大安売り~桂三枝



向こうが勝ったり、こちらが負けたりでごんす

大安売り~桂三枝

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町内の若い者が集まっておりますと、町内出身の小柄な関取「玉二つ」が通りかかります。

この前の江戸の本場所はどうだったと聞くと、関取は「勝ったり負けたりでごんす」と答えます。

これだけ勝ったと自慢しないのは偉いと褒め、初日は固くなって鈍な相撲を取りまして負けました。二日目は注文相撲をしかけたが相手の身が軽く負けました。三日目は相手の足をとりましたが大きな男で上から押さえられてヘタッと負けました。

それ以降も負け続けての十戦全敗。勝ったり負けたりと言っていたではないかと言いますと、「向こうが勝ったりこっちが負けたり」


上方落語で長らく埋もれていましたが、橘ノ園都が伝授して多く高座にかかるようになりました。

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