古今亭志ん朝

か~こ

岸柳島~古今亭志ん生・三遊亭圓生・立川談志【動画】

さぁ事だ 馬の小便渡し舟 岸柳島~古今亭志ん生【動画】 浅草の舟着場。浪人らしい侍が乗り込み、もっとそっちへ寄れ。目ばたきをしてはならん。息をするなと言いたい放題。 船が出てしばらく、浪人が銀のキセルをふかし、灰を落とそうとキセルを船べりに叩いた拍子に雁首が川の中に落ちてしまいます。 大事なものと見えて浪人の顔色が変わ
は~ほ

無精床~古今亭志ん生・三遊亭圓生・古今亭志ん朝・柳家小さん

この水 ボウフラが湧いてるよ無精床~古今亭志ん生 無精床の異名をとる床屋。誰も寄り付かずいつもガラガラ。誰も入らないかと思えば、知らない人が覗いて空いてるからすぐやってもらえるだうろと入って来る。元結を切ってくれと言うと自分でやれ、髪を湿ら...
か~こ

蔵前駕籠~古今亭志ん朝・三遊亭金馬・立川談志・五街道雲助

身ぐるみ脱いで置いていけ蔵前駕籠~古今亭志ん朝蔵前駕籠尊皇攘夷を掲げた浪士が勤王と佐幕に分かれて街にあふれていた頃。夕刻から駕籠で吉原へ行く上客を狙い、浪士たちが徒党を組んで蔵前通りのあちこちで追い剥ぎが横行します。「我々は徳川方に味方する...
か~こ

碁泥~柳家小さん・古今亭志ん朝・金原亭馬生【動画】

煙草盆が来てないぞ! 碁泥~柳家小さん【動画】 碁と煙草に目のない旦那二人。今日も碁敵が訪ねてきますが碁が打てないようになってしまったと断りを入れます。 家内から、いつも二人が碁を打っているところの畳が焼け焦げだらけになっているのを見せられ、碁は火の用心が悪いのでやめてくれと言われた。何かよい案はないかと考え、碁は碁、
さ~そ

粗忽の使者(月並丁稚)~柳家小さん・桂ざこば・古今亭志ん朝・古今亭志ん生

粗忽の使者~五代目 柳家小さん杉平柾目正の家臣、地武太治部右衛門(じぶたじぶえもん)は家中でも有名な粗忽者ですが、殿様はその粗忽さをおもしろがって重用しています。この柾目正の親戚筋にあたる赤井御門守がこの噂を聞きつけ、「機会があればこちらへ...
は~ほ

羽織の遊び~古今亭志ん朝・三遊亭圓生・春風亭柳好

羽織の遊び~古今亭志ん朝落語 「羽織の遊び」 古今亭志ん朝町内の若い者が集まって、吉原に行きたいが金がない。そこへ通りかかった伊勢屋の若旦那。なよなよとしてキザで色男ぶっているイヤな男だと周りは言いますが、一人が声をかけます。若旦那は「昨日...
た~と

代脈~古今亭志ん朝・三遊亭圓生・春風亭一之輔・桃月庵白酒・桂鯛蔵

与太郎医者 伊勢屋のお嬢さまを診る代脈~古今亭志ん朝江戸中橋で名医と知られた古法家(漢方医)尾台良玄。この良玄の弟子で銀南という者がおりまして、子供の頃は目から鼻へ抜けるような利口者だったのが、十五、六の頃から食と色に狂って他の事は愚鈍にな...
か~こ

黄金餅~立川談志・古今亭志ん生・古今亭志ん朝【動画】

もったいねぇなぁ。天下の通用をみんな腹の中にいれちまいやがった黄金餅~立川談志【動画】下谷山崎町に住む願人坊主 西念は金に執着して相当小金を溜め込んでいるとの噂。最近体が悪く寝込んでいますが金がもったいないと医者にも行かず薬も買わない。隣に...
は~ほ

干物箱~古今亭志ん朝・桂文楽・五街道雲助【動画】

古今亭志ん朝~干物箱【動画】遊びが過ぎて大旦那に外出を禁止された若旦那。大旦那に「気晴らしに湯にでも行ってくるか、ただし一時間で帰ってこい」と言われた若旦那、一計を案じます。本屋の善公は声色が得意。自分が花魁と会ってる間に善公に家に居てもら...
さ~そ

三軒長屋 ~立川談志・古今亭志ん朝・古今亭志ん生・三遊亭圓生・三遊亭金馬【動画】

立川談志 三軒長屋昔ながらの三軒長屋の右手に鳶の政五郎、左手に「一刀流指南」という看板を出している剣術の先生、この二軒に挟まれた真ん中にお妾さんが女中と一緒に住んでいます。右では若い者が集まって始終喧騒が絶えず、左では毎日毎夜剣術の稽古で、...
か~こ

