特集 志ん生人情ばなし
志ん生人情ばなし―志ん生の噺〈3〉 (ちくま文庫)に掲載されている十四席の聴き比べです。ごゆっくりどうぞ。
<<収録作品>>
唐茄子屋政談・中村仲蔵・淀五郎・井戸の茶碗・もう半分・江島屋騒動・おかめ団子・抜け雀・おせつ徳三郎・佃祭・千両みかん・しじみ売り・文七元結・塩原太助一代記
志ん生艶ばなし
1.唐茄子屋政談 | 勘当? 結構! お天道様と米のメシはついて回りますから。 | 古今亭志ん朝・三遊亭圓生・古今亭志ん生・三遊亭金馬・林家正蔵・柳家さん喬・古今亭圓菊 |
2.中村仲蔵 | 稲荷町(大部屋)から名代になった中村仲蔵に割り当てられたのは忠臣蔵五段目の定九郎。 | 三遊亭圓生・古今亭志ん朝・林家正蔵・古今亭志ん生・金原亭馬生・柳家花緑 |
3.淀五郎 | 忠臣蔵の塩冶判官の役者が急病で出られなくなり、座頭の市川團蔵は、相中の澤村淀五郎にやってみろと言います。 | 三遊亭圓生・立川談志・古今亭志ん生 |
4.井戸の茶碗 | 屑屋を営む「正直清兵衛」が、立ち寄った誓願寺棚の裏長屋で、身なりは粗末だが美しい娘に声をかけられ | 柳家さん喬・古今亭志ん生・古今亭志ん朝・立川志の輔 |
5.もう半分 | 千住大橋近くに夫婦で営む小さな居酒屋に毎日のように来る老人が | 古今亭志ん生・五街道雲助・古今亭今輔・古今亭志ん朝・金原亭馬生 |
6.江島屋騒動 | 「イカモノ」の婚礼衣装のために身を投げて死んだ娘。母親の怨み凄まじく | 古今亭志ん生・桂歌丸・柳家蝠丸・一龍斎貞水 |
7.おかめ団子 | 「鶴は餅亀は団子で名は高し」飯倉片町名物おかめ団子の一席 | 古今亭志ん生【動画】・古今亭志ん朝 |
8.抜け雀 | 宿代のカタに描いた雀の絵が | 桂米朝・古今亭志ん生・古今亭志ん朝・立川志の輔・金原亭馬生 |
9.おせつ徳三郎 | 大店の娘で器量よしの「おせつ」が縁談を断り続ける理由とは | 柳家小さん・古今亭志ん朝・古今亭志ん生・三遊亭圓生 |
10.佃祭 | 神田お玉ヶ池の小間物問屋の主人次郎兵衛。昔助けた女に呼び止められて渡し船に乗り遅れますが | 古今亭志ん朝・三遊亭金馬・古今亭志ん生・春風亭柳朝 |
11.千両みかん | 呉服屋の若旦那。急に患いつき十日あまりも食べるものも食べずに寝込んでしまいます。聞けば「みかん」が食べたいと | 桂米朝・柳屋小三治・古今亭志ん生・古今亭志ん朝・桂枝雀・立川志の輔・五街道雲助・金原亭馬生 |
12.しじみ売り | ねずみ小僧次郎吉がしじみ売りの少年の話を聞き | 立川志の輔・古今亭志ん生・桂文我・桂福團治・林家染二・桂小南 |
13.文七元結 | 本所達磨横町の左官長兵衛。今日も博打から帰ると昨夜から娘のお久がいないと言う。 | 古今亭志ん朝・桂ざこば・三遊亭圓生・古今亭志ん生・立川談志・金原亭馬生・柳屋さん喬・柳屋権太郎・柳屋小三治・歌舞伎(人情噺文七元結) |
14.塩原太助一代記 | 『本所に過ぎたるものが二つあり 津軽屋敷に炭屋塩原』 | 古今亭志ん生・古今亭今輔・三遊亭圓生 |
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