桂米朝

た~と

天狗さし~桂米朝

テンスキ屋を始めるには天狗さし~桂米朝昔、京都五条に念仏尺(ねんぶつさし)という竹の物差しを売っている店があった頃。ご隠居の家に、相談があると訪ねてきた男が「食べ物商売を始めようと思い、店の手金も打ってきた。世間にないすき焼き屋、テンスキ屋...
あ~お

家見舞(祝の壺)~桂米朝・柳家小さん・柳家喬太郎・滝川鯉昇

視聴ご注意 汚い噺で恐れ入ります祝の壺~桂米朝【動画】 知り合いの芸者小乃志(このじ)が御茶屋を開いたというので、祝いに二荷入る水壺を贈ろうとしている二人。普通に買えば二円五十銭から二円八十銭。古道具屋なら安くなるだろうとある店に入りますが...
た~と

田楽喰い(ん廻し)~桂米朝・桂雀々・三笑亭小遊三【動画】

てんてんてんまのてんじんさんで六本もらおか桂雀々~田楽喰い
あ~お

犬の目~桂米朝・柳家小せん・立川文都

春になればまた眼が吹いてくる 犬の目~桂米朝 四、五日前から眼が疼くという男。 友人に紹介してもらった医者に行きますと、医者は眼玉を取り外して、悪いところを修繕してまた放り込めばすぐに治ると言います。 たこ焼きの要領で眼をポンとくり抜いて、薬液につけておけと助手に命じます。 しばらく後、眼を元に入れようとしますが入らず
か~こ

親子茶屋~桂吉弥・桂米朝・桂枝雀・桂文珍

桂吉弥~親子茶屋 ある商家。旦那に言いつけられ、丁稚が若旦那を呼びにいきます。「よく飽きもせず説教ばかり」と、小言を軽く聞き流し、馴染みの芸者ののろけを言い出す始末。旦那はカンカンですが番頭に仲裁され「阿彌陀さんにおすがりしよう」と家を出ま...
さ~そ

持参金~桂米朝・立川談志・五街道雲助他【動画】

桂米朝~持参金【動画】 朝、男のところに、ある店で番頭をしている友人がやってきます。「あんたの親父さんに恩があるからと、ある時払いの催促なしということで貸した二十円。まことに言いにくいが今日の夜までに返して欲しい」
さ~そ

除夜の雪~桂米朝【動画】

桂米朝~除夜の雪小さな寺の年越し。夜になり雪も降ってきまして、庫裡で3人の修行僧が寒い寒いと言いながら話し合っています。修行僧の大念が「もっと炭を放り込め」と弟弟子の悦念に言いますが、悦念は「安い炭ですぐ燃え尽きてしまいます。」これを聞いた...
か~こ

蜘蛛駕籠(住吉駕籠)~立川談志・立川志の輔・桂米朝・桂枝雀

へい駕籠! 駕籠いかがでございましょう!蜘蛛駕籠~立川談志客待ちをしている駕籠屋。兄貴分が呼び込みをしますが一向に駕籠に乗る客はありません。兄貴分が「小用を足してくるからその間に客を呼んでおけ」と言い、弟分は呼び込みをしますが、毎日世話にな...
あ~お

近江八景~桂米朝・古今亭志ん朝・三遊亭金馬他

「乗せたから先は粟津かただの駕籠 比良石山や馳せらしてみい」 近江八景~桂米朝 易者が客引きをしています。「今日は師匠の十三回忌によって見料は半額、手の筋は無料じゃ。遠慮せんと手を出せ。」 前を通った男、この人は下手だ。この間天王寺さんに行ったら同じように「今日は師匠の十三回忌」と言ってた。毎日そんなことを言ってるよ
た~と

狸賽~柳家小さん・桂米朝・古今亭志ん生・志ん朝【動画】

天神様頼む!柳家小さん~狸賽【動画】博打好きの男が寝ようとすると戸を叩く音。戸を開けると狸が立っています。「今日は子供に捕まっているところを助けていただいてありがとうございました。両親に話しましたところ、恩返しをして来いと言われまして」
か~こ

