あたま山(さくらんぼ)~桂枝雀・林家彦六・鈴々舎馬桜・古今亭志ん生



あたま山で花見に舟遊び

さくらんぼ~桂枝雀


一度も仕事を休んだことのない友人のヨシが仕事に出てこないのを心配して見舞いに行った男、ヨシはまず元気な様子で一安心しますが見慣れない頭巾をかぶっています。

頭巾を取りますと頭の上に桜の枝が載っています。
そんなことして遊んでいるのかと聞きますと、遊んでいるのではない、頭から生えているのだと言います。

女房の実家から大好物のさくらんぼがたくさん届き、喜んで全部食べてしまった。その時にさくらんぼの種を食べてしまったらしく、しばらくすると桜が生えてきたのだと言います。

覚書

子供の絵本や映画、日本舞踊、狂言などでも広く知られている噺で「考えオチ」の代表格でもあります。

さて、どうやって自分の頭の池に身投げをしたのか。
袋物や赤ちゃんの付け紐などを縫う時、裏地で縫っていってくるっとひっくり返して表地に縫い目出ないようにします。
この要領で自分の体をくるっとひっくり返して・・と。

あたま山~林家彦六


江戸落語ではケチな男が、さくらんぼの種がもったいないというので食べてしまって頭に桜の木が生えるという設定で、ケチの噺のマクラとして使われていたのを彦六が舟遊びなどの下りを加えて一席ものとしました。

あたま山~鈴々舎馬桜

あたま山~古今亭志ん生


庚申待のマクラとして語られています。

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