上方落語

上方落語の真骨頂 爆笑話、旅ネタ、芝居噺を古今東西の名人で聴き比べ。
「地獄八景亡者戯」「東の旅」「延陽伯(たらちね)」「天神山」「本能寺」「いもりの黒焼」「たちぎれ線香」「軒付け」「狐芝居」「蛸芝居」「不動坊」「お玉牛」などたっぷり

や~ん

らくだ~桂米朝・笑福亭松鶴・桂ざこば・立川志の輔他【動画】

屍人にカンカンノウを踊らせると言え! 桂米朝~らくだ 大男でノラクラと暮らし、乱暴者で皆から嫌われて"らくだ"と呼ばれている男。長屋に兄貴分の熊五郎が訪ねてきて、らくだがフグを食べて死んでいるのを見つけます。通りががった紙屑屋に家財を買わせ...
た~と

たちぎれ線香(たちきり)~桂米朝・柳家さん喬・春風亭柳好【動画】

桂米朝~たちぎれ線香 船場の大店。親戚一同が集まって、若旦那についてなにやら相談をしている様子。若旦那は丁稚をつかまえて事情を聞き出します。 最近、新町(色町)に通いづめの若旦那に、番頭の発案で乞食をして貰い歩きをしてもらうことで金のありが...
た~と

胴乱の幸助~桂米朝・桂枝雀・桂文珍・橘ノ円都【動画】

喧嘩の仲裁が唯一の趣味という割木屋のおやっさん お半長右衛門の話を聞きつけ 桂米朝~どうらんの幸助【動画】 "どうらん(胴藍 胴乱)"は、腰に下げる物入れで、江戸時代初期に鉄砲の弾丸入れとして用いられていたものですが、明治期には薬や印などを...
や~ん

宿屋仇(宿屋の仇討・庚申待)~桂米朝・古今亭志ん生・立川談志・志の輔他【動画】

旅の宿 騒々しい隣の部屋の男たちに 桂米朝~宿屋仇 大坂日本橋の宿屋紀州屋源助に来た萬事世話九郎という侍、昨日の宿で寝られず今夜は静かな部屋に案内してほしいと言います。紀州屋の番頭伊助は、承知して部屋へ通します。しかし、伊勢参りらしい浜手(...
か~こ

けんげしゃ茶屋~桂米朝【動画】

粟餅を持ってお茶屋へ けんげしゃ茶屋~桂米朝【動画】 大晦日。商家の奥では春を迎える準備で忙しく、店のほうでも節季の勘定で忙しい。旦那は邪魔にされて行き場がなく散歩をしています。又兵衛と出逢い「大晦日に茶屋遊びもできずこんな寒空にブラブラと...
あ~お

鬼あざみ~桂文團治

武蔵野にはじかるほどの鬼あざみ 鬼あざみ~桂文團治 動画サイトVeohで再生します 桂文紅の師匠、文團治の貴重な口演です。 清吉とおまさ 母親に金を一貫五百くれとねだる子供。芝居を観に行って寿司を買って食べたいと言う。母親は"おまさ"という...
か~こ

菊江の仏壇~桂小南・金原亭馬生・桂歌丸【動画】

桂小南~菊江仏壇 落語 「菊江の仏壇」 桂小南 船場の糸問屋の旦那が、若旦那に意見をしています。「こなたはどうしてお花を見舞いに行てやらん」お花は、若旦那が北の菊江という芸者に入れ込んでほとんど家に帰ってこないことを気に病み、体調もくずして...
さ~そ

算段の平兵衛~桂米朝・笑福亭松喬・月亭可朝【動画】

世の中にこれぐらい気の毒な死骸はおまへんで 算段の平兵衛~桂米朝 ある村の庄屋。お花という妾を囲い、これが悋気持ちの妻に知られて別れさせらた上に村から追い出せと言われます。身寄り頼りの無いお花を村から出してしまうのもかわいそうに思い"算段の...
あ~お

怪談市川堤(戸田の渡し)~桂米朝・林家正蔵・露の団四郎【動画】

さて恐ろしい・・執念じゃなぁ 怪談 市川堤~桂米朝 京都は西陣の織物問屋で越後屋治郎兵衛。息子が二人あり、兄の治郎吉は十代から飲む打つ買うを覚えた極道三昧。祇園の小染と深く馴染みになりますが、この親が資産家。大阪の高津に家をもたせます。
さ~そ