小言幸兵衛(搗屋幸兵衛・借家借り)~圓生・志ん生・志ん朝・歌丸・談志他

お前に店は貸せないよ 小言幸兵衛~三遊亭圓生 長屋の家主 幸兵衛。女房をはじめ長屋を回ってはのべつ小言が絶えないので人呼んで小言幸兵衛。 この幸兵衛のもとに、部屋を借りたいという豆腐屋が入ってまいります。 いきなり家賃はいくらだと聞いた豆腐屋に、物を聞くには順序がある、空き家を貸してくれるかどうかと聞いて、こちらが貸す
か~こ

坊主の遊び(剃刀・坊主茶屋)~三遊亭圓歌・桂米朝・古今亭志ん朝・古今亭志ん生

浅い川なら裾までまくれ深くなるほど帯を解く坊主の遊び~三遊亭圓歌蔵前の大店、息子に家督を譲りまして旦那は頭を丸めて楽隠居。床屋の大将を連れて吉原へ繰り出します。床屋の大将、普段はよい人ですが酒が入ると人にからむ「からみ酒」。前にも酒でしくじ...
か~こ

稽古屋~古今亭志ん生・桂文枝・古今亭志ん朝他

世辞で丸めて浮気でこねて 稽古屋~古今亭志ん生 「女にモテたいんだけど、どうしたらいいでしょう」と男がご隠居に相談しています。 金でもあればいいがとご隠居が言うと、金は持ってる三十銭。 かくし芸があるかと聞くと脇の下にある。人にできないことがあるかと聞くと鼻でうどんを食う、と話にならない。 ご隠居の知り合いの清元の師匠
か~こ

駒長~古今亭志ん生・古今亭志ん朝・五街道雲助

駒長~古今亭志ん生借金だらけの長兵衛とお駒の夫婦。お駒が「借金の返済をどうするの」と聞きますと「あれば返すが無いものはしょうがない。俺にいい考えがある。あの丈八、借金が取れないと思いながらお前を目当てに通って来る。お前は丈八と度々会っていた...
は~ほ

雛鍔~古今亭志ん朝・三遊亭金馬・春風亭一之輔・柳亭市馬・桂小南・立川志の輔【動画】

雛鍔~古今亭志ん朝落語 「雛鍔」 古今亭志ん朝あるお屋敷で植木屋が仕事をしていますと、七・八歳の若様が庭に出てきます。泉水のところで四文銭を拾い、お付きの年寄りに「じい、これはなんじゃ」と聞きます。
た~と

高田の馬場~古今亭志ん朝・三遊亭金馬

親の仇岩渕伝内 いざ尋常に勝負勝負 高田の馬場~古今亭志ん朝 花見客で賑わう浅草。浅草寺の境内では蟇の油を売る姉弟が口上を述べています。 人だかりの中から一人の老侍が進み出て、二十年前に受けた傷に蟇の油が効くかと尋ねます。 傷を見なければわからないと弟が侍の背中の傷を見せてもらいますと、
は~ほ

へっつい幽霊(かまど幽霊)~三遊亭圓生・古今亭志ん生・古今亭志ん朝・立川談志

幽霊の卵が出た!へっつい幽霊~三遊亭圓生ある道具屋。客がへっつい(かまど)を二分二朱で買っていきます。その夜の八つ(午前二時)をまわった頃、道具屋の戸を叩く音がする。開けると昼間へっついを買った客が「買ったへっついを引き取ってくれ」と言いま...
あ~お

大山詣り~古今亭志ん朝・古今亭志ん生・三遊亭圓生・柳家小さん・柳家小三治・立川談志

みなさんおけがなくっておめでたい!大山詣り~古今亭志ん朝【動画】昔は山に登るというとすべて信心で、幾人か集まって登ってお詣りをして帰ってくるものでしたが、物見遊山を楽しむという要素もありました。ある長屋の男連中が集まって毎年恒例のお山へ出か...
か~こ

強情灸~柳家小さん・古今亭志ん生・古今亭志ん朝

五右衛門はさぞ熱かったろうなぁ強情灸~柳家小さん【動画】友人が通りかかったのを呼び止めた男。「どこへ行ってきた」「熱いと評判の灸を据えに行ってきた」「熱いったってたかが灸だろう」「お前なんぞが行ったら恥をかく。気の小さいやつなんか悲鳴をあげ...
た~と

