろうとしているところへ、反対側の広小路方向からたがやが家に帰ろうとこの橋を渡ってきます。
ちょうど橋の中央あたりで、人に押されたたがやと旗本一行が鉢合わせ。「無礼者!」と供の侍が一喝してたがやを突き飛ばしますと、商売ものの竹を丸めたものがはじけて殿様の笠を弾き飛ばしてしまいます。侍たちは怒り「屋敷へ来いと」言います。たがやは、「年をとった親父とおふくろが待っておりまして、どうぞご勘弁願います」と謝りますが、侍たちは譲りません。
周りの見物もたがやに同情、「こんなところを馬で通りかかるほうが悪い」と野次を飛ばします。どうしても許してもらえないと悟ったたがや。”鶏も追い詰められて五勺飛び” “窮鼠猫を噛む”という通り、開き直って啖呵を切ります。
覚書
喧嘩花火は江戸の華、士農工商という身分制度の中で侍に対する庶民の感情が溢れ出す、落語の真髄とも言える噺です。両国の川開きで花火が行われるようになったのは享保二年(1717年)から。
この噺は当初は侍がたがやの首を飛ばしてしまうもので、サゲの「た~がや~」の意味合いもこちらのほうが効くのは確かです。立川談志はこちらほうが正しい、たがやが侍の首を飛ばすのは戦後に職人が寄席に多く訪れるようになったからそれに阿(おもね)ったのだとして原作通りに演っていましたが、弱きが強きを挫くという意味ではあまりスカっとしないもので、「侍がなんだってんだい!」という演出のほうが落語的には正しいと思っています。
古今亭志ん生~たがや
古今亭右朝~たがや
金原亭馬生~たがや
三遊亭圓楽~たがや
桂三木助~たがや
三遊亭金馬~たがや
落語 たがや(Spotify)
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三遊亭夢楽/たが屋
落語 たがや ディスコグラフィ
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古今亭志ん朝
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古今亭志ん生
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金原亭馬生
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三遊亭圓楽
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桂三木助
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立川談志
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桂文治
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