千両みかん~桂米朝・柳屋小三治・古今亭志ん生・古今亭志ん朝・立川志の輔・五街道雲助・金原亭馬生【動画】

この暑い盛り、どこに蜜柑がある? 千両みかん~桂米朝 呉服屋の若旦那。急に患いつき十日あまりも食べるものも食べずに寝込んでしまいます。医者は「これは心の病、気の病で心に思っていることがなくなれば、良くなるだろう」と言います。番頭が何も言いた...
は~ほ

貧乏神~桂枝雀・林家染二【動画】

頼むから働いてくれと泣いて頼む貧乏神 貧乏神~桂枝雀【動画】 女房 お咲に逃げられた男。訪ねてきた家主に、「今日は頭が痛いので仕事を休む。」と言ったらお咲が布団を剥いだのだと言う。それはお咲さんがいけないと大家は言いますが、よく聞いてみると...
あ~お

足上がり~桂米朝

金は筆の先から出る 足上がり~桂米朝 ある大店の番頭。店の金をごまかして"金は筆の先から出る"と言いながらお伴の丁稚定吉を連れて芸者遊びや芝居に興じています。今日もお茶屋の芸妓をはべらせて芝居見物。定吉がそろそろ帰るというので「帰ったら、番...
か~こ

くっしゃみ講釈~桂枝雀・三遊亭金馬・春風亭一之輔・三遊亭円歌・笑福亭松鶴

はだか馬にと乗せられて白い襟にて顔隠す 二銭ちょうだい くっしゃみ講釈~桂枝雀【動画】 化け物屋敷と呼ばれて長らく人が住まない家が最近講釈場になり、東京から来ているという講釈師 後藤一山の口演で繁盛しています。この後藤一山にひどい目にあった...
か~こ

風の神送り~桂米朝

「風の神ぃ 送ろ~ 風の神ぃ 送ろ~」 風の神送り~桂米朝 昔は風邪でも、今で言えばインフルエンザのようにちょっと寝て休んだぐらいでは治らない風邪が流行った時には、風(風邪)の神送りということをやりました。 虫送り、疱瘡(ほうそう)の神を送...
か~こ

小倉船(竜宮界龍都)~桂米朝・三遊亭圓歌

上方の旅ネタ 今度は海へ潜ります 小倉船(竜宮界龍都)~桂米朝 豊前の小倉から馬関へ渡る船。乗り合わせた連中、私は紀州、私は遠州など自己紹介をしています。大阪の唐物町の唐物屋の男は、長崎で仕入れたというビードロ(ガラス)でできたフラスコとい...
な~の

ぬの字鼠~桂米朝

木の葉で描いたぬの字が ぬの字鼠~桂米朝 昔は出家たるものは、肉喰妻帯は厳しく禁止され、特に女犯の罪ということになると寺社奉行によって唐傘一本で追い出されるということになっていました。 ある寺の和尚、小坊主の智円に小言を言っています。最近精...
や~ん

四段目(蔵丁稚)~桂米朝・古今亭志ん朝・三遊亭圓生・桂三木助【動画】

御前! 待ちかねたぁ~ 蔵丁稚~桂米朝 この人の芝居噺は本当にすごい。 あるお店の小僧、定吉。芝居好きで、何かの用事を言いつけられるとその帰りに芝居を観てなかなか帰らない。今日も使いに出たきりです。ようやく定吉が帰ってくると旦那が待ち構えて...
た~と

狸の化寺~桂米朝【動画】

狸の化寺~桂米朝 江戸時代の土木を支えた黒鍬組。ある村の河の堤の修理に訪れます。火の玉の領五郎以下三十人ほどで来ましたが「まとまってお泊めするところがない。分宿してほしい」と庄屋が言いますが領五郎は「気の荒い連中ばかり、酒でも飲んで暴れる者...
は~ほ

不動坊~桂米朝・春風亭一之輔・桂吉朝・柳家小三治他

遊芸稼ぎ人でおます 不動坊~桂米朝 長屋に住む利吉に大家さんが訪ねてきて、お前さんは手まめによく働き、貯めた金を低利で貸して助かっている者も多いと聞く。しかし人間金ができたらそれでいいというものでもない、女房をもらう気がないかと聞きます。 ...
な~の

