こぶ取り爺さん~立川志の輔



こぶ取り爺さん~立川志の輔

日本の昔話を英訳して全集として発売したいという依頼を受けて、いくつかの昔話を英訳した翻訳家のもとに編集者のマイケル氏がやってきます。

マイケル氏は、一つだけ本から載せたくない話があると言います。
その話は「こぶとり爺さん」。何がいいたいのかわからないと言います。

「二番目のおじいさんはなぜこぶをつけられたのですか?、とても気の毒です。」
二番目のおじいさんはどんな悪いことをしたのか。

一番目のおじいさんの話を聞いたのが悪い?
鬼の中で踊りを踊ったのが悪い? 

と聞かれ、男は答えられず家族に意見を求めますが・・。

覚書

たしかに、2番目のおじいさんが「どんな悪いことをしたのか」と聞かれると、答えに詰まっちゃいますね。

1番目のおじいさんは心から踊りたいという純真な心で踊り、鬼が感動してもう一度来てもらいたくて、おじいさんの「大事な物」を預かった。2番めのおじいさんは、ただ、こぶをとってもらいたい一心で踊りに魂が入らず、鬼が怒って、もう来なくていいと「大事な物」を返した。

だから、何かをする時には一心不乱に純粋にやらなければならないっていうようなことなんでしょうかね。

むしろ落語チックに、「え~、付け焼き刃は剥げやすいと申しまして、誰かのマネをして、とんでもない目に逢うなんてこともございます。」と始めたほうがこの話にはピッタリくる気がします。

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