富久~桂文楽・志ん生・馬生・志ん朝・立川談志・柳家小さん【動画】

富久~桂文楽落語 「富久」 桂文楽酒にだらしなくいろんなお店や旦那をしくじって仕事がままならない幇間の久蔵。富くじ屋の知人に呼び止められ"松の百十番"という富くじを勧められて買います。一番富は千両、二番でも五百両という大金が当たります。家に...
か~こ

首ったけ~古今亭志ん生・古今亭志ん朝【動画】

古今亭志ん生~首ったけ吉原へ毎日のように出かけている辰つぁん。敵娼(あいかた)も紅梅と決まっていて、見世を出る時にはいってらっしゃい、仕事を終わって行くと、お帰りなさいというくらいの馴染みになっています。
さ~そ

品川心中~三遊亭圓生・古今亭志ん朝・立川談志・金原亭馬生・春風亭柳朝・三遊亭金馬

品川は衣衣の別れなり品川心中~三遊亭圓生【動画】品川遊郭の白木屋でずっと板頭(いたがしら)を張っていたお染。トウが立って来まして小じわを白粉で隠し、この間まで鼻先であしらっていた子供にいい客がついて自分が二番三番に落ちる。紋日には若い者やお...
か~こ

甲府い~古今亭志ん朝・柳家小三治・三笑亭可楽・春風亭小柳枝

縁は異なもの味なもの とうふごまいりがんもどき甲府い~古今亭志ん朝豆腐屋の店先で卯の花を盗み食いした男を、店の若い者が殴っています。出てきた主人が店の者を諌め、男に事情を聞きますと、「私は善吉と申しまして、早くに両親を亡くし叔父夫婦に育てら...
あ~お

おかめ団子~古今亭志ん生【動画】・古今亭志ん朝

「鶴は餅亀は団子で名は高し」人情噺 麻布名物おかめ団子の一席おかめ団子~古今亭志ん生【動画】江戸時代に飯倉片町に「おかめ団子」という団子屋がありまして、大層流行っています。ここの一人娘のおかめというのが美人で、帳場で世辞をふりまくので若い男...
た~と

付き馬~古今亭志ん朝・三遊亭圓生・三遊亭金馬・立川談志

付き馬~古今亭志ん朝ある男。吉原でバカ騒ぎをした翌朝に牛(ぎゅう・店の若い衆)が部屋に入ってきて勘定の催促をします。男は「吉原の中のお茶屋に手紙(請求)を書いたが判を忘れたので自分で訪ねようと思う。一緒に行かないかと誘います。」
あ~お

お若伊之助~古今亭志ん朝・三遊亭圓生・桂歌丸・古今亭志ん生

お若も伊之助も悪くないのに・・お若伊之助~古今亭志ん朝落語 「お若伊之助」 古今亭志ん朝お若が流行りの一中節を習いたいと言うので、出入りの鳶頭の初五郎に相談して元武士の菅野伊之助というのが三味線の腕もよく、年は若いが身の固い者だというので紹...
や~ん

夢金~古今亭志ん朝・立川談志・三遊亭金馬・柳家三三

夢金~古今亭志ん朝古今亭志ん朝 「夢金」雪の夜。浅草の船宿の二階で、「百両欲し~い、百五十両でもいい~」と言う大きな寝言が聞こえてきます。寝言でも金が欲しいと言うこの船頭熊蔵に、船宿の主人も閉口しています。そこへ表の戸を叩く音。強盗かと思い...
さ~そ

宋珉の滝~古今亭志ん朝・古今亭志ん生【動画】

なぜ死んだ虎を彫る?古今亭志ん朝~宋珉の滝【動画】腰元彫りの名人、橫谷宗珉の弟子宗三郎は、諸国流浪のはてに紀州熊野権現前の旅籠、湯浅屋にたどりつきます。十日ほど逗留し、酒や料理を頼みますが文無しが露見して、主人の松兵衛は「仕事をして返しても...
あ~お

今戸の狐~古今亭志ん朝・志ん生・金原亭馬生【動画】

古今亭志ん朝~今戸の狐落語 「今戸の狐」 古今亭志ん朝初代の三笑亭可楽に弟子入りした良輔。乾坤坊良斎という戯作者の弟子で、落語や芝居の台本などを書いておりましたが、生活ができないので落語家を志して可楽に弟子入りしました。しかし、修行はつらい...
あ~お

お見立て~古今亭志ん朝・春風亭柳好・柳橋・五街道雲助・古今亭右朝・菊之丞

お見立て~古今亭志ん朝吉原の喜瀬川花魁のもとへ毎日のように通って来る田舎者の杢兵衛。喜瀬川はこの男が嫌でたまらない。「いま病気だと言って追い返しとくれ。」と牛太郎に頼みます。牛太郎が杢兵衛に告げますと「病気なら見舞いに行ってやんべえ。」と言...