手紙無筆(無筆の手紙・平の陰)~桂文朝・笑福亭鶴志・笑福亭鶴光



その手紙、裏じゃないですか?

手紙無筆~桂文明

職人の兄貴のもとに八公が手紙を持って来て、いつも読んで貰う提灯屋がいないので日頃学問があると自慢している兄貴に読んでほしいと言います。

兄貴も無筆ですが日頃偉そうに言っていますので読めないとは言いにくい。「四五日置いてまた来い」「鳥目だからだめだ」などと言って断ります。

八公、本当のところは読めないんじゃないかと疑いますので兄貴はそれなら読んでやると手紙を広げます。

覚書

「無筆」という言葉ももう使われなくなりました。昔は読み書きのできない人が結構いたように思いますが、実際のところ男に関してはそうでもなかったようです。

江戸時代、武家では幼少の頃から自宅や寺子屋に通って勉強していましたので、男はほぼ100%、江戸後期には町人も男は七割方は読み書きができ、女性は学問よりも家庭を守ればよいという風潮でしたので学問よりも習い事に行くほうが多かったとは言え、二割程度は読み書きができたといいます。

現在の世界水準から見ても非常に高い識字率ですが、明治の学校制度が始まってようやく男女の識字率に差がなくなっていきます。

平の陰~笑福亭鶴志

無筆の手紙~笑福亭鶴光

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