猫屏風(小泉八雲・猫を描いた少年)~柳家喬太郎



猫屏風~柳家喬太郎


ある寺に預けられている小僧、頭も良く機転もきき和尚もかわいがっていますが、絵を書くのが好きで、朝から晩までずっと猫の絵ばかりを描いている。

和尚は、それでは修行にならない。仕置だと言って今日は一人、本堂で寝るようにと言いつけられます。

小僧は、はじめは大したことないと思っていましたが、夜が更けてくると心細く、気を紛らわすために猫の絵を書き始めます。

翌朝。起きてきた和尚は本堂中に描かれた猫にあきれ果て、また、みごとな猫の絵に感嘆し、この才能ある者を寺に閉じ込めるよりも寺を出て広く世間を見たほうがよいだろうと、本日より寺を出て行くようにと言います。

覚書

古典の風合いの噺ですが、東北から中国・四国地方に渡る広い地域に伝わる民話『絵猫と鼠』を、小泉八雲が「猫を描いた少年」として出版、これをもとに柳家喬太郎が落語に仕上げた新作落語です。

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