古典落語 興津要編(続・続々)

古典落語 興津要編について

落語に興味を持った人が必ず目にするこの本。

興津要氏(大正13年(1924年)-平成11年(1999年))は、早稲田大学の名誉教授として落語、戯作、ジャーナリズムを中心とした近世文学の研究を行い、1972年から1974年にかけて「古典落語」(全6巻)を編纂、現在に至るまで落語の入門者から噺家、研究者の必読本となっています。

本を手元にごゆっくり聴き比べをしてみてください。


古典落語(上)
興津要編
(講談社文庫)

古典落語(下)
興津要編
(講談社文庫)

古典落語(続)
興津要編
(講談社学術文庫)

古典落語(続々)
興津要編
(講談社文庫)

古典落語(続々々)
興津要編
(講談社文庫)

古典落語(大尾)
興津要編
(講談社文庫)


古典落語(続)


古典落語(続)
興津要編
(講談社学術文庫)

《演目》
堀の内 二十四孝 真田小僧 しめこみ おせつ徳三郎 しの字ぎらい 五人廻し 疝気の虫 大工調べ ろくろ首 町内の若い衆 万金丹 蛙茶番 宮戸川 文違い 王子の狐 汲みたて 火事むすこ ひとつ穴 妾馬 品川心中 引越しの夢 紙入れ 蕎麦の殿様 富久 住吉駕籠 どうらんの幸助 貝野村 百年目 千両みかん たちぎれ 池田の猪買い 三十石 お玉牛 ざこ八


