五月幟~春風亭柳枝・柳屋小袁治



五月幟(五月のぼり)~春風亭柳枝


酒呑みの熊さんの家では、息子の初節句というのに祝い事をする金もない。

女房の兄が見かねて人形でも買ってやれと金を渡すのを見ていた熊さん、「俺が人形を買ってくる」と言い出します。

女房は金があると呑んでしまうのでタメだと言いますが、「この金は叔父さんの預かり物。かわいい子供の顔を見たなら呑めるか呑めないか考えてみろ」と金を預かって外へ。

料理屋魚勝の二階から「熊兄ぃ」と声をかけられます。

ヤボ用があるから帰りに寄ると断りますが、若い者が喧嘩の手打ちを仕切って説教のひとつでもしてくれと言う。

断りきれずに上がって手打ちを仕切ると、まぁ一杯、かけつけ三杯と酒を勧められ、最初は断りますが酒が回ってくると気が大きくなり、勘定の足しにしろと叔父さんから預かった金を渡してしまいます。

覚書

端午の節句という季節性もあり、めったに高座にかからない珍しい噺です。

酒呑みには耳の痛い噺ではありますが、熊さんが仲間から慕われている様子や、また終盤は叔父さんの小言を駄洒落で躱すなど落語ならではの展開で憎めない一面もあります。

五月幟~柳屋小袁治

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