みどりの窓口~立川志の輔【動画】






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立川志の輔~みどりの窓口

東京駅のチケット売り場「みどりの窓口」の窓口係。さまざまな客がやってきます。

「割り込みをした」という客、指定席がないと言うと「国会議員の分があるだろう」という客。東京から宮崎へ行くが、孫や娘夫婦などと合流したいからと、福井、長野、東京に戻って小倉、宮崎へと、とんでもないルートになりますが「大安かどうかわからない」と帰ってしまう老夫婦。あとには大量の切符が残ります。

次に来たのが江戸っ子の親父。「特急は満席だ」と言いますと、「ここではなく有楽町ならあるのか」「俺が選んでやるから持ってる切符を並べろ」「その切符の入ってる箱(コンピュータ)を開けろ」と言い出します。

その夜。「もう辞めようかと思う」という窓口係と同僚が居酒屋に来ます。

覚書

「バールのようなもの」(清水義範著)に収められた「みどりの窓口」を原作としたもので、上方でも東京でも演じられる昭和初期に作られた「代書(代書屋)」にも通じる、職員の苦労とともに、切符を買いに来る人のさまざまな事情が見えます。

落語は苦手だという人も、志の輔落語は喜んで観るという若い人も多くいます。落語は落とし噺と言われますが、オチがさほどおもしろくないものも多く、また芝居噺などではオチのないものも多くあります。

新作の場合はどうやってサゲるかというのを真剣に練るのでしょうね。このみどりの窓口のサゲは本当に秀逸です。

マクラも時世に合わせたタイムリーなもので楽しめます。

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コメント

  1. […] 立川志の輔の新作落語「みどりの窓口」も客が入れ替わりで難題を持ってくるもので、大変身近でおもしろいものですが、無筆の人が多く代書屋というものが身近だった時代には、客側 […]

  2. […] 清水義範の短編小説をもとに立川志の輔が作った新作落語で『バス・ストップ』『みどりの窓口』も清水氏の原作をもとにしており、志の輔の人気に火をつけた作品として知られます。 […]

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