演 目
概  要
聴き比べ
61.堀の内 粗忽者の熊五郎。なんとか自分の粗忽を治そうと、堀之内の御祖師様に毎日お参りに行くことにします。 翌朝、女房に起こされると堀之内へ行くことを忘れている、顔を洗おうとすれば箪笥を開けて水が無いと言う、ザルに水をためようとする、お鉢のフタを器に顔を洗い、ネコを手ぬぐいと間違えると 三遊亭圓遊, 三遊亭小遊三, 古今亭志ん朝, 桂枝雀, 立川談志
62.二十四孝 大家が一軒の亭主に小言を言っています。 ここには三十六軒あるがのべつ喧嘩をしてるのはお前のところだけだ。今朝はどうしたんだと聞きますと、 今日は寝坊したんで、仕事を休んで湯に行ってから一杯やろうと思ってたら、魚屋が鯵を買ってくれないかと来た。 三遊亭圓生, 三遊亭金馬, 古今亭志ん朝, 林家正蔵(八代目・彦六の正蔵), 立川談志
63.真田小僧 小遣いをもらおうと、お父つぁんの肩を叩こうか、腰をさすってやろうか、お茶を入れてやろうかとまとわりつく息子。 うるさいから外へ遊びに行けと言われて 三遊亭圓生, 三遊亭金馬, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 柳家小さん(五代目), 立川談志
64.しめこみ 日の暮れ方にある長屋に入った泥棒、風呂敷に着物を包んでさて逃げようと思ったところに家人の帰って来る足音。 長屋の一方口で裏口もありません。仕方なく風呂敷を置いたまま台所の板を上げると糠味噌桶の裏へ 三遊亭圓窓, 古今亭志ん朝, 桂文楽 |
65.おせつ徳三郎 大店の娘で器量よしの「おせつ」が縁談を断り続ける理由とは 三遊亭圓生, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 柳家小さん(五代目)
66.しの字ぎらい
67.五人廻し 明治初めの吉原。売れっ子の花魁喜瀬川を待っていますが夜が更けても一向に現れない。 寝ずの番の若い衆(牛・ぎゅう)が、男の部屋に入ります。 三遊亭圓生, 五街道雲助, 古今亭右朝, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 林家正蔵(八代目・彦六の正蔵), 立川談志
68.疝気の虫 明治の時代のお話。 ある医者が変な虫を見つけ、「つぶしてしまおうか」と呟きますと、 虫が「助けてください」と言います。 聞くと、自分は疝気の虫だと言います。 古今亭志ん生, 立川談志
69.大工調べ 大工の棟梁が弟子の与太郎になぜ仕事に出てこないのだと聞きますと、長屋の家賃を溜めすぎて大家に道具箱を取られ、溜めた一両と八百文の家賃を払うまで返さないと言われたのだと言います。 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 春風亭柳朝, 柳家小さん(五代目), 柳家小三治, 立川志らく, 立川談志
70.ろくろ首 叔父の家にやってきた与太郎。兄貴が嫁をもらって子供ができ、兄貴とおかみさんが差向いで「あなたや」「お前さん」とか言ってうらやましい。自分も嫁がほしいと話します。 柳家小三治, 桂ざこば, 桂文我, 立川志の輔, 立川談志
71.町内の若い衆 ある職人の男が、大将のところを訪ねますと、応対に出たおかみさんがお茶を出し、主人は生憎寄り合いにでかけて留守だと言います。 男はいつも家の中をきれいにしてらっしゃる、大将も働き者だと茶話をしていますと庭のほうで工事の音がする。 三遊亭圓楽, 古今亭志ん生, 古今亭菊之丞, 柳家権太楼
72.万金丹 旅の二人、路銀も尽きて口にするものは水ばかり。もう歩けないというところで古寺を見つけます。 住職は快く二人を迎え、雑炊を振る舞われて食べてみますと赤土と藁の入ったひどいもの 柳家さん喬, 柳家小さん(五代目), 桂歌丸, 立川談志, 笑福亭仁鶴
73.蛙茶番 ある商店で店の者や出入りの商人が茶番(素人芝居)をやることになります。 演し物は天竺徳兵衛謀反譲り場。 店に舞台を拵えて準備万端ですが幕が開きません。 三遊亭圓生, 三遊亭小遊三, 三遊亭金馬, 柳家小三治
74.宮戸川 お花半七なれそめ 将棋に凝っている半七、今日も夜遅くまで碁会所に入り浸りで家に帰りますが家に入れてもらえません。 一方、半七の幼馴染で向かいに住むお花も友達の家で歌加留多をしていて遅く 三遊亭圓楽, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 柳家喬太郎, 立川談志
75.文違い 内藤新宿の遊女お杉、馴染みの半七に「今、お父っつぁんが来て、これっきり親子の縁を切っても良いから二十円を用立ててほしいと言ってきた。お前と一緒になるのに親は面倒だ 三笑亭可楽, 三遊亭圓生, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生
76.王子の狐 王子の狐 王子稲荷へ参詣した男、帰りに狐が年頃の女に化けるところを目撃します。 化かされる前に化かしてやろうと、「お玉さんじゃありませんか?」と声をかけ、 三笑亭可楽, 三遊亭圓楽, 三遊亭圓遊, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 春風亭柳枝, 柳家小さん(五代目), 金原亭馬生
