看板の一(看板のピン)~柳家小三治・桂米助・三遊亭兼好・春風亭昇太






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ご隠居の手管に完敗 真似をした男は

看板のピン 柳家小三治

サイコロを1つだけ使ってやる博打を”ちょぼいち”と言い、若い者が集まって「今日もやろう」と言いますが、皆持ち合わせが少なく、昔博打で鳴らしたと噂のご隠居を誘います。

ご隠居は、「年取って目も疎く耳も遠くなったが・・」と言いながら一遍だけ相手になってやろうと胴(親)をとります。

さて勝負となりますが、ご隠居が伏せた壺皿の横にサイコロが出ていてこれがピン(一の目)。皆ピンに張ると言い、一人は兄貴から借りてきた金もつぎ込みます。

覚書

「看板の一」と書いて「かんばんのピン」と読ませます。「ピンからキリまで」のピンで、ポルトガル語のPintaが語源です。

四代目小さん以来の東京ネタですが、米朝が昭和三十年代に移して上方でもよく演じられます。

米朝は、「サイコロや壺皿を扱うしぐさは下手でもよい、ご隠居の人物の演じ方を大切にしなければいけない。カモになりそうなもうろく爺にするか、まだまだ食えないところのある親父にするのか、酸い甘いも味わい尽くした好々爺にするか演者の腹で工夫することが慣用だ。」と話しています。

看板のピン 桂米助

看板のピン~三遊亭兼好

看板のピン~春風亭昇太

落語 看板のピン(Spotify)

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桂宮治/看板の一

古今亭今輔/看板のピン

落語 看板のピン ディスコグラフィ

柳家小さん

桂米朝

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