ガラガラ~立川志の輔



ガラガラ~立川志の輔

客足がの遠のいてきた西口商店街。起死回生をはかるため、歳末セールの目玉として、ガラガラ抽選会の1等商品を豪華客船での世界一周ペア旅行にして、大勢の客が押し寄せて大盛況となっています。

1等は午前中に既に出ていて、当たった人は大喜び。

休憩に来た商店街の男は、抽選機の業者のにいちゃんに、「1等に予算をかけすぎて、2等以下の玉を1個ずつしか入れていない」のだと告白します。

そこへ「また1等が出た」と男が飛び込んできます。

これを聞いた業者のおにいちゃんは、「そりゃ出るでしょう。1等は7本でしょ」と注文書を見せると、書きなぐった1の文字が7に見える。

あわてる商店街の担当者たち、そこへ会長が入ってきます。

覚書

2006年初演
生活や仕事の中で、思わぬトラブルが起こってしまうのは、ままあります。
いずれもちょっとたミスや勘違いが原因のことが多いのですが、恣意的な不正はあまり印象がよくないですね。

ガラガラ抽選の当たりをごまかすなどは、よくないこととは言いながらありそうな話。
しかし、その後の会長や商店街担当のフォロー、問題が起こってしまった時にどう対処するか、これは「志の輔らくご」の根本をなしていると思います。

笑えないのは、昨今の大企業の検査不正や手抜き工事などなど。何百人、何千人といった会社ぐるみとしかいいようのない不正で、日本人の職人技とその気質を誇りに思っている私は、こういうニュースにふれるたびに悲しくなります。

こちらも合わせてたっぷりどうぞ