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夏の医者~桂枝雀・三遊亭圓生・桂米朝【動画】

うわばみに呑まれた医者 夏の医者~桂枝雀 夏の暑い日。ある村で父親が農作業中に倒れたと叔父の家に駆け込んできます。村には医者がおらず、息子は山を三つ越えて医者を呼びに行きます。 医者の家に着くと、医者は何か悪いものを食べていないかと聞きます...
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猫の忠信~桂米朝・三遊亭圓生・桂枝雀他【動画】

ぬくい造りっちゅうようなもん、お前には一生縁がないやろな 桂米朝~猫の忠信 美人の浄瑠璃の師匠のお静。これをあわよくばモノものにしようと稽古に通う"あわよか連"の次郎吉と六さん。ある日、六さんが久しぶりに稽古屋へ行くと、お静と常吉が二人肩を...
さ~そ

三味線栗毛(錦木検校)~古今亭志ん生・柳家喬太郎

錦木検校 生きるか死ぬか 三味線栗毛~古今亭志ん生 酒井雅楽頭の次男 角三郎 大名 酒井雅楽頭の次男 角三郎は下々のことが好きで殿様とは意見が合わず、大塚の下屋敷に下げられて、五十石という禄で暮らしていました。いくら物の安い時代とは言え、五...
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年枝の怪談~林家正蔵

按摩を殺してしまった春風亭年枝 年枝の怪談~林家正蔵 明治の頃、噺家の二代目 春風亭柳枝が一座が横浜で巡業をしていたある晩。弟子の春風亭年枝が宿屋で按摩を呼びましたが、按摩が天邪鬼で何でも逆らってくる。年枝が柔道は免許皆伝だと言うと按摩もそ...
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二十四孝~古今亭志ん朝・三遊亭金馬・春風亭柳好・立川談志

殴ってはいない蹴とばした 二十四孝~古今亭志ん朝 大家が一軒の亭主に小言を言っています。 ここには三十六軒あるがのべつ喧嘩をしてるのはお前のところだけだ。今朝はどうしたんだと聞きますと、 今日は寝坊したんで、仕事を休んで湯に行ってから一杯やろうと思ってたら、魚屋が鯵を買ってくれないかと来た。金がないというと十三匹くれた
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ねずみ~立川志の輔・入船亭扇遊・桂歌丸【動画】

左甚五郎の彫った"ねずみ"が 立川志の輔~ねずみ 落語 立川志の輔 「ねずみ」 (2013) 改 仙台の宿。江戸から来た男は子供に呼び止められ、仙台一小さな宿屋『ねずみ屋』というところに泊まることになります。布団代は先払い、腰の立たない主人...
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ぬの字鼠~桂米朝

木の葉で描いたぬの字が ぬの字鼠~桂米朝 昔は出家たるものは、肉喰妻帯は厳しく禁止され、特に女犯の罪ということになると寺社奉行によって唐傘一本で追い出されるということになっていました。 ある寺の和尚、小坊主の智円に小言を言っています。最近精...
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猫の皿~立川志の輔・古今亭志ん朝・古今亭志ん生・柳家小三治

猫の皿~古今亭志ん生 掘り出し物を探して地方を回る道具屋。茶店で休憩をしますと近くで猫がエサを食べています。この道具屋はかわいがっていた鶏を猫に食われたことから大の猫嫌い。「こんなものを食い物屋の前に置くな。」と店の主人に怒ります。
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夏泥(置泥)~三遊亭金馬・三遊亭圓遊・五街道雲助・三遊亭金時【動画】

三十銭でいいから貸してくれ 夏泥~柳家小さん 夏の夜中にある長屋に泥棒が入ります。 蚊帳燻しを焚きっ放しにしている家を見て、灯も倹約して寝ているらしい、金を溜め込んでいるに違いないとこの家に入ります。 部屋の隅に男が寝ていますので起こして泥棒だと言いますと、男はそれなら安心だ。金は博打で巻き上げられて一文無しだと胸を
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中村仲蔵~三遊亭圓生・古今亭志ん朝・林家正蔵・古今亭志ん生・三遊亭圓楽【動画】

