後生鰻~桂歌丸・古今亭志ん生






お笑い・漫才芸人列伝お笑い・漫才芸人列伝
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。

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後生鰻~桂歌丸

あるご隠居。信心深く、殺生はしない。蚊に血を吸われても痛い痒いを我慢して吸わしてあげるほど。ある日、浅草の観音様へお詣りをしまして天王橋のところまできますと、鰻屋が鰻を割き台に乗せてキリを通そうとしています。

ご隠居あわてて鰻屋に駆け寄り、「その鰻をどうするつもりだ。」と聞きます。鰻屋は「お客様の注文で蒲焼を作るんです。」と答えますが、「その鰻が何の悪いことをした。川へ離してやりなさい。」

当然ながら承知しない鰻屋に、ご隠居は「私が買う。」と言い出します。

覚書

「淀川」という上方の噺が明治期に東京へ移りました。「放生会」という題で語られることもあります。

後生(ごしょう)というのは仏語で、今生=この世、後生=あの世を指します。本来「後生だからお願いします。」というのは、”この世の借りはあの世で返すからお願いします。”という意味ですが、この噺では「よい後生をした=よい功徳をした」という意味で使われます。

後生鰻~古今亭志ん生

サゲに使われるのはもともとは『赤ん坊』でしたが、笑うに笑えないところもあり、後年は『女房』になって定着しています。志ん生のサゲは、赤ん坊になっていますが生々しく感じさせないところはさすがです。

後生鰻~五街道雲助

後生鰻~三遊亭小円朝

落語 後生鰻 (Spotify)

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落語 後生鰻 ディスコグラフィ

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