森の石松(次郎長伝)~広沢虎造【動画】



馬鹿は死ななきゃ治らない

子供でも知ってたこのフレーズ。
義には強いが情けに弱い石松の物語です。

石松金比羅代参


遠州森町よい茶の出所。娘やりたやお茶摘に。
文久二年の三月の半ば、石松が次郎長に金比羅参りを頼まれます。

尾張亀崎で深見村長兵ヱの仇、代官竹垣三郎兵衛と保下田の久六を討った次郎長一家(清水次郎長伝)

事前に金比羅様へ仇討祈願をしていたが、まだお礼参りに行っていないため、石松に代参をさせます。

石松三十石船道中


広沢虎造が一世を風靡したのがこの「石松三十石船道中」です。
「酒飲みねぇ寿司を食いねぇ、江戸っ子だってねぇ」「神田の生まれよ」
というくだりは、CMなどでも使われて虎造を知らなくてもこのセリフに聴き覚えがある人も多いでしょう。

金比羅代参を済ませた石松が、大阪の八軒屋から京都伏見まで船に乗って乗客の話に耳を傾けます。

お国自慢から豪傑の話、そして親分衆の話になり。。

石松と見受山鎌太郎

石松は、三十石船の乗り合い衆の話で、五年後には街道一の親分になると言われていた評判のよい侠客 草津追分の見受山鎌太郎のところへと向かいます。

鎌太郎は快く迎え、石松に、七年前に亡くなった次郎長の女房お蝶の法事に、香典の真似事をさせてほしいと頼みます。

石松は田舎の駆け出しが何を、、、と思いますが。。

石松と都鳥一家


見受山鎌太郎のところから一路東上する石松。

遠州都田村に差し掛かり、兄貴分の小松村七五郎のところへ寄ろうと思っていたところ、都鳥一家の三兄弟に声をかけられて世話になることに。

都鳥に頼まれ、鎌太郎から預かった香典百両を貸したが一向に返す様子がない。

石松と七五郎


都鳥に誘われて釣りに行った帰り、石松は小松村の閻魔堂で小松村七五郎に呼び止められます。

小松村まではほんの目と鼻の先。なぜうちに寄らないと責める七五郎。

石松は事情を話し、貸した百両を取り返してから七五郎のところへ行こうと思っていたと言いますが、七五郎は貸した金は戻らないと言います。

閻魔堂の騙し討ち


石松を家に連れ帰った七五郎は、百両を工面して石松に渡しますが石松は受け取らず、酒を飲んだ勢いで、今から金を取りに行くと都鳥一家のところへ戻ります。

都鳥の家に戻った石松は、見慣れない客人3人に悪態をついて寝てしまいますが、この三人は清水一家に殺された保下田久六の子分で、都鳥に、親分の敵 石松を殺害すると言います。

都鳥はこの話に乗り、石松に借金を返すから、三人が待ち伏せをしている小松村近くの閻魔堂に誘い出します。

お民の度胸


傷だらけで七五郎の家に来た石松を、七五郎は押し入れに押し込み、都鳥と刺し違える腹で女房のお民に離縁を告げますが、お民は笑って聞きません。

追ってきた都鳥一家が七五郎の家の扉を叩きます。

石松の最後


都鳥一家が引き上げたあと、石松は浜松の医者へ行って、身体を治してもらってから、この仇討ちをすると言い、一緒に行くと言う七五郎を断って外へ出ます。

しかし、深手を負っている石松は思うように足が進まず、ようやく閻魔堂にたどりつき、腰を下ろして休みます。

そこへまた都鳥一家が戻ってきます。石松は閻魔堂の裏に隠れますが、都鳥たちは、「石松は卑怯者だ」と悪態をつきます。

為五郎の悪事(本座村の為五郎)


石松殺しから三日後、天竜川の川端にある本座村為五郎のところへ、都鳥一家が通りかかります。

為五郎は石松の一件を知っています。

そこへ次郎長の一行がこちらへ向かってきますが。まだ石松が殺されたことは知らない様子。
為五郎は都鳥一家を物置に隠して次郎長一行を迎え、石松が殺されたことを告げます。

講演には残っていませんが、この話には続きがあり、次郎長一行が為五郎の家を離れたあと、都鳥は子分の伊賀蔵に次郎長の後を追わせて、都鳥吉兵ヱが為五郎の家に着いたと告げます。

引き返した次郎長一行に都鳥吉兵ヱは、石松を殺したのは国龍屋亀吉だと言い、仲の悪い亀吉を次郎長に殺させようと仕向けます。

これを嘘だと見抜き、次郎長は気を許しません。

都鳥は小松村七兵衛と次郎長が会って真相を告げる前に次郎長を殺そうとしますが、警戒した次郎長は飯も風呂も交代にして見張りを立ててこれを許さず、都鳥一行は山に隠れ五十両の金で仲裁を頼みますが次郎長は受け付けません。

その後、伊豆の金平とともに総勢十八人で清水の次朗長宅を襲いますが、次郎長は体調を崩して別宅におり難を逃れます。

追分三五郎


次郎長一家の宴席で、河豚が振舞われ、食べた二十七人のうち十六人は助かりましたが、十一人が死んでしまいます。

次郎長は河豚を食べておらず無事でしたが、この話に尾ひれがつき、次郎長がフグを食べて虫の息だという噂になります。

この噂を耳にした都鳥一家は、この機に次郎長の首をとってしまおうという計略を立て、十一人で追分宿の青木屋という宿屋の離れを借りて酒を飲み始めます。

これを聞いていたのがこの店の常連で次郎長の子分、追分三五郎。

追分宿の仇討ち 清水次郎長伝


追分三五郎の知らせを聞いた次郎長。にっこり笑って
「馬鹿は死ななきゃ治らない」
「向こうが十一人ならこっちも十一人で行こう」と人選を始めます。

青木家の亭主の台詞が泣かせます。
「草葉の上に置く露の、風待つほどの命だった」

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