亀佐~桂米朝

亀佐~桂米朝 中山道伊吹山の麓にある柏原宿に、艾(もぐさ)売りの亀屋佐京という男が、「江州 伊吹山のほとり 柏原本家 亀屋左京 薬もぐさよろ~し」と節をつけて売り歩いていました。ある時、亀屋佐兵衛という老人が、念仏講中の人たちとお坊さんの説...
か~こ

蟇の油(がまのあぶら)~立川談志・三遊亭圓生・春風亭柳好【動画】

蝦蟇の油~立川談志【動画】大道で『蟇の油』を売る香具師(やし)。得意の口上を述べて順調に売上げ、一通り売り終わったので客が入れ替わるまで、近くの茶屋で酒をいただきます。
か~こ

世帯念仏(小言念仏)~【動画】桂米朝・柳家小三治・桂文珍・三遊亭金馬

飯が焦げてるナムアミダ 世帯念仏~桂米朝【動画】 ある男、毎朝仏壇の前に座って南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏を唱えるのが習慣になっています。 今朝もナムアミダブを唱えながら、花を変えたらどうだ、仏壇を掃除しろ、飯が焦げている、今朝のおかずは何だ、味噌汁の具は何だと小言が絶えません。
は~ほ

花筏~桂米朝・三遊亭圓生・桂枝雀・金原亭馬生・林家染丸・柳亭市馬

南無阿弥陀仏と涙を流して土俵入り花筏~桂米朝提灯屋の徳さんが相撲部屋の親方に呼ばれ、半月ほど体を貸してほしいと言われます。「実は大関の花筏が病気になった。播州高砂で興行の約束があり、勧進元にも知らせたところ、病気と言われれば仕方がないが日本...
か~こ

風の神送り~桂米朝

「風の神ぃ 送ろ~ 風の神ぃ 送ろ~」風の神送り~桂米朝昔は風邪でも、今で言えばインフルエンザのようにちょっと寝て休んだぐらいでは治らない風邪が流行った時には、風(風邪)の神送りということをやりました。虫送り、疱瘡(ほうそう)の神を送るなど...
か~こ

景清~桂米朝・桂文楽・三遊亭百生他【動画】

百日でダメなら二百日、三百日でもお詣りしてみなさいな桂米朝~景清失明した目貫師(彫金職人)の定次郎が近所の旦那 甚兵衛と話をしています。医者にも見放されて神仏にすがろうと眼病に効くといわれる柳谷観音へ二十一の日の間 願掛けに行った。隣で願文...
か~こ

故郷へ錦~桂米朝・露の五郎兵衛

せやさかい、これはとても人には言えん話やと故郷へ錦~桂米朝息子の作次郎が寝込んでいるのを心配した母親が自分の兄を呼びます。医者の見立てによると、何か思い詰めていることがあって病気になったもので薬を浴びるほど飲んでも治らないと言う。自分に顔を...
か~こ

五光(いがぐり)~桂米朝・桂歌丸【動画】

夜中に苦しみだす娘五光~桂米朝 山の中で道に迷ってしまった男、太陽や水の流れを頼りに下ってまいりますが、だんだんと陽が傾いてまいります。こんな所で夜になると命に関わると急ぎますと、人が踏んだらしい道に出ます。二、三町下ってまいりますと、辻堂...
か~こ

鴻池の犬~桂米朝・桂枝雀・林家正蔵【動画】

鴻池の犬~桂米朝 商家の主人、早朝に小僧を起こし、「すまないが店の表で何やら音がするので見てきてほしい。」と頼みます。小僧が表に出て帰ってきますと「捨て子だ」と言い、よく聞いてみると白、黒、ぶちの三匹の子犬。「お前が世話をするなら」と主人は...
さ~そ

三枚起請~桂米朝・古今亭志ん朝・志ん生他【動画】

桂米朝~三枚起請下駄屋の喜六が仏壇屋の源兵衛のところにやってきます。源兵衛は、今までお前の母親が来ていて「夜泊まり日泊まりして帰ってこない、博打でもしているのではないか。」と心配していたと話します。喜六は女(おなご)のほうだと言い、起請誓紙...
や~ん

