頓馬の使者~柳家小さん





NEW!!お笑い・漫才芸人列伝
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治から戦前のお笑いを支えた漫才、音曲の数々、70年代の演芸ブーム、80年代の漫才ブームから現在に至る数々の芸人を、映像と音声で紹介します。

明治・大正・昭和初期(エンタツ・アチャコ、ミスワカナ・玉松一郎、砂川捨丸・中村春代他)
昭和中期~後期(いとし・こいし、ダイマル・ラケット、やすし・きよし他 追加中)
平成~令和(鋭意準備中!)


山田洋次作 恋女房の死を伝えに行く熊さん

頓馬の使者~柳家小さん


江戸の頃、女房のお菊に首ったけの八五郎、友達に誘われて吉原に遊びに行きますがこれがお菊に知れて家を追い出されてしまいます。

夫婦喧嘩は犬も食わないと長屋の連中も放っておきますが、このお菊が流行病で急に亡くなってしまいます。

長屋の月番の熊さんが大家の所へ行き、八五郎に知らせてくると言いますと大家はどういうふうに知らせるつもりだと引き止めます。

八五郎は、昨年の暮れに飼い猫が死んだのを聞いただけで三日三晩寝込んだ男だから、恋女房が死んだなんて聞いたらそのまま死んでしまうかもしれない。そうなればお前は八五郎を殺した下手人だ。下手すればさらし首になる。

遠回しに話をして向こうの腹のできたところで話さなければいけないと言われた熊さん、八五郎の家に向かいます。

熊を見つけた八五郎にお菊は達者かと聞かれ、達者だと答えたもののどう切り出そうと思案のあげく、

女房なんてくだらない、あんな無駄なものはない。お菊さんだってお前を家から追い出した。などと悪口を言い「死んだ人間の悪口は言いたくないが」と口をすべらせます。

八五郎、これを聞きとがめますが「達者だが、仮に、お菊さんが死んだっておかしくない、俺だってお前だって死ぬんだ」

「本当のことを言ってくれ」と言われた熊さん「元気だよ。横になって息するの忘れてしまっただけなんだ」と言います。

泣き出す八五郎を連れて熊さん、長屋に帰ってきます。

覚書

「男はつらいよ」で知られる山田洋次監督が1970年代に柳家小さんのために書いた新作落語。「真二つ」「頓馬の使者」「目玉」の三作を提供しています。

柳家さん喬など柳家一門に引き継がれています。

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