77.汲みたて 若い女師匠目当てに稽古事に通う男たち。集まって師匠の話をしております。 炬燵の中で師匠の手をにぎったに向こうも握り返してくる。 三遊亭圓楽, 三遊亭圓生, 三遊亭小遊三, 古今亭志ん彌
78.火事むすこ ある冬の夜、神田三河町の伊勢屋という大きな質屋の近所が火事になります。風上なので飛び火の心配も無いだろうとは言いながら、人様のお品を預かる商売、蔵に目張りもしていないようなことでは店の信用に関わると左官を呼びますがこういう時には忙しく来てくれません。 古今亭志ん朝・三遊亭圓生・古今亭志ん生・林家正蔵
79.ひとつ穴 旦那に女ができたという噂を聞いた女房、飯炊きの権助に旦那の伴をして様子をさぐるように言いつけます。 権助は途中ではぐれたふりをして、旦那の後をつけて 三遊亭圓生
80.妾馬 大家が八五郎を呼び、大名・赤井御門守様の側室に上がったお前の妹のお鶴がお世継ぎを産んだ。ついては八五郎にも褒美をくださるので 三笑亭可楽, 三遊亭圓生, 三遊亭金馬, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 柳家さん喬
81.品川心中 品川遊郭の白木屋でずっと板頭(いたがしら)を張っていたお染。 トウが立って来まして小じわを白粉で隠し、この間まで鼻先であしらっていた子供にいい客がついて自分が二番三番に 三遊亭圓生, 古今亭志ん朝, 春風亭柳朝, 立川談志, 金原亭馬生
82.引越しの夢 船場で古手屋を扱う商家に、口入れ屋を通じて別嬪の女中が来ます。 出迎えた番頭は女中に、給金は半期で六円しかないが、十銭、二十銭なりをお客に内入れ(手付金)をしてもらい、その分をワシがドガチャガしてあんたの 三遊亭圓生, 三遊亭小遊三, 古今亭志ん朝, 桂文我, 桂枝雀, 桂米朝
83.紙入れ 貸本屋の新吉。出入り先のおかみさんと割りない仲が続いています。 おかみさんから、今日は旦那の帰りがないから泊まりにおいでと手紙をもらい、それを紙入れにしまって出かけます。 三遊亭圓生, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 古今亭志ん輔, 古今亭菊之丞, 柳家喬太郎, 柳家小さん(五代目), 桂歌丸, 立川談志, 立川談笑
84.蕎麦の殿様 さる殿様、ある日親戚の園遊会に呼ばれて、その席で蕎麦打ちの実演を見ます。 殿様は、蕎麦というものは最初から細長いものだと思っていたが、ああやって出来るものかと大層感心してお帰りになり 三遊亭圓生
85.富久 酒にだらしなくいろんなお店や旦那をしくじって仕事がままならない幇間 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 桂文楽, 立川談志, 金原亭馬生
86.住吉駕籠 客待ちをしている駕籠屋。兄貴分が呼び込みをしますが一向に駕籠に乗る客はありません。 兄貴分が小用を足してくるからその間に客を呼んでおけと言い、弟分は 桂吉朝, 桂米朝, 桂雀々, 立川志の輔, 立川談志
87.どうらんの幸助 喧嘩の仲裁が唯一の趣味という割木屋のおやっさん お半長右衛門の話を聞きつけ 桂小南治, 桂文我, 桂文珍, 桂枝雀, 桂米朝
88.貝野村 大阪船場で二十人余りの使用人で呉服屋を営むお店。 大旦那の若旦那の二人で若旦那は「今業平」と言われるほどの良い男。 ここに出入りの棟梁の世話で丹波貝野村の庄屋の娘「おもよ」が女中に入ります。 桂子南
89.百年目 春、桜は満開。しかし、船場の大店に勤める番頭は、今日も小僧たちに小言を言い、得意先廻りをすると言って出かけます。 三遊亭圓生, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 桂米朝, 立川志の輔
90.千両みかん 呉服屋の若旦那。急に患いつき十日あまりも食べるものも食べずに寝込んでしまいます。 医者は「これは心の病、気の病で心に思っていることがなくなれば、良くなるだろう」と 五街道雲助, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 柳家小三治, 桂枝雀, 桂米朝, 立川志の輔, 金原亭馬生
91.たちぎれ 舞台は船場の大店から始まります。親戚一同が集まって、若旦那についてなにやら相談をしている様子。 若旦那は丁稚をつかまえて事情を聞き出します。 最近、新町(色町)に通いづめの若旦那に、番頭の発案で乞食に 春風亭柳好, 桂吉朝, 桂文枝(五代目), 桂米朝
92.池田の猪買い 近所のご隠居 甚兵衛のところへ来た男がどうも最近体が冷えると言いますと、猪の肉は体を温める、薬食いと言うので食べてみてはどうか。 男が早速横町で買ってこようと言うのを止め 桂文我, 桂文珍, 桂春団治, 桂枝雀, 桂米朝, 立川談志
93.三十石 大坂から奈良を越えて伊勢参り 大津へ出て京都から大坂に戻る壮大な連作の最終話。伏見から大坂三軒茶屋へ向かいます。 笑福亭松鶴, 三遊亭圓生
94.お玉牛 村の若い者が集まって何やら話をしています。 こういう連中が集まって話をすると言えば、村一の別嬪さん「玉ちゃん」のこと。 桂ざこば, 桂子南, 桂春団治(三代目)
95.ざこ八 枡屋新兵衛を訪ねた男。 叔父さん、眼鏡屋の弟の鶴でございます、十年ほど東京へ行っていてずいぶんご無沙汰しておりますと挨拶をします。 町内の様子がずいぶん変わっていると 桂三木助(三代目), 桂南光(べかこ)

