遊山船~笑福亭松鶴・桂ざこば・桂雀三郎・林家小染



遊山船~笑福亭松鶴


夏の夜、浪速橋へ夕涼みに来た喜六と清八。

橋の上にはたくさんの物売り店、大川にはたくさんの夕涼みの船が出ていてそのまた陽気なこと。
「割ったぁ!、割ったあ!、カチワリや、カチワリや!」
「新田西瓜はどうじゃ! 種まで赤いで!」
「烏丸枇杷(からすまびわ)湯とう」
大屋形(船)に乗って芸妓衆に舞妓、仲居に板場まで乗せて優雅に楽しんでいる人々の後には、揃いの錨模様の浴衣で「竜田川には紅葉を散らし」と『野崎詣り』の稽古屋らしき船がやってまいります。

「さても綺麗な錨の模様」と褒めると、「風が吹いても流れんように」と下の句で答えが帰ってくる。

粋なものだと感心した喜六。
女房に錨の浴衣を着せて同じ趣向をしてみようと家に帰ります。

覚書

言葉遊びがこれでもかと盛り込まれた噺で、松鶴は夏になると楽しそうに演じていました。

反面、笑いの「間」を誤るとおもしろさが半減する難しい噺でもあり、ボケツッコミのタイミングは上方ならではのものであるように思います。

遊山船~桂ざこば

遊山船~桂雀三郎

遊山船~林家小染

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