しびんの花活け(しびん)~橘ノ圓都・桂文楽・笑福亭生喬



しびんの花活~橘ノ圓都

立派な侍が古道具屋に入り、郷里に帰ることになっので土産に花瓶を買い求めたいと言う。

あれこれと品定めをするうち、尿瓶(しびん)に目がとまり、「これは変わった花活けだな」と手にとります。

道具屋は「お手が汚れます。これは尿瓶でございます」と言いますが、武士は尿瓶を知らないと見えて、「シビンという作者のものか」と言い、値を聞きます。

この道具屋、知らないのであればふっかけてやろうと、五両だと言い、武士はそれならば安いものだと買い求めて帰ります。

覚書

三代目三遊亭円馬が大阪から持ち帰って桂文楽に伝え、文楽もよく高座にかけていました。

サゲは今ではかなりむずかしく、「蛙(カワズ)のツラに小便(ションベン)」から「買わずに帰る」ことを「ションベン」と言っていた時代がありました。

しびん~桂文楽

尿瓶の花活け~笑福亭生喬

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