古典落語(続々)


古典落語(続々)
興津要編
(講談社文庫)

《演目》
子ほめ 粗忽の釘 浮世床 藪入り 雛鍔 御神酒徳利 お見立て 三軒長屋 ずっこけ うそつき村 三年目 金の大黒 夏どろ 茶の湯 宿屋の仇討ち 化け物使い 羽織の遊び 小言念仏 突き落とし 碁泥 味噌蔵 田能久 あくび指南 巌流島 うどんや 野崎まいり あわび貝 夢八 宇治の柴舟 へっつい盗人 佐々木裁き はてなの茶碗

演 目
概  要
聴き比べ
96.子ほめ ご隠居を訪ねた男「タダの酒があるって聞いてきたんですが」 「タダの酒じゃない、灘の酒だ」 ご隠居、タダの酒を飲みたいならもう少し愛想よくしないといけない。 柳家喬太郎, 柳家小さん(五代目), 桂吉朝, 桂枝雀, 立川談志
97.粗忽の釘 引っ越し最中の家。箪笥や畳などの大きな家財は運び出しが終わり、亭主があとは俺が一人で持っていくと大きな風呂敷を広げ、大きなものから順に積んでいきます。 柳家小さん(五代目), 柳家小三治, 桂枝雀, 滝川鯉昇
98.浮世床 昔の床屋というのは若い者のたまり場で、将棋盤、碁盤、貸本など遊び道具には事欠かず退屈はしませんでした。 ある床屋に今日も男達が集まっています。 三遊亭圓生, 三遊亭圓遊, 露の五郎兵衛
99.藪入り 昔の奉公というのは、ほんの十歳くらいの頃に商家などに入り、食事や寝泊りをしながら仕事を憶えていき、手代、番当と 三遊亭圓楽, 三遊亭好楽, 三遊亭金馬, 古今亭今輔, 柳家小三治
100.雛鍔 植木屋があるお屋敷で仕事をしていますと、家の七・八歳の若様が庭に出てきます。 泉水のところで四文銭を拾い、お付きの年寄りに 「じい、これはなんじゃ」と聞きます。 三遊亭金馬, 古今亭志ん朝, 春風亭一之輔, 柳亭市馬, 桂小南(二代目), 立川志の輔
101.御神酒徳利 江戸馬喰町の旅籠。徳川家から拝領した葵の御紋の入ったお神酒徳利は、年に一度、正月に時にしか出しません。 さて、大晦日のすす払いの当日、番頭が水を飲もうと台所に入ると、この大切なお神酒徳利が 三遊亭圓生, 柳家小さん(五代目), 柳家小三治, 桂三木助(三代目), 桂文珍, 立川志の輔
102.お見立て 吉原の喜瀬川花魁のもとへ毎日のように通って来る地方人の杢兵衛さん。 喜瀬川はこの男が嫌でたまらない。 「いま病気だと言って追い返しとくれ」と牛太郎に頼みます。 古今亭志ん朝, 春風亭柳好
103.三軒長屋 昔ながらの三軒長屋の右手に鳶の政五郎、左手に「一刀流指南」という看板を出している剣術の先生、この二軒に挟まれた真ん中にお妾さんが女中と一緒に住んでいます。 三遊亭圓生, 三遊亭金馬, 三遊亭金馬(四代目), 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 古今亭志ん生(四代目), 柳家小さん(五代目), 柳家小三治, 立川志の輔, 立川談志
104.ずっこけ ある飲み屋。小僧が看板だと告げますが、常連の飲んだくれの熊さん、もう一本だけ飲んだら帰ると言う。 仕方がないのでもう一本出して小僧が注ぎますと言うと、きれいな女ならいいがお前に酌をしてもらってもしょうがない、洒落を言ってもわからないと文句の言いたい放題。 春風亭柳枝, 立川談志
105.うそつき村 ご隠居のもとに弥次郎が訪ねてきて、武者修行をしてきましたと言います。 また嘘八百だろうと思いながらご隠居さん、まぁ話してみろと言いますと、まず北海道では寒いからお茶はすぐ凍りついて皆お茶をかじっている 三遊亭圓生, 三遊亭金馬, 古今亭志ん生, 桂枝雀, 立川談志, 立花家花橘