中村仲蔵~三遊亭圓生【動画】 本人の解説つき。圧巻の高座をご堪能あれ 役者の格は"稲荷町"(下立役・大部屋)から"中通" "相中" "名代"と上がります。"稲荷町"にはセリフも役もありません、その他大勢です。"中通"になるとやっとセリフをも...
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貧乏花見(長屋の花見)~桂米朝・柳家小さん・桂枝雀・立川談志他【動画】

貧しくたって花見に行くさ。お茶けとカマゾコたくわん持って 桂米朝~貧乏花見【動画】 貧乏長屋の住人たち。下駄の歯入れ屋、屑屋、羅宇の仕替屋、日雇い人足など皆その日暮らし。「家賃って何?」というような連中ばかりで陽気に暮らしています。ある春先...
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軒づけ~桂米朝・桂枝雀・橘ノ円都・桂文枝【動画】

桂米朝~軒付け 最近浄瑠璃を習い始めた男。御簾内(客から顔が見えないように演台に御簾をたらして緊張しないようにしようするもの)でお披露目をしますが大失敗。客から物を投げられて散々な結果。度胸をつけるには軒付けするのが一番と、軒付けをやってい...
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なめる~三遊亭圓生【動画】

三遊亭圓生~なめる 落語 「なめる」 三遊亭圓生 芝居見物にやってきた男、満員なので立ち見をして「音羽屋!」など声を上げてほめていますと、前に座っていた年増女が「一緒にいるお嬢様が音羽屋贔屓で、自分たちの升に座って音羽屋をほめてほしい」と言...
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猫久~立川談志・春風亭柳橋・春風亭一之輔・柳家喬太郎【動画】

猫久~立川談志 おとなしくて怒ったところを見た人がないという八百屋の久六。長屋の連中からは猫みたいにおとなしい、猫の久六、猫久だと言われています。ある日、この久六が血相を変えて家に帰り、「今日という今日は勘弁ならない。相手を殺しちまうんだか...
な~の

寝床~桂枝雀・立川談志・志ん生・志ん朝他【動画】

桂枝雀~寝床 下手な義太夫に凝っている商家の旦那。今夜もみんなに聞いてもらおうと長屋の連中を呼び集めますが、店子たちはさまざに事情を作って誰も聞きに来ません。
か~こ

野ざらし(骨つり)~春風亭柳好・桂米朝・古今亭志ん朝・立川談志・柳屋小三治【動画】

野ざらしのしゃれこうべに回向をすれば 春風亭柳好(三代目)~野ざらし 春風亭柳好(三代目)野ざらし【歴史的音源】 長屋の八五郎。昨夜、隣の浪人 尾形清十郎の部屋から女の声が聞こえてきたのを訝しんで、翌朝、清十郎に「女嫌いだと言っていたのに昨...
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抜け雀~桂米朝・古今亭志ん朝・立川志の輔他【動画】

宿代のカタに描いた雀の絵が 桂米朝~抜け雀 東海道小田原の宿、小松屋清兵衛という宿に泊まった三十前後の男、ひどい格好ですが、主人の清兵衛は宿を提供します。朝昼晩に一升ずつ呑み、たまりかねた女房にせかされて清兵衛が本日までの勘定を、と催促しま...
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猫屏風(小泉八雲・猫を描いた少年)~柳家喬太郎

猫屏風~柳家喬太郎 ある寺に預けられている小僧。頭も良く機転もきき和尚もかわいがっていますが、絵を書くのが好きで、朝から晩までずっと猫の絵ばかりを描いている。和尚は「それでは修行にならない。仕置だ」と言って今日は一人、本堂で寝るようにと言い...
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無いもん買い~笑福亭仁鶴・初代 桂春団治

無いもん買い~笑福亭仁鶴 退屈していた喜六と清八。清八が「"無い物買い"をしにいこか」と喜六を誘い、町へ向かいます。
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人情八百屋~立川談志・立川談慶・立川平林【動画】