宿屋仇(宿屋の仇討・庚申待)~桂米朝・古今亭志ん生・立川談志・志の輔他【動画】

旅の宿 騒々しい隣の部屋の男たちに桂米朝~宿屋仇大坂日本橋の宿屋紀州屋源助に来た萬事世話九郎という侍、昨日の宿で寝られず今夜は静かな部屋に案内してほしいと言います。紀州屋の番頭伊助は、承知して部屋へ通します。しかし、伊勢参りらしい浜手(海辺...
か~こ

雁風呂~三遊亭圓生・桂米朝

ご存知水戸黄門が雁風呂由来の話を聞き三遊亭圓生~雁風呂【動画】遠州掛川で昼食をしようと茶屋に入った水戸のご隠居 黄門水戸光圀様。屏風に描かれた絵を見て土佐派の将監光信の筆と見ますが、「松に雁とは・・」と首をひねります。松ならば日の出に松、鶴...
や~ん

高津の富(宿屋の富)~笑福亭松鶴・桂枝雀・古今亭志ん朝・桂吉朝【動画】

笑福亭松鶴~高津の富落語 笑福亭松鶴 高津の富男が、船場大川町の宿屋に泊まって主人に、「金が有り余って困っている、千両箱を漬物石替わりに使っている」などと言っています。宿屋の主人も信じこみ、「あまりお客様にお泊りいただけないので、いろんなこ...
あ~お

卯の日詣り~桂米朝

卯の日詣り~桂米朝中船場の金満家の旦那。中年過ぎてから"せむし"になりましたが、友人や芸人なども多くやって参ります。回りの髪結いで町の幇間とでもいう便利屋の磯七が訪ねてまいります。
た~と

茶漬け間男(二階借り)~桂米朝・三遊亭圓生

桂米朝~茶漬け間男(二階借り) ある女房、突然お風呂へ行くと言い出して亭主がお茶漬けを食べていますが家を飛び出します。外で待っていたのは間男。いつもは出会い茶屋に行くのですが男は財布を忘れてきたと言い、お前のところの二階を借りようと言い出し...
か~こ

掛取り(掛取万歳)~三遊亭圓生・春風亭柳枝・柳家さん喬

掛取万歳~三遊亭圓生【動画】【落語】_三遊亭圓生_掛取万歳_2of2今日は大晦日。年が明けますと十五日くらいまでは掛取りもできない風潮でしたので、商売人は皆この日に払ってもらおうために町を駆けずり回っています。さて長屋に住む男。家賃や日々の...
さ~そ

七福神(かつぎや・正月丁稚)~桂米朝・笑福亭松鶴他

七福神~桂米朝【動画】近所の毘沙門天に毎日お参りをしている喜六。居眠りをしておりますと、毘沙門天がやって来て起こします。「いつもお参りしてもらっているので今日は良い目をさせてやろう。これから福の神仲間の宴会がある。連れて行ってやろう。」と、...
さ~そ

質屋蔵~桂米朝・三遊亭圓生・桂歌丸・柳家権太楼【動画】

蔵に化け物が出るという噂を確かめに質屋蔵~桂米朝 ある質屋。番頭を呼び出して「何か私に隠していることはないか」と聞きます。風呂屋に行ったら「質屋」「蔵」「化け物」「幽霊」などというのが小耳に入ったと言う。
は~ほ

一人酒盛~三遊亭圓生・桂米朝・柳家小さん・笑福亭松鶴

また燗をつけといてくれよ一人酒盛~三遊亭圓生仕事に出かけようとしていた留公。急用があると聞いて熊五郎の家にやってきます。熊五郎は「昔世話をした男が長らく上方に行っていたがひさしぶりに来て酒を持ってきたので一緒にやらないかと思ったが、仕事なら...
か~こ

釜猫~桂米朝

悪魔祓いに空釜を焚け釜猫~桂米朝ある商家の若旦那。遊びが過ぎて旦那から「七日間家から出てはならん、禁足じゃ」と言われます。若旦那は暇でしょうがない、何度も店の表側にある手水場に入っては表を眺めています。そこへ通りかかったのが、床屋の職人です...