香典返し~三遊亭円歌



香典返し~三遊亭円歌

父親が遊びもせず買いたいものも買わずに築いた伊勢屋の身代を継いだ息子。

孝行したいが供物だけで勘弁してください、と仏壇を拝んでいるところへ、「倅、せがれ」と仏壇から声がかかります。

お前の改心と私が悪いことをしなかったから、娑婆に返る許しが出たのだと言う。

父親は、「頼みがある。小遣いがほしいんだ」と言い、「今まで遊び一つしなかったが、死んだら気持ちが変わって、今、若い子ができたんだ」と五十両を仏壇の上に乗せてくれと言います。

五十両を仏壇の上にのせますと、フっと消える。またしばらくすると二十両、次は二十五両と続きます。

女将は、最近金が二百五十両ほどなくなっている、若い子でもできたのかと詰め寄ります。

演芸作家の大野桂作「息子の脛」。
死んだ父親が息子に遊びの金をねだるという落語らしい話ですね。

マクラの艶笑噺「縁の下の間男」のほうがおもしろい・・かも。

こちらも合わせてたっぷりどうぞ