小泉八雲

か~こ

雉子政談(小泉八雲・雉子のはなし)~柳家喬太郎

雉子政談~柳家喬太郎 里山に住む夫婦。亭主は畑仕事、女房は機(はた)を織っておだやかに暮らしています。ある晩、女房の夢の中に「おい、お光ッ」と三年前に亡くなった亭主の父親が現れ「私は近々、恐ろしい目に遭う。その時助けてくれ。頼んだよ、お光」...
た~と

重陽(小泉八雲・守られた約束)~柳家喬太郎

重陽~柳家喬太郎 戦国の頃、播磨の国に赤穴宗右衛門(あかなそうえもん)という武士がいました。宗右衛門は義弟、丈部左門(はせべさもん)に「自分の故郷の出雲の国で、自分が仕えていた殿が倒され、国も荒れていると聞いた。しばらく国に行き様子を見て来...
た~と

ついたて娘(小泉八雲・衝立の娘)~柳家喬太郎

ついたて娘~柳家喬太郎 茶屋に遊びに来た若旦那。ひと遊びをしたあと、馴染みで将来の約束を交わした芸者と二人だけで話をしたいと人払いをします。若旦那は、何も描かれていない衝立を見て、もう少し色気のあるものを置けばよいのにと言いますと、芸者は「...
あ~お

梅津忠兵衛(小泉八雲)~柳家喬太郎

梅津忠兵衛~柳家喬太郎 出羽の国、戸村十太夫に仕える梅津忠兵衛は、豪勇でならす侍。ある夜、忠兵衛が夜勤で城下の見廻りをしていまると、若い女が近寄ってきて「この子をしばらく預かっていただけないでしょうか」と話しかけてきます。