『お笑い・漫才芸人列伝』
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。
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初天神~柳家小三治
新しい羽織を誂えて、誰かに見せたくて仕方がない熊五郎。女房に「今日は初天神だから羽織を出せ」と言います。女房は、「行くなら息子の金坊を連れて行ってくれ。」と頼みます。熊五郎は、「あいつはこれ買ってくれ、あれ買ってくれとうるさいので嫌だ。」と言いますが、ちょうど金坊が外から帰ってきて「あたいも連れてってくれ」とせがみます。
女房と子供にせがまれ、「今日はあれを買ってくれ、これ買ってくれと言わない。」と約束をさせて金坊を連れて出かけます。
覚書
この噺は初代の松富久亭松竹(後の笑福亭)が江戸時代の笑話本「聞上手」の中にある「凧」という小咄をもとにまとめたものと言われています。
昔は親に連れられて買い物や縁日に行って、何かが欲しいと駄々をこねて座り込んで泣いている子供を結構見たように思います。
最近でもいないことはないのですけど、昔に比べれば物に不自由しなくなったことや、子供が欲しいと言えばすぐに買ってあげる、甘いと言われても、そうしてやりたいという親が多くなったということかもしれません。
初天神~笑福亭仁鶴
上方では息子は駄々っ子ではなく、狡猾な悪ガキとして演じられます。
初天神に連れて行かないと言う父親に、「この間の晩のこと向いの家行って皆言うてきたる」と言い、夫婦の閨(ねや)の話をしだします。
初天神~柳家小録

【落語のピン】柳家小緑(現:柳家花緑) 初天神
古いビデオテープから起こしたデータとなりますので、映像・音声に乱れがあります。ご了承ください。1993年放送
初天神~春風亭一之輔
落語 初天神 Spotify
柳家一琴/初天神
三遊亭楽生/初天神
立川志らら/初天神
コメント
[…] 母親に男が訪ねてくる話で小遣いをせびる話は「初天神」にもあり、前半だけだとどちらの噺かわからないくらいです。 […]