貝野村(手水まわし)~桂小南・桂文珍・桂雀々・笑福亭鶴光・笑福亭生喬



貝野村~桂小南


大阪船場で二十人余りの使用人で呉服屋を営むお店。
大旦那の若旦那の二人で若旦那は「今業平」と言われるほどの良い男。

ここに出入りの棟梁の世話で丹波貝野村の庄屋の娘「おもよ」が女中に入ります。

「おもよ」は歳は十八で背はすらりと高く色白で、目元もぱっちりとした別嬪さん。

おもよは若旦那につきっきり、若旦那も何かにつけておもよ、おもよと大事にしておりました。

あるとき、若旦那が商用で九州へ向い、その間におもよの国元から母親の具合が悪いとの知らせが入り、暇をとります。

代わりに来たのが名前は「おもよ」と言い、歳も十八と、もとのおもよと一緒ですが、背は低く色は黒く下がり目で鼻は通らず口は鰐口という・・。

覚書

上方落語で、笑福亭松鶴などが時折高座にかけていました。

若旦那とおもよの恋物語、おもよを迎えに走る熊さんのドタバタ、二人が結婚してからの里帰りで「手水を回してくれ」と若旦那が頼んだのを意味がわからず「長い頭」を回し、違うと言われると大阪まで行って宿で同じように「手水を回してくれ」と頼んでみようと出かけて行き、、などなどもうどんな噺かわからなくなるいかにも上方落語らしい噺ではあります。

この「手水をまわす」というくだりを独立させたのが「手水廻し」で、現在では上の段は語らず滑稽噺として演じられることが多くなっています。

手水廻し~桂文珍

手水廻し~桂雀々

手水廻し~笑福亭鶴光

手水廻し~笑福亭生喬

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