十徳~春風亭柳枝・三遊亭百生・立川談志・桂そうば





お笑い・漫才芸人列伝NEW!!
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。



十徳~春風亭柳枝

ご隠居のところへやってきた男、どうも機嫌の悪い様子。

今、床屋で仲間に、今通った隠居が着ている着物は何と言うと聞かれたが、知らないというのも癪にさわるので、「帷子のねんねこだ」と答えたが、ばかにされたのがくやしいので聞きに来たと言う。

隠居は、「これは十徳という。そのいわれは、立てば衣のごとく、座れば羽織のごとく、ごとくごとくで十徳だ」
と教えます。

ついでに聞いていきなさいと、
「両国橋は下総の国と武蔵の国の二つの国を結ぶから両国橋という」
「一石橋は、呉服町の呉服屋の後藤と、金吹町の金座御用の後藤が金を出し合って掛けたから、五斗(後藤)と五斗(後藤)で一石だ」
と教えます。

さあ、今度は見ていやがれと床屋に引き返します。

覚書

江戸落語にときおりある洒落づくしと、二番煎じで失敗をするお決まりのストーリーで安心して聞いていられる噺です。

「これはしたり」は、昔の時代劇や歌舞伎などでは「しまった」「びっくりした」の両方の意味に使われてよく聞いたものですが、今ではほぼ死語でわかりにくいかもしれません。

十徳~三遊亭百生

十徳~立川談志

十徳~桂そうば

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