106.三年目 他人も羨む仲の良い夫婦、妻がふとしたことから病の床につき、主人も一生懸命看病をしますが六人変えた医者もさじを投げ、もう今日か明日かという状況になり 三遊亭圓生, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 柳家小三治
107.金の大黒 家主が店子全員に招集をかけたと聞いて長屋連中は小言か家賃の催促かと戦々恐々。 桂春団治, 立川談志, 笑福亭仁鶴
108.夏どろ 夏の夜中にある長屋に泥棒が入ります。蚊帳燻しを焚きっ放しにしている家を見て、灯も倹約して寝ているらしい、金を溜め込んでいるに違いないと 三遊亭圓遊, 三遊亭金馬, 五街道雲助, 柳家小さん(五代目)
109.茶の湯 蔵前のある大店の旦那。息子に店を譲り、静かな根岸によい物件を見つけて小僧の定吉を連れて隠居をします。 周りには琴や生花などを嗜む風流人が揃っており、自分も何か風流なことを始めたいと 三遊亭圓生, 三遊亭金馬, 柳家小三治
110.宿屋の仇討ち 武蔵屋という宿に静かな部屋をと所望した川越藩藩士。そこへ源兵衛、清八、喜六は魚河岸で働くにぎやかな江戸っ子三人連れが来て 古今亭志ん生, 春風亭柳朝, 柳家権太楼, 桂枝雀, 桂米朝, 立川志の輔, 立川談志
111.化け物使い 本所の割下水の吉田のご隠居、人使いが荒く奉公人が居着きません。 日本橋葭町の桂庵(口入れ屋)千束屋(ちづかや)に紹介されて来たのが杢助(もくすけ) 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 春風亭一之輔, 林家正蔵(八代目・彦六の正蔵), 桂三木助(三代目), 桂南光(べかこ), 立川談志
112.羽織の遊び 町内の若い者が集まって、吉原に行きたいが金がない。 そこへ通りかかった伊勢屋の若旦那。 なよなよとしてキザで色男ぶっているイヤな男だと周りは言いますが、一人が声をかけます。 古今亭志ん朝・三遊亭圓生
113.小言念仏 ある男、毎朝仏壇の前に座って南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏を唱えるのが習慣になっています。 今朝もナムアミダブを唱えながら、花を変えたらどうだ、仏壇を掃除しろ、飯が焦げている、今朝のおかずは何だ、味噌汁の具は何だと小言が絶えません。 三遊亭金馬, 柳家小三治, 桂文珍, 桂米朝
114.突き落とし 金の無い連中が集まって、一銭も払わずに吉原で遊ぼうという悪知恵をめぐらせます。 兄貴分は、俺が考えた趣向がある。これをうまくやればタダで遊べるんだがどうだ?と持ちかけます。 三遊亭圓生, 笑福亭松鶴
115.碁泥 碁と煙草に目のない旦那二人。今日も碁敵が訪ねてきますが碁が打てないようになってしまったと断りを入れます。 家内から、いつも二人が碁を打っているところの畳が焼け焦げだらけになっているのを見せられ、碁は火の用心が悪いのでやめてくれと言われた。 古今亭志ん朝, 春風亭柳橋, 柳家小さん(五代目), 金原亭馬生
116.味噌蔵 しわい屋という味噌問屋。店主はケチで有名なケチ兵衛さん。 四十を過ぎて嫁をもらわず一人で暮らしています。 親類が心配して嫁をもらえと言いますが、子供でもできれば金がかかってしょうがない、ととりあいません 三笑亭可楽, 三遊亭圓遊, 柳亭市馬, 柳家小三治, 桂三木助(三代目), 立川談志
