竹の水仙~桂歌丸・柳家小さん・京山幸枝若・柳家喬太郎


お笑い・漫才芸人列伝お笑い・漫才芸人列伝
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。

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名工左甚五郎 神奈川の宿

竹の水仙~桂歌丸

三井越後屋より大黒の製作を依頼された左甚五郎。代金を百両と決めて手付に三十両をもらい、「いつ頃できるかわからないので出来れば知らせる」と言って使いを帰します。懐はあたたかく京も飽きたので江戸へでも行ってみるかと東へ。あっちで遊びこっちに寄り道をして一文無しで神奈川の宿までやってきます。

甚五郎の風体を見て宿屋の客引きは誰も声をかけませんが、ある宿屋の主人にようやく声をかけられ、「しばらくの間やっかいになりたい。一日に三升の酒、うまい魚をどんどんほしい、代金はまとめてでかまわないか。」と聞いてこの宿屋に入ります。

毎日の贅沢な飲み食いに宿の食材も底をついたとおかみが主人に愚痴をこぼし、主人は仕方なく勘定を催促に向かい、一文無しだとわかってしまいます。

覚書

三井の大黒」の前日譚で、三井越後屋から大黒彫刻の依頼を受けるところから始まります。

竹は六十年あるいは百二十年に一度花が咲き、根がつながっている竹が一斉に花を咲かせて藪ごと枯れてしまいます。このため竹の花を見ると不吉なことがある、寿命が縮まるという風説があります。

この噺のもともとのサゲ、「竹に花を咲かせると寿命が縮まる」というのもこれにかけたものです。

竹の水仙~柳家小さん

竹の水仙【浪曲】~京山幸枝若

柳家喬太郎 竹の水仙

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桂歌丸/竹の水仙

柳家花緑/竹の水仙

三遊亭兼好/竹の水仙

京山幸枝若/竹の水仙

落語 竹の水仙 ディスコグラフィー

三遊亭兼好(CD) 柳家花緑(CD) 桂文我(CD) 三遊亭歌之介(CD)

コメント

  1. […] 作を頼まれて江戸へ出かける途中、神奈川の宿で一文無しになって宿屋で居続けをする『竹の水仙』、江戸に入って大工政五郎の世話になる『三井の大黒』、仙台の宿では自分の宿屋を […]

  2. […] 二代目橫谷宗珉の話で、志ん朝以後ほとんど聞かれなくなっています。『抜け雀』、『竹の水仙』、『ねずみ』などの名人の話は、作ったものや描いたものが動き出したりしますが、無一文で大酒を飲んで何日も逗留、というのもお決まりの筋立てです。 […]

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