人情八百屋~立川談志【動画】 日本橋茅場町で棒手振り八百屋を営む平助。7日ほど前に霊岸島の裏長屋で、茄子を五つだけ分けて欲しいというおかみさんに茄子を渡すと、子供が出てきてその茄子を生のままかじりだしたと言う。
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日照権~春風亭柳昇【動画】

日照権~春風亭柳昇【動画】 落語 「日照権」 春風亭柳昇 高層マンション建設の計画が浮上して町内会が開かれています。町会長が「そうなれば日当たりの悪くなる家が出てくる、日照権が侵害されます」と説明して意見を尋ねますが「どうせ私は夜勤なので、...
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睨み返し~柳家小三治・柳屋小さん・三笑亭可楽【動画】

大晦日 箱提灯は恐くなし 睨み返し~柳家小三治【動画】 落語 「睨み返し」 柳家小三治 「大晦日、箱提灯は恐くなし」で、この日だけは箱提灯を持つ侍より、弓張り提灯を持った掛取りの方が怖かった。長屋の熊五郎。金策ができず女房に「どうすんだよ」...
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鍋草履~桂歌丸

知らぬが仏 見ぬこと清し 鍋草履~桂歌丸 落語 「鍋草履」 桂歌丸 ある芝居小屋。茶屋の若い衆が、幕が下りたら注文の鍋料理を届けようと梯子段の下に置いて待っていると、上から勢いよくかけ降りてきた客が鍋の中に片足を突っ込んでしまいます。熱がる...
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二丁蝋燭~むかし家今松

二丁蝋燭~むかし家今松 落語 「二丁蝋燭」 むかし家今松 神田で大店を営む吝屋吝兵衛(しわいやけちべえ)は、四十を過ぎていましたが、いくらすすめられても女房を持ちませんでした。番頭に「女房がいれば着物も買わなきゃならない。メシも食えば病気に...
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ねぎまの殿様~古今亭今輔・三遊亭金馬

古今亭今輔~ねぎまの殿様 落語  「ねぎまの殿様」 古今亭今輔 本郷のさるお大名が向島の雪景色を見たくなり、お側用人の三太夫を共にお忍びで出かけます。本郷切通しから池之端仲町の薬屋、錦丹円という大きなの前に来て馬を止めると、おいしそうな匂い...
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茄子娘~入船亭扇辰【動画】

茄子娘~入船亭扇辰(九代目 入船亭扇橋)【動画】 東海道は戸塚の宿から一里ほど離れた村の禅寺の住職。本堂脇の畑で大好きな茄子を作っては食するのが何よりの楽しみ。ある夏の夜。住職が蚊帳に入って寝ようとすると、友禅の着物を着た十七、八の美しい娘...
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野崎詣り~桂春團治・笑福亭松之助・桂枝雀・桂春團治(初代)

野崎詣り~桂春團治 毎年5月1日から10日間の野崎詣りは大変大勢の人で賑わいます。喜六と清八も野崎詣りに向かっていますが、徳庵堤(とっかんづつみ)にかかったところで、喜六が足が痛いと言い出し、船に乗ることに。
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泣き塩~古今亭志ん生・桂米朝

往来で泣く若い男女を見た焼き塩屋は 泣き塩(焼き塩)~古今亭志ん生 往来を歩いていた侍が、お花という若い娘に呼びとめられます。娘は「私は女中奉公をしていますが、故郷の母親が身体を悪くしたとのことで心配をしているところへこの手紙が届きました。...
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能狂言~三遊亭圓生【動画】

「やるまいぞ、やるまいぞ」 能狂言~三遊亭圓生 一年ぶりに国許に帰った田舎の殿様。江戸で観た能狂言が面白かったので、恒例の端午の節句の宴の際に観たいと言い出します。しかし、家老以下能狂言を知っている者がおらず、城下に高札をして知っている者を...
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猫怪談~三遊亭圓生

与太郎の養父が亡くなったと聞いて大家が訪ねてきます。 準備はできているかと聞きますが、与太郎はお棺へ納めて線香を上げたかと聞くと何もしていないと答え、線香もなければ金もないと言います。 早桶はあるというので褒めると井戸端で拾ってきた漬け樽で、よくよく聞けば大家の樽。