新聞記事~春風亭一之輔・柳家さん光・春風亭朝也






お笑い・漫才芸人列伝お笑い・漫才芸人列伝
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。

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天ぷら屋だけに

新聞記事

八五郎がご隠居のところへ話をしに来くるとご隠居は「お前は新聞を読んでいるか?」と聞きます。「読んでいる」と答えた八五郎。隠居に近頃どんな記事に目が止まったかと聞かれ「旅順陥落。大掃除したら古い新聞が出てきて今真珠湾攻撃に入っている」と言います。

ご隠居あきれて、では今朝の新聞は見ていないだろうと言い、天ぷら屋の竹さんが泥棒に殺された記事が出ていたと言います。

竹さんは剣術の心得があるが生兵法は大怪我の元。脇にあった薪ざっぽうを掴んで構え、泥棒は逆上して持っていた日本刀で切りかかったが、竹さんは体をかわし、小手を叩いて刀を落としたところを馬乗りになる。ここで油断が出た。

泥棒は懐に持っていた匕首で竹さんの胸を刺し、そのまま逃げてしまった。しかし、この泥棒五分経つか経たないうちに挙げられた。と隠居は続けます。男は「それはいい供養になった。しかし、よくすぐに挙げられたものだ」と言いますと、ご隠居答えて「入った家が天ぷら屋だけにすぐ揚げられる」。

落とし噺と知った八五郎、これは面白い。誰かに言ってやろうと外へ。

覚書

上方の『阿弥陀池」を昭和初期に昔々亭桃太郎が改作、『新聞記事』の題にして東京で広く演られるようになりました。昭和後期からは三遊亭圓楽や柳亭痴楽が持ちネタにしていました。

春風亭一之輔 新聞記事(ショート版)

新聞記事 三遊亭王楽

三遊亭圓楽の最後の弟子(27番目)。父親は三遊亭好楽。好楽は王楽が生まれた当時は彦六門下で、彦六の死去に伴って圓楽門下に移籍しているので、親子とも圓楽一門。王楽にとって好楽は父親であり兄弟子でもあるという関係になります。

ちなみに彦六は王楽の本名”一夫”の名付け親。彦六は正蔵・馬楽を名乗る前に三代目圓楽を名乗っており、王楽は三代目に本名、五代目に芸名と二人の圓楽に2つの名前をつけてもらったことになります。

新聞記事~柳家さん光

柳家権太楼門下の二つ目。

落語 新聞記事(Spotify)

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春風亭一之輔/新聞記事

落語 新聞記事 ディスコグラフィ

柳亭痴楽
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