包丁(包丁間男)~三遊亭圓生・桂文珍






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天網恢々疎にして漏らさず

包丁~三遊亭圓生

清元の師匠に生活全般面倒をみてもらって小遣いまでもらっている久治。弟分の寅を相談があると呼び出します。

寅を鰻屋へ誘って酒を飲ませて話すには、「脇に新しい女ができた。嬶とうまく別れて新しい女と一緒になりたい。」

「ついてはお前は今から家に行って持参の酒を飲み、酔ったふりをして嬶の手を引いたりしろ。そこへ俺が出刃包丁持って”間男見つけたり!”と飛び込む。」

「出刃包丁を畳に突き刺して嬶を脅し、田舎の芸者にでも叩き売ってその金を山分けにしようと思うんだがどうだ?」

覚書

上方で「包丁間男」の題で演られていた噺を東京へ移して「えびっちゃま」さらに「包丁」に改題して圓生、志ん生などの大看板で有名になりました。

「えびっちゃま」は、昔この噺を「俺も近頃えびっちゃまだ」と寅のセリフでサゲていたところからとったもので、恵比寿さんのようにあぐらをかいてにこにこ笑って暮らしている様子を言うのですが、昔の上方言葉で、喧嘩などで何を言われても相手にならずニヤニヤしている様子を「えべっちゃまを決める」と言い、相手が「何 えべっちゃま決めてけつかんねん」というように使います。ガラ悪るおまんなぁ。

包丁間男~桂文珍

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