軒づけ~桂米朝・桂枝雀・橘ノ円都・桂文枝【動画】

桂米朝~軒付け 最近浄瑠璃を習い始めた男。御簾内(客から顔が見えないように演台に御簾をたらして緊張しないようにしようするもの)でお披露目をしますが大失敗。客から物を投げられて散々な結果。度胸をつけるには軒付けするのが一番と、軒付けをやってい...
あ~お

東の旅(伊勢参宮神乃賑)~桂米朝他【動画】

大坂から奈良を越えて伊勢参り 大津へ出て京都から大坂に戻る壮大な連作 桂米朝~発端・煮売屋・七度狐 大坂から奈良を通り、伊勢参りに向かう喜六と清八。「腹が減った」と峠にある煮売屋に立ち寄ります。
さ~そ

地獄八景亡者戯~桂米朝・桂吉朝・桂枝雀他【動画】

桂米朝の真骨頂~地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ) 鯖に当たって死んでしまった男。冥土に向かう道で、にぎやかな一行に出会います。道楽をしつくして冥途見物でもしようかと伊勢屋のご隠居が馴染みの幇間や芸者衆と一緒にフグを食べて死...
や~ん

厄払い~桂米朝・桂文楽・柳家小三治・柳亭市馬

厄払いまひょ 厄払い~桂米朝 ある男。麦を一升仕入れて「よばし麦」を作り、昨年の大晦日に売り歩いたらすぐに売れて儲かったので、その金でまた三升仕入れて次の日に売りに行ったらひとつも売れない。尼崎に言っても神戸まで行ってももう手が回ってる・・
あ~お

卯の日詣り~桂米朝

卯の日詣り~桂米朝 中船場の金満家の旦那。中年過ぎてから"せむし"になりましたが、友人や芸人なども多くやって参ります。回りの髪結いで町の幇間とでもいう便利屋の磯七が訪ねてまいります。
や~ん

弱法師・菜刀息子(ながたんむすこ)~桂吉朝

弱法師(よろぼし)~桂吉朝 <br></p> ある商家。旦那が息子に、包丁屋に"断ち包丁"を誂えるよう注文してこいと言いつけたのですが、出来上がってきたのは"菜刀"(ながたん)。「おまえは、包丁ひとつまともに注文でけんのか。」と厳しく叱責。...
た~と

蛸芝居~桂吉朝・笑福亭松鶴・林家染左【動画】

桂吉朝~蛸芝居 船場の砂糖問屋は店の主人も使用人もこぞって芝居好き。朝、使用人たちの起きるのが遅いと、主人自ら三番叟を踏んで起こします。
か~こ

狐芝居・そってん芝居~桂吉朝【動画】

桂吉朝~狐芝居 旅の武士が茶屋で一服して去った後、「刀を忘れた」と戻ってきます。茶屋の老夫婦は、武士の魂である刀を忘れるとは、さては武士の格好をしてタカリなどをやっているに違いないと思いましたが、男は「大坂の芝居役者で武士の役がついたので武...
さ~そ

三枚起請~桂米朝・古今亭志ん朝・志ん生他【動画】

桂米朝~三枚起請 下駄屋の喜六が仏壇屋の源兵衛のところにやってきます。源兵衛は、今までお前の母親が来ていて「夜泊まり日泊まりして帰ってこない、博打でもしているのではないか。」と心配していたと話します。喜六は女(おなご)のほうだと言い、起請誓...
あ~お

いもりの黒焼(色事根問・恋根問・首の仕替え)~桂米朝・立川談志・笑福亭仁鶴・桂文紅【動画】

女にもてる10の条件とは 桂米朝~いもりの黒焼【動画】 ある男がご隠居さんに、女にもてる方法はないかと聞きに来ます。ご隠居は、この十個のうち、ひとつふたつでもあれば女ができると言います。
は~ほ

本能寺~桂米朝・露の五郎【動画】

桂米朝~本能寺【動画】 素人芝居の「三日太平記」。武智光秀(明智光秀)が主君小田春永(織田信長)に謀反を起こした本能寺の場面が描かれる芝居噺です。