坊主の遊び(剃刀・坊主茶屋)~三遊亭圓歌・桂米朝・古今亭志ん朝・古今亭志ん生



浅い川なら裾までまくれ深くなるほど帯を解く

坊主の遊び~三遊亭圓歌

蔵前の大店、息子に家督を譲りまして旦那は頭を丸めて楽隠居。
床屋の大将を連れて吉原へ繰り出します。

床屋の大将、普段はよい人ですが酒が入ると人にからむ「からみ酒」。
前にも酒でしくじっていますので、今日は酒は飲まないと約束をせて座敷に上がります。

はなからお床入りというのも味気ないと芸者や幇間を呼んで騒ぎ、旦那は酒が進んで顔が真っ赤になっております。

おもしろくないのは床屋の大将、相方に頼んで酒をもらって旦那に隠れて飲みはじめ、やがていつもの調子で飲んで方々にからみはじめます。

覚書

初見世に限らず花魁が来ないということは吉原の常とは言え、なかなか来ない花魁、やっと来たと思ったら酔いが回っていて「じいさんも坊主も嫌い」と言いながら酔いつぶれて寝てしまう。

このままじゃ気が収まらない、なんとか意趣返しをしてやろうと懐に入れてあった剃刀を取り出し、、というところからサゲに入っていくのですが、中盤の芸者遊びの描写のほうが楽しめます。

坊主茶屋~桂米朝


上方では坊主茶屋の題で、舞台は大坂新町の「吉原」
新町の吉原は江戸でいう「けころ」最下級の売春宿が立ち並ぶところです。

天井は染みだらけ、布団は変な匂いがする。
壁には客が書いた「酔いは醒めるし煙草は切れる 命に別状ないばかり」というような都々逸。

女は最初は二十五・六かと思て、中に入ってじっと見たら三十五・六、風呂から上がってきたら四十五・六、今寝てるの見たら家の母親より上やで。

一緒に来て隣の部屋にいるヨシマに声をかけますと女に鼻が無いのだと怖がっています。

このままでは帰る気にならんとあたりを見回しますと剃刀が落ちています。

坊主の遊び~古今亭志ん朝

坊主の遊び~古今亭志ん生

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