蛸芝居~桂吉朝・笑福亭松鶴・桂文枝・桂吉弥【動画】



桂吉朝~蛸芝居

船場の砂糖問屋は店の主人も使用人もこぞって芝居好き。
朝、使用人たちの起きるのが遅いと、主人自ら三番叟を踏んで起こします。

丁稚たちに掃除を命じますがすぐ芝居を始めて一向にはかどらない。
さすがに業を煮やした主人は、丁稚たちに芝居を禁じますが・・

覚書

芝居で屋号や役者の住んでいる町の名前で褒めるというのは、上方でも見られますが、
落語家を黒門町、稲荷町のように町名で褒めるのはなくなりましたが、こちらは上方よりも江戸のほうが風情があっていいですね。さすがに「尼崎センター前!」はないでしょう・・。

初代桂文治の作で六代目松鶴などがよく演っていました。
さまざまな芝居のパロディですので元の芝居を知っているともっと楽しめますが、
出入りの魚屋、買った蛸までが芝居をして墨を吹いて暗転、「だんまりの場」を展開し、六方を踏んで逃走するという落語らしい噺です。

サゲは「黒豆三粒持ってきて」「タコに当てられた」というものですが、
上方の地口でもあり、さっぱりわからないという向きも多かろうと思います。

蛸に当たった時は、黒豆を三粒食べたら治るという風習というかおまじないがもとになっています。
文枝のものではしゃっくりの止め方やこのタコに当たった時に黒豆を三粒食べるという説明をマクラで仕込んでいます。

笑福亭松鶴~蛸芝居


脳溢血で倒れられる前の音源でしょうか、なめらかな語り口です。

桂文枝~蛸芝居

桂吉弥~蛸芝居

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