両国八景~三遊亭圓生・林家正蔵・雷門助六






お笑い・漫才芸人列伝お笑い・漫才芸人列伝
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。

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両国八景~雷門助六(八代目)

夏場の縁日、カーバイト(アセチレン)の灯りの匂いの中で露店をまわるのは楽しみなものでした。居酒屋で小僧をからかいながら飲んでいる熊五郎、いつまでもねばって帰らず、ここへ入ってきた兄貴分の虎が勘定を払って外へ連れ出します。

両国広小路まで来ると、花火が上がり、いろんな露店では香具師(やし)が大きな声で口上を並べています。「さぁ、どんな病でも治る”五臓円の練り薬”いつもは二十文だが、口開けのお客さんに限り十文だ」と怪しげな薬売り。

接ぎ粉屋では「陶器が割れたときは、焼き接ぎ屋に持って行くが時間がかかる。この”早接ぎの粉”があればご重宝。錦絵のお皿や丼に接ぎ跡が残って嫌だというお方は、この金粉を塗れば、金の早継ぎになる」と口上を述べています。熊五郎、試してやろうとこの接ぎ粉を口に入れてもぐもぐとやりだしますと、口がひっついてしまいます。

覚書

前半は「居酒屋」後半は「がまの油」のような風情で、香具師達の口上が楽しい噺です。三遊亭圓生、林家正蔵、八代目 雷門助六なども高座にかけていましたが、現在音源は入手困難となっています。

落語 両国八景 ディスコグラフィ

現在、流通している音源は無いようです。

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