反対俥(いらち俥)~柳家喬太郎・林家染二・三遊亭遊雀・柳家権太楼・柳家花緑・桂春団治(初代)



反対俥~柳家喬太郎

明治から大正にかけて、人力車が人と足となっていた時代。

神田近く。終電までに上野駅に行きたいと、俥屋を探してしいる男。見つけたのは今川橋で居眠りをしている車夫。

上野まで急いでくれと乗り込みますと梶棒が上がらない。男が体をそらせてようやく梶棒が上がりますが、今度は上がりすぎて足をばたばたさせている。

ようやく進み出しましますが、いっこうに走り出さずゆっくりと歩いている。

若い車夫に抜かれると「若い者に花を持たせましょう」年取った車夫に抜かれても「年寄りにも花を持たせましょう」ととりあわない。

あげくに心臓が悪く昨日まで入院していたが、入院費が足らずに車夫をしている。走ると死んでしまうかもしれないと言い出します。

急いでいるので俥を乗り換えると、今度はねじり鉢巻で筋肉隆々のいかにも早そうな車夫。

ところがこの俥屋。早いのはよいが土管なども乗り越えてしょっちゅうジャンプ。

覚書

東京では「反対俥」上方では「いらち俥」。

典型的な「見る落語」で、二人目の車夫とのやりとりを演じ手がジャンプしながら演り、汗だくになっていく様子になんとも引き込まれていきます。

いらち俥~林家染二

反対俥~三遊亭遊雀(柳家三太楼)

反対俥~柳家権太楼

反対俥~柳家花緑

いらち俥~桂春団治(初代)

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