ふたなり~桂枝雀・古今亭志ん生【動画】






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桂枝雀~ふたなり

枚方近くの村。猟師の亀右衛門のところに夜分遅くに二人の若い衆が訪ねてきます。「馬を買うと言って借りた村の金十両を枚方の女郎屋で使い込んでしまい、夜逃げするから挨拶に来た」と聞いた亀右衛門は「隣村のおさよ婆から借りてこい」と言いますが、二人は昼でも薄暗い『栴檀の森(せんだんのもり)』を通らなければならないと怖気づいています。

「ワシには何も怖いものはない、ではワシが行ってきてやる」と亀右衛門は家を後にしますが、この亀右衛門、実は大の怖がりで、件の栴檀の森に差し掛かると足が進みません。そこへ若い娘に声をかけられ、狐狸妖怪かと驚きますが、聞けば男と良い仲になり子供もできたが両親は許してくれず駆け落ちの途中、男にここで待っていろと言われたが長らく帰ってこない。

「さては捨てられた。今さら家にも帰れず死のうと思う。また、死ぬについては金もいらないのでこの十両をもらってくれ」と言います。

覚書

題からは艶笑落語としか思えませんが、ばかばかしい落語の代表格です。ふたなりとは男女両方の性器を持つ半陰陽で、先天的に数千人に一人の割合で見られると言われます。

サゲは、上方では「宵に出たなりでございます」東京では「猟師(両子)にございます」になります。どっちでもいいようなサゲですが、東京のほうが含みがあっていいですね。

古今亭志ん生~ふたなり

枝雀のものでは、遺書も書いたがもういらないので、と亀右衛門の懐へ入れる場面がありますが、志ん生のものでは、女の名前が「かめ」で、亀右衛門と同名であることや、遺書を書いたので両親に届けて欲しいというくだりがあり、それを亀右衛門が懐に入れるところが自然に描かれています。

落語 ふたなり ディスコグラフィ

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