117.田能久 阿波徳島の田能村の百姓 久兵衛。芝居好きで役者としても上手く好きな者が集まって『田能久一座』を結成して村々を巡業をするようになります。この人気を聞きつけて、伊予宇和島から依頼が来たので出かけ、大した評判になって毎日満員続き。 三遊亭圓生, 立川談志
118.あくび指南 ある男、あくびの稽古をしに行きたいと友達を誘います。 あくびなんてのは稽古する必要はないと言うのを無理に誘って「あくび指南所」へ。 三笑亭可楽, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 桂枝雀, 桂米朝, 立川談志
119.巌流島 浅草の舟着場。浪人らしい侍が乗り込み、もっとそっちへ寄れ。目ばたきをしてはならん。息をするなと言いたい放題。 三笑亭可楽, 三遊亭圓生, 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 立川談志
120.うどんや 冬の夜、かつぎ屋台のうどん屋に酔っ払いがやってきます。 酔っぱらいにからまれ、女には怒られ今日はさんざん。 ある大店の前を通りかかると小さな声でうどん屋を呼ぶ声が。 三笑亭可楽, 柳家小さん(五代目), 柳家小三治, 桂吉朝, 桂枝雀
121.野崎まいり 毎年5月1日から10日間の野崎詣りは大変大勢の人で賑わいます。 喜六と清八も野崎詣りに向かっていますが、徳庵堤(とっかんづつみ)にかかったところで、喜六が足が痛いと言い出し、船に乗ることに。 桂春団治, 桂春団治(三代目), 桂梅團治, 笑福亭松之助
122.あわび貝 仕事に行ったが途中で身体の調子が悪くなって帰って来た男。 考えたら腹が減ってるんだ。飯を食わせろと女房のお光に言いますが、飯も米も金もないと言う。 三遊亭圓楽, 三遊亭百生, 古今亭志ん生, 林家木久扇, 桂文枝(五代目)
123.夢八 ご隠居の甚兵衛のもとに「寝てて食える仕事はないか」と来た夢八。 よくしゃべるから幇間持ちはどうだと甚兵衛が言うと、あれは懲りた。寒くて太鼓のバチが持てないと夜番(夜回り)と勘違いして夜番の難しさを滔々と 三遊亭百生, 桂子南, 桂雀々, 露の五郎兵衛
124.宇治の柴舟 大阪の材木問屋の若旦那。しばらく臥せっていて床が上がらない。 大勢の医者に来てもらったが見立てがはっきりしない。今日来てもらった医者が薬はいらない 桂子南
125.へっつい盗人 ご隠居の甚兵衛のもとに「寝てて食える仕事はないか」と来た夢八。 よくしゃべるから幇間持ちはどうだと甚兵衛が言うと、あれは懲りた。寒くて太鼓のバチが持てないと夜番(夜回り)と勘違いして夜番の難しさを滔々と 三遊亭百生, 春風亭昇太, 桂春団治, 桂雀々
126.佐々木裁き 名奉行で知られた佐々木信濃守が市中の見回りをしていますと、奉行の裁きを真似ている子供たちがいます。 近寄っていきますと、下役の子供が「こら! 吟味の邪魔だ向こうへ寄れ!」と追い払われます。 三遊亭圓生, 古今亭志ん朝, 桂枝雀, 桂米朝
127.はてなの茶碗 茶道具や茶碗の鑑定では京都一の目ききと名高い茶道具屋の金兵衛。 ある日、この茶金さんが、清水観音下音羽の滝の茶店で茶をのんでいましたが、湯のみ茶碗をひっくり返したり、日に透かしてみたり 古今亭志ん朝, 古今亭志ん生, 桂枝雀, 桂米朝

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